睦家四姉妹図 (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
3.43
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本棚登録 : 170
感想 : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480805003

作品紹介・あらすじ

横浜は戸塚区の原宿の家で、睦家の四姉妹、貞子・夏子・陽子・恵美理はそれぞれの人生模様を生きていく――。平成の日本を浮き彫りにする傑作ホームドラマ。

感想・レビュー・書評

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  • 普通に居そうな四姉妹家族の話。

    隣の家の話をじっくりと読んだ感じ。
    何年か毎に分かれてて読みやすかった。

    性格もバラバラな四姉妹がそれぞれの人生をいき
    母の誕生日に集まるのが恒例。
    なんか素敵な家族。

    ドラマでありそうた題材だけど面白かった。

  • 筑摩書房のPR誌「ちくま」に連載されていたそうで、読もうとしてテーブルに積んでいると、横から「それ知ってるわよ!」とか言われて、気をそがれている間に「知っている」はずの人が先に読んでいました。
     「面白かった?」と聞くと、「まあ、読んでみなさいよ」とか何とかケムに巻かれて、読みました。「三人姉妹」はチェーホフで、「四人姉妹」は谷崎でしよ、なんていう世代の読者はきょとんとなさるかもしれませんが、「平成四人姉妹物語」で、毎年のお正月の(実はお母さんの誕生日の)記念写真小説でした。
     作の構成のアイデアがいいんでしょうね。あっという間に読み終えることができました。20数年の歳月をいかにダイジェストして見せるか、なんか、そういう「うまさ」を感じましたが、なんだかなぞっただけのような気もします。良くも悪くも「今風」なんでしょうね。
     ブログにも感想書きました。読んでいただけると嬉しいです。
     https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/?ctgy=21
     

  • こういった兄弟姉妹のあれこれある物語は大好きです。
    睦家四姉妹もご両親の大きな愛情に包まれて育っていることがわかる気持ちのいい話でした。

  • 睦家 両親+四姉妹を主人公にしたホームドラマ。
    各章ごとに家族写真の並び順記載があり、あ〜何年後か、結婚したんだ〜 というのがわかって面白い。

  • 4姉妹の家族のお話。1月2日のお正月とお母さんの誕生日で離れて暮らす4姉妹が集まる。大体4年に1回ぐらいの章。その月日は、バブル絶頂期の昭和の終わりから阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件、同時多発テロや東日本大震災。さまざまなことが起こり、そしてそれと同時に4姉妹が結婚したり子供が出来たり離婚したり新しい彼氏が出来たりとなかなか忙しい。


    私も3姉妹だからか、なんだか親近感湧いたし、女兄弟ってこんなかんじよねって思ったり、たしかに女ばかりの兄弟は結婚した家を出て行くだろうがなんやかんやで実家に顔を出して、意外に賑やかだったりする。寂しくなるなんて意外に一瞬であとは娘時代よりもうるさかったりするよね。



    親が老いるということを少し考えさせられる物語でもあった。


    2021.8.7 読了

  • 八重子さんイイなぁ。

  • 久しぶりの藤谷治・小説。
    四姉妹ものを書いていらしたのね、と読み始めました。
    詳しくは→
    https://blog.goo.ne.jp/mkdiechi/e/284e805adbcab29fc94d1ae61cdff3c1

  •  昔ながらのホームドラマって、今は見ることができないな。というようなことを思わせる。

  • 睦家の四人姉妹は、長女から順に貞子、夏子、陽子、恵美里である。貞子二十四歳の昭和の終わり頃から話が始まる。その時々の姉妹の出来事やパートナーとの馴れ初めと別れなど、時代背景と共に描かれていて、昭和の終わりの時代から振りかえさせてくれる。妻は三姉妹だけど、似たような出来事があったのだろうか?過去を振りかえるとあの頃が懐かしくなる。

  • 21/08/22読了
    生活をとりまくいろんなものがゆるやかに変化して、社会的影響の大きな出来事がときには起きて、そのいずれもが生活に多少なりとも影響を与える。程よい距離感で自分の来し方に思いを馳せるよいホームドラマだった

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著者プロフィール

1963年、東京都生まれ。2003年、『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』(小学館)でデビュー。2014年、『世界でいちばん美しい』(小学館)で織田作之助賞を受賞。主な作品に『おがたQ、という女』(小学館)、『下北沢』(リトルモア/ポプラ文庫)、『いつか棺桶はやってくる』(小学館)、『船に乗れ!』(ジャイブ/ポプラ文庫)、『我が異邦』(新潮社)、『燃えよ、あんず』(小学館)など多数。エッセイ集に『小説は君のためにある』(ちくまプリマ―新書)など。

「2021年 『睦家四姉妹図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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