金持ち父さん貧乏父さん

  • 筑摩書房
3.89
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  • (154)
  • (41)
本棚登録 : 12473
レビュー : 1493
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480863300

作品紹介・あらすじ

本書は…金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。

感想・レビュー・書評

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  • ===引用ここから===
    金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない
    ===引用ここまで===

    初版が2000年というから、すでに結構前の書籍になるのですね。と、読み終わったあとにネットで調べてみたら、改訂版の文庫本が出ているみたいでガクッと来ました。立派な情報弱者、早くも金持ち父さんになれなさそうなニオイがします。

    さて当著は、お金持ちになるためにどんなことを心がけないといけないのか、物語形式で解説してくれます。

    資産と負債に関しては、会社では仕事で当然気にしていましたが、自分自身のB/S(貸借対照表)、P/L(損益計算書)、キャッシュフローはきちんと把握できていなかったな、という思いです。早速状況を整理しないといけませんね。

    大事なことは「資産」の形成です。少しずつでも資産を増やして収入に変えないといけません。35年ローンとか組んでいる場合じゃないですよ(注:わたしは組んでます)。早々に財務体質の改善に取り組みましょう。

    著書で、本当の資産とは何かを簡潔にまとめています。

    1. 自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス。私は会社を所有しているが、実際の運営は他人がやっている。もし、自分がその場にいて働かなければいけないのならば、それはビジネスとは言えない。自分の「仕事」だ。
    2. 株
    3. 債券
    4. 投資信託
    5. 収入を生む不動産
    6. 手形、借用証書
    7. 音楽、書籍などの著作権、特許権
    8. その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など

    いかに自分がこれまで得てきた収入を、負債や消費財に注ぎ込んできたかがよく分かりますね。

    著者は、お金に関する知識として『会計力』『投資力』『市場の理解力』『法律力』の4つの重要性について説きます。これがないとお金持ちになるなんて夢のまた夢。今からでも遅くありません。勉強しよう。

    そして5つの障害(「恐怖心」「臆病風」「怠け心」「悪い習慣」「傲慢さ」)を乗り越え、次に10のステップ(「強い目的意識を持つ」「毎日自分で道を選ぶ」「友人を慎重に選ぶ」「新しいやり方を次々と仕入れる」「自分に対する支払をまずすませる」「ブローカーにたっぷり払う」「もとはかならず取り戻す」「ぜいたく品は資産に買わせる」「ヒーローを持つ」「教えることで得る」)を実行する。

    他、「いまやっていることをやめる」「新しいアイディアを探す」「自分がやりたいと思っていることをすでにやりとげた人を見つける」「講座に出席する、自習用のテープを買う」「オファー(買付申込)をたくさんする」「ジョギング、ウォーキング、ドライブをする」「将来の価値を見極める」「株式をバーゲンで買う」「適切な場所でさがす
    」「買い手を見つけてから売り手を探す」「歴史から学ぶ」などのアドバイスがあります。

    このあたりは自己啓発の本でよく出てきますね。そして著者は後書きでこう締めくくります。「いますぐ行動しよう!」

    はーい。(ちなみにこの本、マルチ商法のセミナーでよく紹介されるらしいですね。この本を持って近づいてくる人がきたら、少し身構えてみます。)

  • 中流の人とお金持ちの差は、「お金のために働くか、自分のためにお金を働かせるか」

    多くの人は前者である。ローン返済、教育費、老後資金など、お金のために日々精を出して働いている。後者は、資産を生み出すためにお金を働かせている。
    本書ではお金を働かせるとは具体的にどうするのか、お金持ちになる秘訣は一体何なのか、分かりやすく教えてくれる。

    お金に関しての知識を学校ではほとんど教えてくれない。良い大学に行って、安定した会社に就職する事だけが成功ではないこの世の中、もっと学校教育でお金に関する教養を身につけさせても良いのではないかと思った。
    時代はどんどん変化していっているのだから。

