真夜中に海がやってきた

制作 : 越川 芳明  Steve Erickson 
  • 筑摩書房
3.67
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本棚登録 : 74
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480831880

感想・レビュー・書評

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  • けっこうSFだった・・・設定すごい・・・

  • 2013/5/1購入

  •  この作品は『黒い時計の旅』よりも、一般的に表面的にいえば、ずっと読みやすい。私は止められなくて、しなくてはいけないことを後回しにしてずんずんと読んでしまった。とても興味深かったし、すごくおもしろかった。

     人生における信仰(信念)、生と死、終わりと始まり、男と女、親と子、世界共通の誰にもあるあらゆるものを含んだ話だと私は思う。東京歌舞伎町から始まり、アメリカ、イギリス、フランス、様々な国と場所が出て来る。世界中の歴史や歴史的事件も出て来る。人種も様々だ。

     アポカリプス(黙示)のカレンダーに翻弄される居住者と、アポカリプスの地図に取り憑かれるカールと、カオスとアポカリプスの中心である夢を見ないクリスティンと、居住者とクリスティンに繋がるその他大勢の登場人物たちが、複数の視点からあらゆるものを含んだ人生について語り、"覚醒の瞬間"(別の言葉で言うとミレニアムないしは夢)を経て自らを救済しようとする。
     
     無駄な文章なんてひとつもないくらいすべての文章がすべての文章に繋がっているような作品だった。
     エリクソンは天才だと思う。

  • ちゃんと年譜を作りながら読みたい。新作はでないのかな・・・。

  • アポカリプス・カレンダーに彩られた「世界の終わり」的風景。そしてその中を生きる人間。エリクソンの中では『黒い時計の旅』の次によいです(『黒い時計の旅』は絶版&書影なし)

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著者プロフィール

1950年、米国カリフォルニア州生まれ。作家。『彷徨う日々』『ルビコン・ビーチ』『黒い時計の旅』『リープ・イヤー』『Xのアーチ』『アムニジアスコープ』『真夜中に海がやってきた』『エクスタシーの湖』『きみを夢みて』などの邦訳があり、数多の愛読者から熱狂的な支持を受けている。大学で映画論を修め、『LAウィークリー』や『ロサンゼルス・マガジン』で映画評を担当し、映画との関わりは長くて深い。本作は俳優のジェームズ・フランコの監督・主演で映画化が進行している。

「2016年 『ゼロヴィル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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