加害者は変われるか?: DVと虐待をみつめながら

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480842831

作品紹介・あらすじ

なぜ、あんなことを?加害者の声に耳を傾けることで見えてきた現実。一歩間違えば被害者から加害者へ。悲劇が起きないよう、カウンセラーから緊急提言。

感想・レビュー・書評

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  • 運営してるグループに参加してる加害者、被害者の話は面白かった。加害者は被害者性を持っていることが、よくわかった。
    そして、加害者更生プログラムの必要性も強く感じた。このまま被害者を逃すだけの救済をしても変わらない。

  • 勉強になった。
    状況を定義する力が権力
    DV加害者プログラムは法的に実施を盛り込むべき。
    いまの日本では、被害者保護しかできておらず、被害者が逃げ回るしかないでいる DV被害者保護法
    被災地の性犯罪
    被害者は加害者をゆるせるかについて
    息子を殺された父と加害者少年を描いた「息子のまなざし」から。なぜ殺されたか、なぜうちのこだったのかをしることが、被害者には理不尽なめにあってこわれた世界観を再構築するのに役立つ。
    DV加害者は被害者意識にあふれている
    家庭内での被害者は被害が日常になっている

  • 記述が具体的で濃密。海外との比較があるのも参考になる。

  • ダルデンヌ兄弟.ある子供 黒澤明.どですかでん こんにちは赤ちゃん事業 児童虐待防止法第二条の四 ベルイマン.サラバンド 機能不全家族 ダイバージョンシステム RRP研究会 セカンドレイプ 

  • 家族内の行為を暴力と名付け、加害者性と被害者性を構築することで、関係性を変化させ得る。それは、家族の破壊ではなく、再生させる契機なのだ。

    家庭を聖域にし過ぎてはいけないと。でも、そのための厖大なエネルギー、携わっている人には頭が下がります。

  • 興味深い指摘として「被害者は加害者意識に満ちている」というのと「加害者は被害者意識に満ちている」というのがある。

    私はドメスティックなバイオレンスはひとりの人間の心の中に生じているものではないかという気がしてならなくて(そしてそれは誰にでも起こりうることではないのか、というような気がして)、外の世界のア割られから学ぼうとこの本を手にした。

    「人間の中で起きている」とは「細胞の中で起きている」ということ。免疫の不全だとか、自律神経の問題だとか、そういうことにつながるプログラミングを解く鍵が、ドメスティックバイオレンスの文脈からみつけられそうな気がして。

    暴力は・・・本当に唐突に表面化されたりするもので、いかにも身体に現れる病理のようなものではないか。癌のような何かに、似ているような気がする。

  • DVも虐待もどこの家庭でも起こりうる。

    加害者であること、被害者であること、どちらにしても受け入れるには
    かなりの苦痛が伴う。家庭内に両者が存在するわけだし。

    加害者支援、被害者支援の視点から書かれている。
    世代間連鎖の視点はあえて取り入れない。
    (DV)自分の父親の母親に対する暴力をどうとらえているかというより、
    彼らが妻の立場にたつこと、妻の気持ちを推し量ることこそが重要。
    虐待、性犯罪でも相手の気持ちを推し量る、この視点は重要。

    94Pの女の子はあたしに近いわぁ。

  • タイトル負け。結局変われるのかどうかには言及してない。また女性=被害者として語るのはやむをえないとしても、子どもに対してはDV夫と共依存する母親は加害者に他ならないのではないか。

  • 被害者の側に立つカウンセリング

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著者プロフィール

公認心理師・臨床心理士、原宿カウンセリングセンター顧問、公益社団法人日本公認心理師協会会長。1946年生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもりに悩む人やその家族、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待、性暴力、各種ハラスメントの加害者・被害者へのカウンセリングを行ってきた。著書に、『母が重くてたまらない』『さよなら、お母さん』『家族のゆくえは金しだい』(いずれも春秋社)、『カウンセラーは何を見ているか』(医学書院)、『アダルト・チルドレン』(学芸みらい社)、『家族と国家は共謀する』(角川新書)、『タフラブ 絆を手放す生き方』(dZERO)、『共依存』(朝日文庫)などがある。

「2023年 『家族と厄災』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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