本の本: 書評集1994-2007

著者 :
  • 筑摩書房
3.74
  • (13)
  • (25)
  • (15)
  • (2)
  • (3)
本棚登録 : 211
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (738ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480814876

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 昔の書評集だが、さくさく読めた。
    タイムリーにこの書評に出会っていれば、充実した読書生活が送れたろうに… と悔やまれる。

  • 面白すぎる。なんでもっと早く読まなかったのだろう。姫野カオルコの「ツ、イ、ラ、ク」の装丁やキャッチに「出版社は営業妨害をしているのか」とか噴き出してしまった。毒とユーモアが効いてて、今まで読んだ本も新たな側面から見ることができました。読書ガイドに一冊持ってたい。

  • やっぱ書評ってその人の好みが出るよな…
    斎藤女史は、わりと尖ってる気がする…

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00502944

  • 買ってきてベッドのわきにおいて、寝る前に書評一つか二つ、700ページ声を読み終えるに6年もかかった。古い書評で1994年のものだから25年前の新刊。四半世紀だ。しかしどの本もそれほど昔と思えないし、小説も古いとか、評論も時代遅れとかは感じない。つまり文学界も論檀もこの25年、さして進化や進歩や新たな発見やパラダイムシフトはなかったってことなんじゃないか。
    ともあれ膨大な内容なのでおりあるごとに役に立つ本。斎藤さんはこの後も筆量健在なので是非2008年から現在までのバージョンを希望。

  • 量が多くて、いくつかまとめて書かれているので、読んだ本を逆引きする感じで使ってる。

  • 対象となる本が読みたくなりますが、読む必要の無いホンもはっきりします。

  • 2013/1/6購入

  • 沢山の本が載せてあり、興味のある本の箇所から読めばたっぷり楽しめる。でも本厚過ぎ。中身の紙が分厚いんだと思う。
    この本が出た頃、紙を厚くしてたいした頁数でもないのに分厚く見せるデザインが流行ってたからそのせい?

  • あ~、やっと全部読んだよ。ずいぶん前に購入したときにつまみ読みして置いてあった。すごいボリュームなんだもの。でも斎藤ファンとしては全部読まなくちゃ!と心に決めてこの度完読。

    寝っ転がって読むには重たすぎるほどのぶ厚さだが、やっぱり面白いんだよね。斎藤さんとはほぼ同年代で、政治やブンガクやらフェミニズムに対する姿勢に、そうそう!とうなずくことが多い。もしかしたら一番共感を感じる書き手かもしれない。文体も好きだ。新潟という「裏日本」の出身であるというところにも、同じような地方出身者としてシンパシーを感じるのだった。

全31件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1956年新潟市生まれ。文芸評論家。1994年『妊娠小説』(筑摩書房)でデビュー。2002年『文章読本さん江』(筑摩書房)で小林秀雄賞。他の著書に『紅一点論』『趣味は読書。』『モダンガール論』『本の本』『学校が教えないほんとうの政治の話』『日本の同時代小説』『中古典のすすめ』等多数。

「2020年 『忖度しません』 で使われていた紹介文から引用しています。」

斎藤美奈子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
角田 光代
豊崎 由美
斎藤 美奈子
湊 かなえ
村上 春樹
武良 布枝
斎藤 美奈子
舞城 王太郎
岡野 宏文
三島由紀夫
吉田 修一
カズオ イシグロ
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×