  • 金持ち父さんと貧乏父さん。両極の考えを持つ2人の父から学んだのは、1つの考えを単純に受け入れ、あるいは否定するより、自分で決定することの方が価値あることだということ。欲しいものがあるのにお金がないとき、「それを買う余裕はない」と言うことは簡単だ。しかし、「どうやったら買うことができるか?」を自問することは、ファイナンシャルインテリジェンスを育てる。恐怖や欲望に支配され、欲しいものを意のままに買うことは真の自由とは言えない。お金の物語を読み、真の資産を得ることを考えることこそが、選択の自由を得る方法なのだ。
    ・資産=ポケットにお金を入れてくれる
    ・負債=ポケットからお金を取っていく
    お金がどこに流れていくか=キャッシュフローと言う物語を読み、資産と負債の違いを理解することが、ラットレースを抜ける第一歩。
    ・富=他人に依存することなく経済的に自立した状態
    ・新しい考えに心を開く。そして物事を大きく考える。手持ちのお金の範囲だけ、あるいは1人でやろうとしない。
    ・何かが足りないとか何かが必要だと感じた時は、まずそれを人に与える。そうすれば二倍にも三倍にもなって返ってくる。

  • 会社に勤めていた時に読んだ、人生を変えた本。
    「金持ち父さんは言った〜」から始まる金言の数々が心を揺さぶる。
    本当のリスクは何か?
    最高の資産はどこにあるか?
    考えさせられる。
    哲学のようでいて、真実を伝えている本だと思う。
    読んでから10年以上経った今でも珠玉の一冊。
    金持ち父さんが、或いは、ロバートキヨサキが呈した苦言が年毎、日毎に現実味を帯びている。
    これを読んでなお、なんの行動も起こさなかったら後悔してしまうのではないかと思ってしまう本。

  • 【感想】
    「お金を稼ぐために働くのではなく、お金に働かせる」
    「そしてそのためにはお金に関する知識、ファイナンシャル・リテラシーを高めなければいけない」
    これが本著の主題だろう。

    自分自身、お金のために時間を切り売りして働く「ラットレース」から全く抜け出せてはいないけど、たとえ抜け出したとしてそこにそれ以上の地獄が待っているんじゃないか?と疑問に思う。
    知らぬが仏なのか、頭を働かせてしっかりと知って色んな問題に立ち向かうのか、どちらの方が幸運なのか?
    何も分からないが、ただ1つだけ言える事は、多数の「ラット」がいないと、この世の中はまわらなくなるっていう事だね。

    とは言え、お金の勉強はしっかりとしていて損はないだろう。
    果たして答えがあるのか?
    ゴールが全く見えないくらい途方もない作業だけども・・・

    今のままでいいのかと、「気付き」を与えてくれる良著ですね。


    【内容まとめ】
    1.良い教育を受け、いい成績を取るというのはもはや成功へのパスポートではない。
    どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか?
    何も考えずに「それを買うお金はない」と考えてしまうと、頭が働くのをやめてしまう。

    2.お金は力だ。だが、それよりも強いのはお金に関する教育だ!
    お金がどのように働くか、その仕組みをマスターすれば、お金に働かせて富を築くことができる!

    3.お金を自分のために働かせる方法を学ぶのは、一生を通じての勉強だ。
    大抵の人は大学に四年通い、それで勉強は終わりだ。でもお金についての勉強は一生続く。
    学べば学ぶほど、知らなくてはならないことが出てくる。

    4.感情に対してただ反応する人間ではなく、それを観察して考える人間になることを覚えておくんだ。
    大抵の人は、自分の行動や思考を支配しているのが感情だということに気付いていない。
    感情は感情として持ち、それとは別に自分の頭で考える方法を学ばなくちゃいけない。

    5.人生で1番大事なのは、どれだけのお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続けることができるかだ。
    金持ちになりなければ、お金について勉強しなければならない。

    6.「どうやってお金を稼ぐか」ではなく「お金をどう使うか?」
    つまり、「お金を稼いだ後どうするか?」が大切!

