競売ナンバー49の叫び

制作 : Thomas Pynchon  志村 正雄 
  • 筑摩書房
3.61
  • (20)
  • (24)
  • (51)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 196
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480831293

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ポストモダン文学らしさ全開の難解さと面白さ。しかし、ピンチョンの作品の中では一番読みやすいのは本作なのだとか。
    いわいる「アンチミステリー」というか、謎解きに見せかけたアイデンティティーの喪失や模索の物語。謎とされているものはある程度謎のままで終わるので、ミステリー好きな人には不満が残ると思う。日本人で、こういう形式の小説を書くのは、村上春樹ですな。
    固有名詞が独特だったり、翻訳でも要所要所で「あ、ここは何か言葉遊びがされているな」と感じるところがあり、原語で読んだらもっと色々面白いのかもしれない。余計難解になりそうだけど。あと、このレベルの英語を読み解く自信がない。相当時間がかかりそう。
    主人公の「エディパ」という名前にも違和感を覚えたら、綴りは"Oedipa"と書く。ここの部分は解説で読んだのだけれど、ああ、オイディプス王のもじりか!とすぐわかった。
    あと、これは解説を読まなければ気づかなかったことだけれど、ピンチョンもかなりE.A.ポオの影響を受けているのだとか。さすが、my beloved Edgar。笑

    総合して、非常に面白かった。久しぶりに読みごたえある小説だったな、と満足感で満たされました

  • "The Crying of Lot49",Thomas Pynchon

    「生かすも殺すもウィーンでは」 収録。
    Mortality and Mercy in Vienna

    初期作。
    タイトル通り、主人公がパーティー招待客の生殺与奪権を握る展開に。

  • ピンチョン、難解です。ザ・ポストモダン。頭が混乱する。

  • もっともわかりやすいピンチョン。最もエンターテイメントに近いピンチョン。あらゆる意味の完成形。

  • パラノイア的にかいま見える謎や陰謀。

競売ナンバー49の叫びのその他の作品

競売ナンバー49の叫び (サンリオ文庫)の詳細を見る 文庫 競売ナンバー49の叫び (サンリオ文庫) トマス・ピンチョン
競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫) 文庫 競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫) トマス・ピンチョン

トマス・ピンチョンの作品

ツイートする