真夜中に海がやってきた

  • 筑摩書房 (2001年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480831880

みんなの感想まとめ

人生の複雑さや人間関係を深く掘り下げたこの作品は、読者を魅了するストーリーと豊かなキャラクターたちによって構成されています。東京歌舞伎町を舞台に、クリスティンという女性の半生を通じて、信仰、生と死、愛...

感想・レビュー・書評

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  •  この作品は『黒い時計の旅』よりも、一般的に表面的にいえば、ずっと読みやすい。私は止められなくて、しなくてはいけないことを後回しにしてずんずんと読んでしまった。とても興味深かったし、すごくおもしろかった。

     人生における信仰(信念)、生と死、終わりと始まり、男と女、親と子、世界共通の誰にもあるあらゆるものを含んだ話だと私は思う。東京歌舞伎町から始まり、アメリカ、イギリス、フランス、様々な国と場所が出て来る。世界中の歴史や歴史的事件も出て来る。人種も様々だ。

     アポカリプス(黙示)のカレンダーに翻弄される居住者と、アポカリプスの地図に取り憑かれるカールと、カオスとアポカリプスの中心である夢を見ないクリスティンと、居住者とクリスティンに繋がるその他大勢の登場人物たちが、複数の視点からあらゆるものを含んだ人生について語り、"覚醒の瞬間"(別の言葉で言うとミレニアムないしは夢)を経て自らを救済しようとする。
     
     無駄な文章なんてひとつもないくらいすべての文章がすべての文章に繋がっているような作品だった。
     エリクソンは天才だと思う。

  • ふむ

  • けっこうSFだった・・・設定すごい・・・

  • 2013/5/1購入

  • ちゃんと年譜を作りながら読みたい。新作はでないのかな・・・。

  • アポカリプス・カレンダーに彩られた「世界の終わり」的風景。そしてその中を生きる人間。エリクソンの中では『黒い時計の旅』の次によいです(『黒い時計の旅』は絶版&書影なし)

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著者プロフィール

(こしかわ・よしあき)1952年生まれ。明治大学文学部教授。1990年代よりアメリカとメキシコの国境地帯で混交文化をめぐる調査を行なう。2009年よりキューバに通い、アフロ宗教サンテリアの通過儀礼を受ける。2013年、サンテリアの最高司祭(ババラウォ)の位を受ける。著書に、『トウガラシのちいさな旅──ボーダー文化論』(白水社)、『ギターを抱いた渡り鳥──チカーノ詩礼賛』(思潮社)、『壁の向こうの天使たち──ボーダー映画論』(彩流社)、『あっけらかんの国キューバ──革命と宗教のあいだを旅して』(猿江商会)、『周縁から生まれる──ボーダー文学論』(彩流社)、『オリチャ占い』(猿江商会)などがある。

「2022年 『カリブ海の黒い神々 キューバ文化論序説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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