    7.会社は金持ちを守るもの
    会社の所得税率は個人の所得税率よりも低い。
    さらに会社の場合、支出の一部は経費として、税を払う前の収入から差し引く事ができる。

    8.あなたの経済状態を改善するための戦略の一つとして、会社を所有し、自分の資産をすっぽり覆ってしまうことを強くオススメする。
    会社を持っている金持ちは、
    ①稼ぐ
    ②お金を使う
    ③税金を払う

    会社の為に働いてる人々は、
    ①稼ぐ
    ②税金を払う
    ③お金を使う

    9.テキサス人の生き方
    勝った時はそれを誇りにするが、負けた時はそれを自慢にする。
    テキサス人は失敗を葬り去ったりしない。失敗によって意気を奮い立たせる。
    失敗を受け入れ、それを元気の源に変える。
    失敗からエネルギーをもらって勝利者になる。

    10.この本の1番のポイント「欲しいものは、まず自分が与えれば、増えて返ってくる!」
    何かが足りないとか、何かが必要だと感じた時には、まずそれを人に与えること。
    そうすればそれが2倍3倍になって帰ってくる。

    11.今やっていることをやめる。
    ちょっと休みをとって自分の生活を振り返り、今やっていることでうまくいっていることといっていないことは何かを見極める。
    前と変わらず同じ事をやり続けながら別の結果を期待するのは馬鹿げている。
    今やっている事を見直したら、うまくいっていないことはやめて、新しくやることを探すようにすればいい。


    【引用】
    p9
    世界は変わりつつある。それなのに、親が子に与える忠告は変わっていない。
    良い教育を受け、いい成績を取るというのはもはや成功へのパスポートではない。


    p11
    ・ロバートキヨサキの教材
    「ラットレース」を抜け出して、「ファースト・トラック(高速車線)」へ移る。

    ・ラットレース
    平均的な教育を受け、真面目に働く人の一生を思い浮かべてみると、一つの共通したパターンがある。
    「給料は増えたのに、そのお金はどこに行ってしまったのだろう?」

    退職の日までがむしゃらに働き続けなければならない。
    会社に利益をもたらすために働き、政府に税金を払うために働き、銀行にローンを返すために働き、クレジットカードで買い物の支払いをするために働く。


    p26
    2人の違い
    一方の父は「金への執着は悪の根源だ。」
    もう一方の父は「金がない事こそが悪の根源だ。」


    p28
    どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか?
    何も考えずに「それを買うお金はない」と考えてしまうと、頭が働くのをやめてしまう。


    p34
    お金は力だ。
    だが、それよりも強いのはお金に関する教育だ!
    お金がどのように働くか、その仕組みをマスターすれば、お金に働かせて富を築くことができる!


    【第1の教え】「金持ちはお金のためには働かない」
    中流以下の人間は、お金のために働く。
    金持ちは自分のためにお金に働かせる。

    貧乏になるのは諦めてしまうからだ。諦めないかぎりは貧乏じゃない。
    1番大事なことは、おまえたちが何かをやったということだ。
    世の中にはお金持ちになる話ばかりで、夢ばかり見て終わる人たちがたくさんいる。


    p52
    人生が誰よりも優れた先生だってことだ。
    もし人生から教訓を学ぶことができれば君は成功する!
    人間には2種類ある。
    一つは人生に突き回されても、ただそのままにしておく人たち。
    もう一つは怒って突き返す人だ。
    でも多くの人は突き返すときに相手を間違える!
    みんな人生が自分をつついてるとは知らないからな。


    p61
    お金を自分のために働かせる方法を学ぶのは、一生を通じての勉強だ。
    大抵の人は大学に四年通い、それで勉強は終わりだ。
    でもお金についての勉強は一生続く。
    学べば学ぶほど、知らなくてはならないことが出てくる。


    p67
    朝起きて仕事に行き、請求書を払う。その繰り返しだ。
    彼らの人生はずっと恐怖と欲望という2つの感情に走らされ続ける。
    そういう人は、たとえお金を多くもらえるようになっても、支出が増えるだけでパターンそのものは決して変わらない。
    これが私が「ラットレース」と呼んでいるものなんだ。


    p72
    感情に対してただ反応する人間ではなく、それを観察して考える人間になることを覚えておくんだ。
    大抵の人は、自分の行動や思考を支配しているのが感情だということに気付いていない。
    感情は感情として持ち、それとは別に自分の頭で考える方法を学ばなくちゃいけない。


