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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784480805232
作品紹介・あらすじ
この小説は迷うための地図。一文ずつ小さく折り畳まれたそれをひらけば、言葉を読むんじゃなくて、言葉に読まれているよう。
――尾崎世界観(ミュージシャン・小説家)
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語りは未知なる情景を相手に伝えるためのものだが、一方で言葉はそれ自身次の言葉を求めて自在に繁茂していく。そのふたつが合わさったとき、小説は一文一文、一語一語、圧倒的な速度で跳躍しながら、読む者を〈現在〉の強度へと誘いつづける。
2019年『する、されるユートピア』で中原中也賞、2023年『この世の喜びよ』で芥川賞に輝く、詩人・作家が放つ、言葉を読む原初的な快楽に溢れる最新短編集!
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言葉が奔り、物語が跳ねる!
一文ごと一語ごとに世界が相貌を変えていく――めくるめく体験に満ちた9つの小宇宙!
感想・レビュー・書評
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芥川賞受賞作家らしい作品集だ
「移動そのもの」
「老いる彼女は家で」
「旅は育ての親」がまずまず好みで読めた -
文学的な文章であるあまりに、物語の本質がわからない。何度読み直しても理解できず、断念。
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一編がごく短い短編集。文も通るし意味も成り立ってるんだろうけど、正直さっぱりわからん。ただ、それが難解というわけでもなく、破綻してるというわけでもなく、そういう不快感とかはない。
たぶん、わからないままでいいんだろう。 -
“家族というのは、忘れたというのが許したに繋がると、互いに思い込んで初めて成り立つような場である。”(p.107)
“無事起きられる、家に帰り着いて鍵が締まっていて火が出てない、そういう時の安堵といったらない、信じていたものがそうであることの他に、日々得られる確かさというものはない。”(p.127)
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かなり読みにくい文体だった
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短編集9篇
わかりにくいシチュエーション、人間関係、突然現れる事象になかなかついていけなかった。
しまうまと猿の登場する遺骨との物々交換の表題作、口内炎が出来たことから展開する医院の待合室での赤ちゃんを抱いてしまった主人公を描く「人々の大いなる口」が気になった。
著者プロフィール
井戸川射子の作品
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