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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480816221
作品紹介・あらすじ
「しあわせに死ぬこと」を考えてみると、「今すぐ、しあわせになれる方法」が見えてきます。
感想・レビュー・書評
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ホスピス医として多くの終末医療、緩和ケアに立ち会う経験の中から得られた生き方アドバイスの本です。<BR>
絶対幸せに死ぬには、マイナス面をもありのままに受け入れる良寛さんのようなあり方を理想としながらも、嫌なものは拒否する現実的な無理のない生き方にもOKを出している点に安心感と著者のやさしい眼差しを感じます。<BR>
闘病中の痛みやだるさのケアをホスピスへ通院しながら、並行して病院での治療を行うことや、鎮静剤により睡眠状態へとコントロールする究極の治療法など、末期がんの苦痛も回避できる選択肢があることが分かっただけでも救いに感じます。<BR>
印象的な言葉も多かったです。特に「人と別れるときは、これが最後かもしれないと思って、絶対に相手に嫌な気持ちを残さないように、分かれる。」は心がけたいものです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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