- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480815163
感想・レビュー・書評
-
この方の翻訳が好きで選んだけど、個人の感性は私とは違っていたようだ。こだわりや想いの捉え方はあまり興味が持てなかった。
でも、この方のエッセイのファンが多いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
岸本佐知子さんの「なんらかの事情」、2012.11発行です。「ちくま」という雑誌に「ネにもつタイプ」として2006~2012連載ものから選び加筆したものだそうです。エッセイのテーマ選びの視線、そしてそれに対する思い・考えがとても面白いなと思います(^-^) 「才能」では、レジでどのラインが早く終わるか考えて並んでもいつも最後になってしまう著者w。トイレ、車、冷蔵庫など「物言う物」が多いなか、本当に口をきいてほしい物は、いろんな臓器からのコンディションだと~! 同感です。特に沈黙の臓器、肝臓から(^-^)
-
なんだか、クラフト・エヴィング商會の小説と、だいぶ昔の川上弘美氏のエッセイを足して2で割ったような…。あら! クラフト・エヴィング商會がこの本を装丁している! この人たち世田谷つながりなのかしらん。
-
初めての作家さんです。
本業は翻訳業とのことですが、なんでこの本を読もうかと思ったかは忘れてしまった。
文章もうまいけど着眼点も独特。キレがあるってこういうことですね。
私のツボではなかったけど気晴らしになりました。