笑う子規

著者 :
制作 : 天野祐吉 
  • 筑摩書房
3.83
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本棚登録 : 71
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480823724

作品紹介・あらすじ

正岡子規は冗談好きの快活な若者でもあった。子規がこんな句を作っていた!?子規全句からおかしみの句を天野祐吉が選んで南伸坊が絵をつけた新編・子規句集。

感想・レビュー・書評

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  • 「柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺」という句は有名です。
    正岡子規は二万四千もの俳句を作ったのですね。
    句に付けられた天野祐吉氏の短文にもほっこりさせられます。

  • 図書館で借りた本。
    イラストレーションも、いい感じ。
    俳句と言う入り口に、正岡子規さんを、身近に感じる事ができる。

  • 正岡子規の俳句の中から、天野祐吉さんがおかしみの強い句、笑える句を選りすぐって、句解ならぬ「それぞれの句から思い浮かんだあれこれ」を書きつけたという一冊。確かに子規にはユーモアのセンスがあると思うけれど、天野さんの「あれこれ」がそれを上回るほど粋なんだな。南伸坊さんの挿絵も絶妙で、思わずニヤリとしてしまう。

  • 天野祐吉さんと南伸坊さんのコンビ、
    贅沢な本を楽しんだ。
    南伸坊さんの絵の味のあること、
    もうひれ伏したい気持ちになる。

  • 道後近くの博物館前に確かに吊り布で俳句の掲示があった。

  • 南伸坊さんのゆる~~いイラストと、天野祐吉さんの解釈(前書きでは句解では無い、勝手な書きつけであると仰って居ますが、多分大体合ってるような…)が、絶妙。正岡子規はじめての人には入門書として、もとより大好き!って云う方にも改めて共感を得られるような素敵な一冊でした。
    もう少しボリュームが有ったらなあ、と欲張ってみたり。

  • おかしみの正岡子規ってのもまた一興。でも「坂の上の雲」で見た子規の最期を思うと、おかしみの中に潜む哀しみが見えてきて少々切ない。

  • 笑ったりほっこりすると体温は上昇する。
    体が温まる時、こころもあったまる、はず。←これ自論。
    ノボさんの笑える句に、勝手につけた天野さんの短文、伸坊さんのゆるくてチャーミングな挿絵に、クスクスが止まらない。
    辛い生い立ちと精神疾患に揺れる漱石と、重い病いの凄まじい痛みと闘った子規は、苦で繋がってたのではなく、このユーモア、可笑し味で繋がってたんじゃないかと思う。
    2人は一緒に、たくさん笑ってすごしたんじゃないかな。
    可笑しみは、深い親しみでもあって。

    読んでる間、笑う読者になった。ありがとう、ノボさん。好きと思う句が多くて付箋だらけ。
    誰のためでもなく自分のために辛い時こそ、可笑しみを探して、おどけたり、戯れたりして抜ける、身体、こころ、冷え切らないように。

    今度から柿を食べる時は、この長閑な装丁のように右の頬を膨らませて食べようね。法隆寺の鐘、耳に聴こえるかな。

  • ★★★★☆
    のぼさんの剽けた俳句を天野さんの描く短い情景に南さんのイラストを添えて。

    子規の俳句を二・三回頭の中で転がしてから、天野さんの文章を読むのがオススメ。

    俳句の本で吹き出したのは初めて。


    雑煮腹本ヲ読ンデモ猶ヘラズ
    →わかっちゃいるけど、動けないんすよね〜

    子は寝たり飯はくうたり夕涼み
    →うむ。平和な夏の夕べだあ!

    忍ぶれど夏痩にけり我が恋は
    →本歌取りも、のぼさんにかかれば。

    押しかけて余所でめしくう秋のくれ
    →んまいっすよね!

    明月ヤ枝豆ノ林酒ノ池
    →酒池枝豆林

    蝿憎し打つ気になればよりつかず
    →笑笑笑


    すべて抜粋です。天野さんの文もおもしろい。
    家に一冊欲しい。
    (まっきー)

  • 私の好きな句
    えらいひとに なったそうなと 夕涼
    ・・・いい脱力感ですね~♪こう
    ありたいもんです。
    極楽は 赤い蓮に 女かな
    ・・・語るまでもなし!!!!

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