ムーミン・コミックス N:13

  • 筑摩書房
3.66
  • (8)
  • (7)
  • (20)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 113
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (86ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480770530

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 備忘メモ。

    ■スナフキンの鉄道
    ムーミン谷の鉄道敷設を阻止したいムーミンと、乗っかって一儲けするつもりのスニフ。ムーミンに助けを求められたスナフキンが色々とスマートに解決。


    ■しあわせな日々
    フローレンとの婚約ごっこに嫌気がさしたムーミンはスナフキンの一人旅についていくが、放浪の旅も向いてなくて、察しの良いスナフキンの計らいで旅からは円満離脱、迎えてくれたフローレンとも仲直り。


    ■まよえる革命家
    悩める青年がやってきて革命を起こそうとするが、うまくいかない。

  • ムーミンとスノークの女の子が婚約ごっこをするタイトル作。
    まだ結婚していないのになぜか一緒の家に住んで同じ部屋で寝ている彼らの関係は何なのだろう?
    まぁ、これが『しあわせな日々』なのでしょう。

    『まよえる革命家』は、ウザい勘違い男に天罰が下ればよいのに…と思いました。
    自分で稼がず他人の受け売りをエラそうにしゃべっている「革命家」を自称した若者を風刺しているのだろうけれど、こういうヤツに食事と居場所を与えちゃダメなんだよね~。

  • スナフキンの鉄道(ラルス)
    しあわせな日々(ラルス)
    まよえる革命家(ラルス)
    の3本


    スナフキンの鉄道
    スニフが金儲けの為にムーミン屋敷から椅子を借りてっちゃってママの言葉
    「ぜんぶもちだすつもり?
    まあいいわ・・・床に坐るのも
    いい気分転換よね」
    ポジティブすぎる。

    ムーミン 「あの誇りたかき ワシみたいに 自由になりたいなあ」
    スナフキン「まあな 遠目にはなんでも自由に見えるものさ」

    スナフキンの旅にむりやりついてきたものの、荷物が重くて減らしながら歩くムーミン。
    南に向かっていると言いながら
    同じ場所をぐるぐる回っているだけだった。
    無事にムーミンは家にスナフキンは一人旅へ。

    スナフキンもそんなミスするんだね。意外!

  • ≪県立図書館≫

    「しあわせな日々」が、特におもしろかった。
    うはははは。

  • ムーミン谷の幸せな生活...最初にひとりぼっちのムーミンを読んだせいか、今思い返すとあの話すごく悲しい感じだったなぁ。

  • 3話とも弟さん作

    スニフがいっぱい出てくる以外はそんなに違和感かんじなくなってきたような

    ムーミン谷に鉄道をつくるっていうのを妨害する話と
    婚約ごっこにうんざりする話と
    ルフスって若者が革命したがる話

  • 絶対に「え、ムーミンついて来るの?うぜぇな」と思った筈なのに黙ってついてこさせてあげるスナフキンのいい奴っぷりに涙が出そうな思いです。私なら…まきますね。サラッとまいて翌年の春に「ああゴメン、あの時はぐれちゃってさ」とか何食わぬ顔で再会して一件落着。
    そんな非道な真似をしないスナフキン、ムーミンと彼女の仲直り(=ムーミンがもうついて来ない)に一番ホッとしたのは多分彼である。

    なんだかつくづく思ったけれど、ムーミンとスナフキンの友情ってスナフキンの懐深さのみによって成り立ってるよなぁと。かなりの一方通行感だ。

  • ムーミンコミックス第13巻。
    「しあわせな日々」
    「社会を変えよう 」
    「ムーミンと鉄道」

  • 2007/1/20購入

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1914年、ヘルシンキ生まれ。画家・作家。父が彫刻家、母が画家という芸術家一家に育つ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。66年、国際アンデルセン賞作家賞、84年にフィンランド国民文学賞を受賞。主な作品に、「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)、『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(以上講談社)など。

「2023年 『MOOMIN ポストカードブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

トーベ・ヤンソンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×