センス入門

著者 :
  • 筑摩書房
3.75
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本棚登録 : 2795
感想 : 215
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480816726

作品紹介・あらすじ

「センスのよさ」は生きていくための切り札です。「暮しの手帖」編集長・松浦弥太郎が教える新しいあなたの作り方。

感想・レビュー・書評

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  • そもそもセンスとはなにか、センスを磨くには、などが書かれた本。
    今はセンスが価値を持ち、お金を生み出しやすい時代だと思うから、自分も積極的に外へ出ていき、色々自身で経験して、それを社会へ循環させていきたい。

    印象に残った言葉▼
    ・自分自身で体験した日々の感動や驚きがない人というのは、人とのコミュニケーションもとても薄いものにしかならない。「また会いたい」とは思えない。
    ・どうやって社会とつながるかこそが、仕事と生活の究極の目的
    ・自分の好みの縛られない場所に行くと「人ってこういうことを求めているんだ」とか「こういうことにお金を使いたいんだ」ということが分かる

  • 半信半疑で買ったけどめちゃくちゃ良かった

  • センスを磨くには、本物に触れて真似てみることだという。美術館でアートに触れることもいいことだろうと思う。私もセンスがいいと言われるように、好奇心を持ち続けたいと思った。

  • センスとは選択の質である。

    失敗を経験すること。失敗しなければ成功の喜びを味わえない。失敗も成功もしないのが一番良くない。

    考える。考えるとは書くこと。ひとりで考える時間をもつ。朝1時間、ペンと紙だけを机に並べて自分の頭に浮かぶ思いを考えとして書く。

    ひとりでする。ひとりでさまざまな経験をする。ひとりなら失敗のハードルが下がるから。

  • 素直に頷ける話から耳の痛い話まで。

  • 周りからセンスが良いと言われると嬉しい。
    でもその言葉は色々なニュアンスが含まれてると常々感じていたが、松浦さんの説くセンスの良さというのは様々な観点から捉えていてどれも腑に落ちた。
    自分以外を否定せずそれぞれの個性を受け入れること、たくさんの物に興味をもち、見て触れてセンスを磨くこと、時には勇気をもって変わることがセンスのよさにつながる。私はまだまだだ。

  • センスが題材になっていますが、今の時代に即した柔軟なものの捉え方、生き方ができる素敵な人、作者の仕事観がテーマになっていると感じました。

    色々と心に残る文章がありましたが、一番響いたのは、「自分は絶対正しくない、と思い続けている」というところです。自分も心がけてはいますが、最近少し自分を過信しすぎていると感じることがあったため、自分への戒めの言葉として受け取りました。
    また、独り占めしないこと、社会貢献の内容から、楽しかったことや感動したことは、もっと周囲に共有していきたいと思いました。
    自分の軸がぶれてきたなと感じた時に、また読み返したい本です。

    追記 挿絵の版画が素敵です。絵に癒されながら、読み進めました。

  • 情報とは本来、自分が実際に見たものや体験したものだけ。
    経験したことをはっきり自分の言葉で言える、これが情報というもの。

  • 聞いたことではなく、自分で、経験することが大切
    おすすめされたものは試してみる

  • センスってめちゃくちゃ感覚的なものやと思ってたけど、しっかり語源化されててわかりやすかった。

    自分にとっての"センス"に違う色をつけてくれた本。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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