赤ちゃんのいる暮らし 新版

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480855510

感想・レビュー・書評

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  • 初めての子育てのときに母から譲り受けました。
    柔らかな語り口とおおらかな内容で、
    肩の力が抜け、本当に救われました。
    古い本なので、病気のことなどは他の情報も参考にしていますが、
    インターネットに振り回されて疲れていた私には
    これくらいでいいんだ、と楽に構えられました。
    子育てに迷ったときに開いています。
    合間に納められている詩も、辛いときに心に沁みます。

  • 娘が産まれて母が買ってきてくれた。育児のマニュアル本やこうあるべきといった育児法から離れ、赤ちゃんを家族の一員としてとらえて、気張りすぎず子育てをしていくことの大切さを説く。特に初めての子育てで育児ノイローゼになりそうな人、自分の子供が育児本どおりに成長していないんじゃないかと心配になってしまう人におすすめ。

  • 図書館に行ったら「自由に持って行っていいですよ〜」のコーナーがあり、なんとなく手に取って持ち帰ったこちらの本。
    いざ読み始めたらおもしろくて!
    どんどん読み進めてしまいました。
    1983年に発行された古い本ですし、この本から育児のいろはを学ぼうというものではありません。
    この本は、エッセイ的な読み物として楽しむのがいいかと思います。
    私もそうですが、育児にいっぱいいっぱいになって大変だと感じている人、この本を読んでみると肩の力が少し抜けてホッとするかもしれませんよ♬

  • 30年前の本とは思えないほど、内容は古臭くなく役に立つと感じた。
    ただ先生も言うようにこの本はハウツー本ではないから、「肩の力抜いてゆるっといこう」的なスタンスを吸収できればOK.
    文字量が多いけど、細切れの解説になっていてあとから必要な箇所だけを読み返すときも探しやすそう。

  • 過去記録

  • 妊娠中に父から送られて来た本。
    育児かくあるべし、みたいないかつい本かとびくびくしながらページを開いたところ。

    「(育児のあれこれの描写) こういう煩わしさに、親となった以上、なじんでいかなければなりません。」

    煩わしいって言ったよ?!

    「そのためには、気張らず、いやになったら適当にするくらいののんきさを持ったほうがよさそうです。」

    そんなスタンスの、実用的かつ現実的な本でした。
    わー、やっぱり父は私の性格わかってるー。
    育児は楽しい!素晴らしい!というきらきらしたファンタジーは世の中に溢れていて、楽しいと思えなければ人間失格みたいな空気があると思うのだけど、そんなことないよと軽くしてくれる感じ。
    書かれている内容には賛否もあるのだろうけど、そのスタンスがとにかくいい。
    現在、産後二週間なのだけど、早速授乳のページを読み返して、他の本や助産師さんなどから受けたプレッシャーをなかったことにしています。
    ある程度は頑張るけど、親も子もちょっと楽してもいいよねー。
    今後もお世話になると思います。

  • これからの育児に対する不安が和らぎ楽になった。
    小児科の先生が書いただけあり説得力がある上、語りかけるような優しい文体なので、読みやすい。
    この本は育児本になると思うが、一般的な育児本と違いエッセイ的な要素が強く、何ヶ月かごとに読み返し自分の育児の仕方を振り返るのにいいと思う。
    続編になる「幼い子のいる暮らし」も読みたいと思う。

  • 力を入れない子育て、頑張り過ぎない子育てのエッセイ指南書。古い本だけど、古さを感じさせない。保育園に子供を預ける際に、子供を一人のヒトとして、保育園で生活していく力を信じる、ってあたりが来月から子供を保育園に預ける身としてはありがたい言葉だった。

  • 赤ちゃんとの生活全般についての本。日々のちょっとした心配事や、注意点がよくわかるので、新米パパママにオススメ。

  • お下がりで頂いた、この本。
    子育てに悩んだとき、優しく心に響いてきます(*^^*)
    10年以上前の著作なのに、全く古さを感じないところがすごい。
    そして、今でもたぬき先生ご自身も現役というのもすごい(^^)
    http://www.tanuki.gr.jp/

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著者プロフィール

1929年。千葉県生まれ。旧姓岡山医科大学卒。東京・原宿で小児科医院を開業するかたわら、子育てに関する著述、講演を展開。子育て誌「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」編集代表。著作に「育育児典」(岩波書店)「新版 赤ちゃんのいる暮らし」ほか多数。

「2008年 『孫をめぐるおとなの作法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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