なんらかの事情

著者 :
  • 筑摩書房
3.96
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感想 : 153
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480815163

感想・レビュー・書評

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  • この方の翻訳が好きで選んだけど、個人の感性は私とは違っていたようだ。こだわりや想いの捉え方はあまり興味が持てなかった。
    でも、この方のエッセイのファンが多いと思う。

  • 岸本佐知子さんの「なんらかの事情」、2012.11発行です。「ちくま」という雑誌に「ネにもつタイプ」として2006~2012連載ものから選び加筆したものだそうです。エッセイのテーマ選びの視線、そしてそれに対する思い・考えがとても面白いなと思います(^-^) 「才能」では、レジでどのラインが早く終わるか考えて並んでもいつも最後になってしまう著者w。トイレ、車、冷蔵庫など「物言う物」が多いなか、本当に口をきいてほしい物は、いろんな臓器からのコンディションだと~! 同感です。特に沈黙の臓器、肝臓から(^-^)

  • 図書館で借りました。
    初めての作家さんです。

    変わったところに着目してのエッセイなのだけれど、
    なにか私には合わない。

    なぜこの本を読もうと思ったのか、いつ予約いれたんだったかな?
    とか思いながら…

  • なんだか、クラフト・エヴィング商會の小説と、だいぶ昔の川上弘美氏のエッセイを足して2で割ったような…。あら! クラフト・エヴィング商會がこの本を装丁している! この人たち世田谷つながりなのかしらん。

  • 初めての作家さんです。
    本業は翻訳業とのことですが、なんでこの本を読もうかと思ったかは忘れてしまった。

    文章もうまいけど着眼点も独特。キレがあるってこういうことですね。
    私のツボではなかったけど気晴らしになりました。

著者プロフィール

岸本 佐知子(きしもと・さちこ):上智大学文学部英文学科卒業。翻訳家。主な訳書にルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、ミランダ・ジュライ『最初の悪い男』、ニコルソン・ベイカー『中二階』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、リディア・デイヴィス『話の終わり』、スティーヴン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、ジョージ・ソーンダーズ『十二月の十日』、ショーン・タン『セミ』、アリ・スミス『五月 その他の短篇』。編訳書に『変愛小説集』、『楽しい夜』、『コドモノセカイ』など。著書に『気になる部分』、『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞)、『なんらかの事情』、『死ぬまでに行きたい海』など。

「2023年 『ひみつのしつもん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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