手・足・肉・体: Hiromi1955

  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480803344

感想・レビュー・書評

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  • うーん、やっぱりヌードは美しいほうが良い。

  • 詩人は僧侶だった。
    本当はそんなことなくて、相変わらず自分に正直で赤裸々に淫乱で男と性交のことを紡いでいるのだけれど、どこか気高く、僧侶の持つ厳粛な雰囲気に重なるのだ。
    この詩集、伊藤比呂美の裸体の写真もついていて、子供を産んだ裸体、子供を育てた裸体が何かの証であるかのように写し出されている。
    その何かを僕は説明出来ないのだが、その途中経過を省いて出た答えが「僧侶」ということになる。
    伊藤比呂美はこの先、尼さんになるのではなかろうか?

  • なんていうか、にんげん、なのでした。

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著者プロフィール

伊藤比呂美
1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。80年代の女性詩人ブームをリードし、『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。「女の生」に寄り添い、独自の文学に昇華する創作姿勢が共感を呼び、人生相談の回答者としても長年の支持を得る。米国・カリフォルニアと熊本を往復しながら活動を続け、介護や老い、死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)『犬心』『閉経記』『父の生きる』、お経の現代語訳に取り組んだ『読み解き「般若心経」』『たどたどしく声に出して読む歎異抄』を刊行。2018年より熊本に拠点を移す。その他の著書に『切腹考』『たそがれてゆく子さん』『道行きや』などがある。

「2022年 『伊藤ふきげん製作所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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