- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480816764
感想・レビュー・書評
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面白かったです。
ただ灯台好きにとっては、どの程度フィクション化されているのかが気になります。
やっぱりブラントンが書いた「Building Japan 1868-1876」と「The Japan Lights」を読みたいなぁ。
和訳本が出ないかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どこにあってもいつの時代でも差別ってあるよね。
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あまり印象に残らなかった。
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明治初期、お雇い外国人として日本にやって来たリチャードは暗い日本の海を照らすため、灯台を建てる事業に関わります。けれど現地の人と文化や思想の違いがあり・・・。リチャードは実在の人で、彼が建設したほとんどの灯台が未だに現役で使用されているそうです。
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ストーリー的に少し物足りない気もしたが、爽やかな読後感。リチャードと丈太郎がそれぞれ生きがいを見出だしていく様子に励まされる。田中久重がいい味出している。「お主のことをよく思わない奴らに時を奪われて何とする?…くだらぬ者たちのために脳を動かすのは無駄の極み。人の一生は短いぞ。時がなさすぎる」「難問こそが人生の喜びですわい」
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日本の灯台建築に貢献した、「日本の灯台の父」と呼ばれた英国のリチャード・ブラントンをモデルにしたお話。結構有名な人がいろいろ出てきました。しかもからくり人形とか久留米絣とかアラ鍋とか地元のことが出てきてなんだかかなり親しみも持てて。あっさり読めて面白かったです。点灯(ライツ・オン)!とみんなで叫んで灯台の灯りがともったシーンには思わず感動。店頭で目にして面白そうだったので読んだ作品ですが、この作家さん、超高速!参勤交代やまらそん侍を書かれた方だったとは・・・
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なかなか面白かった。
維新から西洋化していく過程でいろんな葛藤があったんだろなー
通訳としての視点と技術者としての視点と…
リチャードブラントン、灯台の父
犬吠埼灯台も彼が手がけたらしい -
むしろライトノベルか。
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明治時代、灯台造りに携わる人々を描いたエンタメ小説。雇われ外国人技師として灯台を作りに来たリチャードと通訳の丈太郎を中心に話が進む。
コンプレックスを抱える丈太郎の成長が目覚しく読んでいて気持ちいい。村人たちとの交流も良かった。
描写があっさりなところが多かったのが残念。ページ数多くなっても、もっと読みたかった。