    【第2の教え】お金の流れの読み方を学ぶ
    p87
    ・お金について知らなければ、お金は出て行くばかり
    人生で1番大事なのは、どれだけのお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続けることができるかだ。
    金持ちになりなければ、お金について勉強しなければならない。


    p96
    資産は私のポケットにお金を入れてくれる
    負債は私のポケットからお金を取って行く

    金持ちになりたいのなら、ただ「資産を買う事」に生涯を捧げればいい!


    p101
    「どうやってお金を稼ぐか」ではなく「お金をどう使うか?」
    つまり、「お金を稼いだ後どうするか?」が大切!

    大抵の人はキャッシュフロー(お金の流れ)を理解していない。
    「自分のためにお金を働かせる」方法を知らないでいるため、必要以上に働き続けている。


    p110
    ・家は資産ではない
    家計からお金を吸い取っていくからには、それは「負債」なのだ。


    p115
    1番大切な事は、資産と負債の違いを知る事だ。
    そして、収入を生む資産を買う事だけに努力を集中する。
    これが金持ちになるための道を歩み始める最善の方法だ。


    【第3の教え】自分のビジネスを持つ
    多くの人がいつもお金に苦労している直接の原因は、大抵の場合、一生他人のために働いていることにある。

    p127
    ・本当の資産とは何か?
    1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス。
    2.株
    3.債権
    4.投資信託
    5.収入を生む不動産
    6.手形・借用証書
    7.音楽や書籍などの著作権・特許権
    8.その他、価値のあるもの


    p130
    今の仕事を続けながら、その一方で自分のビジネスを持つ事を考えるべきだ。
    本当の意味での資産を増やし、それを維持することを意味している。
    一度手にしたお金は二度と出て行かないようにする。
    「お金に働かせること」を常に意識する!


    【第4の教え】会社を作って節税する
    お金に関する知識を持たずに安定した職についている人間には逃げ道は見つからない!!
    ・会社は金持ちを守るもの
    会社の所得税率は個人の所得税率よりも低い。
    さらに会社の場合、支出の一部は経費として、税を払う前の収入から差し引く事ができる。

    p139
    ・法律を知らないと高くつく
    =世の中の仕組みを知らないと高くつく!

    「知識は力だ。」
    お金と同時に大きな力も手に入るが、それを維持して何倍にも増やすためには、適切な知識が必要だ。
    反対に、知識がなければ人生に突つき回されるだけだ。


    p144
    ・ファイナンシャル インテリジェンス
    =ファイナンシャルI.Q

    1.会計力(=ファイナンシャル・リテラシー)
    扱うお金の量が多くなるほど、その扱いに正確さが要求される。
    賃借対照表や損益計算書といった財務諸表を読んで理解できる能力を取得する事。

    2.投資力
    「お金がお金を作る科学」。
    投資には戦略と方式が必要とされる。

    3.市場の理解力
    「需要と供給の科学」。
    市場の人為的側面、つまり人間の感情によって左右される側面を知る必要がある。

    4.法律力
    会計、投資、市場に関する専門知識のまわりを「会社」という殻で包むと、資産を大幅に増やすのに役立つ。
    会社を持つことによって得られる税の優遇措置や保護など、サービスに関する知識を持っている人間は金持ちになれる!


    p148
    会社を持っている金持ちは、
    1.稼ぐ
    2.お金を使う
    3.税金を払う

    会社の為に働いてる人々は、
    1.稼ぐ
    2.税金を払う
    3.お金を使う

    あなたの経済状態を改善するための戦略の一つとして、会社を所有し、自分の資産をすっぽり覆ってしまうことを強くオススメする。


    【第5の教え】金持ちはお金を作り出す
    頭がいい人よりも度胸のある人の方が成功への道を先へ進んでいく。
    専門知識と同時に「度胸」が必要だ。
    リスクを負うこと、大胆になること、恐怖を力と知恵に変えること。


    p173
    ファイナンシャル・インテリジェンスを常に高めることのもう一つの効能は、ごく単純に「チャンスが増える」ということ。
    ファイナンシャル・インテリジェンスが高くなればなるほど、その取引が有利かどうか見分けるのが簡単になる。
    学ぶべきことはいくらでもあるが、学べば学ぶほど、より多くのお金を作り出すことができる。

