- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480815194
感想・レビュー・書評
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これを読んで、さほど面白がれなかった自分は、ああトシをとったんだなあとつくづく思った。女子同士の「アンタより私が上よ!」というつばぜり合いも、遠くのサル山(失礼)を見るような気持ち。
思い返してみれば、女子同士に限らず、対人関係でのマウンティングのし合いには心当たりがある。表面上友好的な雰囲気を保ちつつ、相手より優位に立とうというこの心理に、覚えがない人などあんまりいないんじゃないかな。中には結構あからさまな人もいたりして。
自分はそのトゲや毒を感じないほど「いい人」ではなく、かといって、それに反撃できるほどの強さもなく、情けないけどヘラヘラとやり過ごしてきたクチだ。これは結構現実的な手立てだと思うのだが、いかんせん、ずっとこれをやってると、イヤになってきちゃうのである。アタシ何やってんだろって。
愛想のないヤツと思われても、うわべだけのつきあいをできるだけ避けて、フラットな態度のできる人を大事にしてつきあうことを心がけているのだが、それがまずまず可能なのも歳をとったおかげだなあと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんだか女同士の会話のほとんどがマウンティングし合っているように思えてきて、もう誰とも会話したくないw
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2014/04/01
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2014/04/12
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「態度や言葉で示す女子のコト」
そうなんだ、、、
踏み台と言うか、下を見て誰かが居ないと安心出来ないのかも知れません(男も同じ)、、、
...「態度や言葉で示す女子のコト」
そうなんだ、、、
踏み台と言うか、下を見て誰かが居ないと安心出来ないのかも知れません(男も同じ)、、、
「自分の幸せ基準持ちたいな」
そうありたいですね。2014/04/15
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瀧波さんと犬山さんが今までどんなマウンティングをしてきて、またされてきたか、と言うのを言い合う対談集。
ついついマウンティングしてしまうのをどうやって防ぐかも書かれてある。
本書は、女子の会話で起こる、何となくのモヤっとを優劣をつけるための「マウンティング」と定義づけて、世間の共通認識にするための本らしい。
瀧波さんと犬山さんの対談が、マウンティングについての考察というよりは、「あるある」の言い合いに終始している感じがして物足りなかった。 -
「うっわぁこの人達性格悪いな……」が率直な感想。しかしそれほどネガティブな意味合いでなく……なんと手厳しい着眼点!邪悪な女性たちの魔女狩りにも似たあぶり出し!!
すべての女性がマウンティングの軸の元、人付き合いをしているかのように思えてきます。
確かにこんな女ばかりではないけどこんな女は一定数いる。
恋愛、仕事、結婚と、20代女性は常に友人とチキンレース……しかしそれって本当に友人なのか。
”おしゃレイプ””クソバイス”はくすっとした。 -
楽しいはずの女子会、なのに何だかもやもやした気分になる理由…これだったのか!
会社で、友人間で、地域で、、マウンティングしあわずにはいられない女たち。
容姿、学歴、人脈、面白さ、経験値、メイク、ファッション、恋愛、結婚未婚、子供関係、旦那のヒエラルキー…
比べてコンプレックスを刺激しあって口撃しあって…
あぁ〜分かりたくない!のに…分かってしまう! -
図書館にて。
当たり前だと思っていたことが、こうやって分析されると空恐ろしい気持ちになってくる・・・。
これも、女が生きていくための術という気もするけれど。いつも本音を言うわけにもいかないし。
マウンティングで様子を見つつ、本音を言える友達は別にいるというのが健全な気がするがどうだろう?
余談だけど、この本が発売されてすぐ、マウンティングという言葉だけ独り歩きして、フジテレビのドラマになったりもしたが、ドラマはあからさまなマウンティング、というよりマウンティングありきでパワーゲームみたいになっていて、この本のように笑顔で殴り合うってのが怖いのにな、全然わかってねーなーと思った。
ホントの殴り合いができたら、逆に簡単なのよってお話なのにね。 -
人と会った後、妙に疲れて「いらんこと言っちゃったな」とか「なんかモヤモヤするな」とか感じるとき。この本に書かれてることが起きてたのかな―と思う。
『羨ましがってるようでバカにする』『自虐のようで自慢』『褒めてるようでけなす』、会話の中にこういう匂いを感じると、つい応戦してしまうことがある。
なんだろうな、ふだん「自分が優位に立ちたい」なんて意識してないのに、そういう気持ちをあえて掘り出されるような会話ってある、たしかに。
本に書かれてるのは、ちょっと行き過ぎてる気はするけども、ストレートに言わず「笑顔で殴り合う」っていうのは言い得て妙かも。 -
何故か図書館で予約行列のこの本、読んでみたところ、確かにこういう人いるいるーとは思ったものの、うーん…これを読み切ったときに、何か学ぶところがあるんだろうか、という疑念が拭いきれず、第一章であきらめることにした。
私、こういう面での鈍感力が高すぎて、もらった嫌味を嫌味と捉えないことがあり(ひどいときは主人に指摘されて気付く勢い…)自分の性格とかについて、あんまり他人の意見を意に介さない傾向もあるので、全然参考にならない感じだった。
あー、最後まで読めなくてごめんなさい。
ラジオやテレビだったら、だらだら聞ける範囲の話なんだけど、わざわざ活字で読みたくはないよぅ…(´-ω-`)
敢えて★をつけるなら、2くらい??
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「私の方が立場が上! 」と態度や言葉で示すマウンティング女子。肉食女子vs草食女子、既婚女子vs独身女子、都会暮らし女子vs田舎暮らし女子……。「女の戦い」の実態に、赤裸々な本音で鋭く迫る! -
自分に自信がないのに、生活には(時間的にも経済的にも)余裕があるとこうなっちゃうのかな。「大変だね」の一言。
仕事や生活が忙しかったら、「聖人」じゃなくても、いちいちこんなことしたりされたりする余裕はないし、されても気にしてられないと思う。
そういう意味で、30代前半くらいまでの独身女性が一番面白く読めるだろう。
子どものデキとか夫の出世とか、女の世界、いちいち比べる人はきっといるだろうけど、(年寄りになると孫がいないと肩身が狭いともきくし)、「もうそんなことどうでもいいわ」という人も増えると思うので、こういう世界に住んでる女性もいつかは抜け出せると思って辛抱してください。
人と比べないと自分の幸せがわからないという人生を歩み続ける人も一定数存在するわけだけど、そうはなりたくないと思わないと抜け出せませんよ。
著者二人は抜け出せたから、客観的に分析できてるわけだし。