つむじ風食堂の夜

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 640
レビュー : 130
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480803696

感想・レビュー・書評

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  • 《スープのことばかり〜》が良かったのでこちらもありがたき図書館で借りさせていただきました。独特のふわふわゆるゆるな感じでさらさらと短時間で読んでしまいました。もうちょい町の部分が分かれば嬉しかったなぁ。主人公の部屋はよく分かったんだけどね。

  • 読み終わった後が心地良い。

  • 黄昏がやってきてお腹が空くと
    霧の中の洋食屋に行きたくなる
    そしてお気に入りのカフェを
    みつけたくなる
    居心地のいい空間でいただく珈琲は
    格別なんだから…
    幸せってそういうもんなんだと
    気づかされるそんな本。。

  • 万歩計を買ってみようかな。

    ここではないどこか。
    でも宇宙の中
    ふわふわ浮きながら、どこか遠くへ
    珈琲の香りのする処へ。

  • 小さな町の小さな食堂に集まる人々の話。
    読み進めると、話に惹きつけられてくる。
    時折、自己の存在の必然性と相対性を表現していて、主人公と一緒に考えさせられた。

  • 『それからはスープのことばかり考えて暮らした』が良かったので。
    ゆったりとした感じは同じだけどこっちのが少し難しい。まだ、この話の本当に伝えたい部分が理解しきれてないような気がする。すぐに読めるから何度も読むといいのかな。

  • なにかが始まりそうな予感で終わる話。
    なんでもない日常で、なんにもない日常が大切なんだろうと思わせる話です。

    野心がなく、多くを求めない主人公を書くのがうまいですね

  • もし、電車に乗り遅れて、ひとり駅に取り残されたとしても、まぁ、あわてるなと。黙って待っていれば、次の電車の一番乗りになれるからって

  • 久しぶりに「小説だ」と思える本と読んだなぁと感じました。
    本のなかに広がる、小さくて美しい世界。
    何気なく手に取った本でしたが、読んだことを少しも後悔しない一冊でした。
    とても静かに、しかし確かに心に届く本です。
    余話までもが読後の余韻を与えてくれて、非常に心地よい。文句なし。

  • 親しい人と、温かい食事をとりたくなる本でした。

    ゴッホの『夜のカフェテラス』という絵を連想させる、柔らかい光を放つ食堂。

    マイペースな主人公が考えることや、とる行動は、優しさに満ちていて穏やかな気持ちになりました。

    父親を思い出すあたりは、自分に置き換えて懐かしい気持ちに。

    作者は違いますが『センセイの鞄』と漂う空気感が似ている。
    また、時間をおいて読み返してみたいです。

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著者プロフィール

吉田篤弘

1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作と装幀の仕事を続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『金曜日の本』『京都で考えた』『あること、ないこと』など著書多数。

「2019年 『天使も怪物も眠る夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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