私たちはどこから来て、どこへ行くのか: 科学に「いのち」の根源を問う (単行本)
- 筑摩書房 (2015年10月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480818430
感想・レビュー・書評
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対談相手の研究についてより深く知りたい。
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賢い質問をすることは
とても 難しい
その 賢い質問をするために
きちんと 聴き手が準備をしておくことは
本当に大切だ
と 思い知らされる
ただ 話を聴くだけではなく
その 会話がより賢くなるためには
聴き手の知的底力が必要なのだ
と 思い知らされる
なんと よんでいて
わくわくさせてもらったことだろう
理解できた部分は
そう多くないような気もする
いや むしろ解らなかった方が
多いかも知れない
でも この対談に参加させてもらったような
気がして
ちょっとだけ (自分が)賢くなれたような
気もさせてもらっています -
知的興奮が止まらない
腸はエネルギー使うが、調理で消化が良くなった分脳に振り替える事が出来た。
DNAは細胞の部品
階層性を引き離して理解する -
とりあえず一読。面白いと思ったインタビューだけピックアップして、まとめてみようか。
今読んでいる量子力学の本に関わるような内容もあり、なんだか結局いろいろな分野の研究はつながることになっていくのだろうか…と考える。 -
あまりにも哲学的な問い「私たちはどこから来てどこへ行くのか」を科学で考えるというコンセプトがまず面白い。色んな分野の学者さん同士で内容が同じところもあればまったく違うところもあって楽しめた。特に団まりなさんの死生観は興奮を覚えた。進化生物学やっぱり面白いなと思える一冊だった。
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作家の森達也さんが、第一線の科学者10人と自分自身とに訊いたインタビュー集。
ノンフィクションが好きで、そのなかでも最近は、宇宙、進化、脳科学、人工知能あたりを読み漁っている。そんな私の興味にどんぴしゃではまった本。
文系脳で高校授業では生物も物理も選択しておらず、仕事もまったく関係がないにもかかわらず、サイエンス系ノンフィクションを本屋や図書館でみかけると、つい手にとってしまう。そして読んだ後はわかった気になるのだけれど、実際にはたぶんあまりわかっていない。著者のインタビュー中の質問をみると、自分がいかにぼーっと本を読んでいるのかがわかる。
特に福岡伸一さん、長谷川寿一さん、藤井直敬さんとの対談がおもしろいと感じた。 -
思索
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2018.7.7市立図書館
延長して借り直してようやく読了。
自称文系の著者が第一線の理系研究者やサイエンスライターに科学や生命、宇宙についての素朴な疑問をぶつけていく。
もともと2012−2014年にかけてPR誌「ちくま」の連載中もずっと読んでいたのでほぼ再読だけれど、定期的に読み直すと発見があったりより深く考えられたりしそうな対談集。
あらためて読んでみて、福岡伸一、団まりな、村山斉、池谷裕二あたりはとっつきやすくて印象に残っていたとおりだったが、藤井直敬は今回はじめておもしろいと思った。 -
とても難しい本だった。
結局人間は細胞レベルが生きているということだと思った。
ダーウィンの進化論はまだまだいろいろな考えがあると初めて知った。
誰かがこの宇宙や人間を作ったと言う考えの説についてもう少し調べたいと思った。