    お金に関する哲学の基本は、資産欄に種を蒔くことだ。


    p178
    ・プロの投資家と呼ばれるタイプ
    ばらばらになっているチャンスを集めて組み立てる。
    パッケージ化されたものではなく、カスタマイズされたチャンスを自ら創る人。

    1.他の人が見過ごすチャンスを見つける技術
    情報の上辺だけで見過ごさず、しっかりと内面を探る能力。

    2.資金を集める技術
    投資は「買う」だけではない。「知っている」ことの方が大きな役割を果たす。

    3.頭の良い人間を集めて組織する技術
    賢い人間は、自分より賢い人間と仕事をするか、またはそういう人間を雇う。


    p180
    どんなことにもリスクはつきものだ。
    だからこそ、それを避けるよりもうまく乗り越える方法を学ぶことが大切だ。


    【第6の教え】お金のためではなく学ぶために働く
    p184
    残念ながら、実際の社会で成功するには、優れた才能だけでは不十分だ。
    お金持ちになるには、あと一つ技術が必要だ。
    言い換えれば、ほとんどの人がもう一つ技術を習得しさえすれば、収入を大幅に増やすことができる!


    p190
    「いくら稼げるか」ではなく、「何を学べるか」で仕事を探しなさい
    将来を見渡しながら、自分はどんな技術を習得したいと思っているか、じっくりと考えることが大事!


    p195
    ・専門を極めるより、広い知識を
    専門性を高めれば高めるほど動きが取れなくなり、またその専門性は他では融通がきかない恐れもある。
    専門にこだわらず、広い範囲で物事を学び、「稼ぐ」ことよりも「学ぶ」ことに重点を置くこと。

    人生で成功するのに必要不可欠なのは、書く・話す・交渉するといったコミュニケーション能力。
    他人と意思を疎通させる能力だ。


    【実践その1】
    まずは5つの障害を乗り越えよう
    1.恐怖心
    2.臆病風
    3.怠け心
    4.悪い習慣
    5.傲慢さ


    p204
    ・第1の障害 お金を失うことに対する恐怖心
    損をするのが怖いのは当たり前だ。
    問題は恐怖そのものではなく、それに対する対処の仕方。
    損をした時にそれにどう反応するかが問題なのだ。
    失敗に対する対処の仕方が人生に違いを生み出す!

    テキサス人の生き方
    勝った時はそれを誇りにするが、負けた時はそれを自慢にする。
    テキサス人は失敗を葬り去ったりしない。失敗によって意気を奮い立たせる。
    失敗を受け入れ、それを元気の源に変える。
    失敗からエネルギーをもらって勝利者になる。


    p211
    ・バランスよりも一点集中
    金持ちになりたければ、焦点を絞らなければダメだ。
    たくさんの卵を少ない数のカゴに入れる、これが秘訣だ。
    わずかな卵をいくつものカゴに分けて入れるというのではダメなのだ。


    p221
    ・忙しい人が1番の怠け者
    忙しすぎて自分の財産や健康に注意を払うことを怠けている人たち。
    いつまでも忙しい状態を続けるのは、自分が真正面から立ち向かなくてはならない問題を避けるために他ならない。
    これこそが「怠慢」の形だ。忙しい状態を続けることで、怠け続ける。


    ・怠け心につける薬は「欲張り心」
    「それを買うお金はない」という言葉を口にせず、「どうやったらそれを買えるようになるか?」と自問すること。


    p230
    ・【第5の障害】無知を隠すために傲慢になる
    傲慢さというのは、エゴに無知が加わったものだ。
    傲慢さが頭をもたげてくると、いつも私は損をした。
    自分が知らないと気付いたら、その分野の専門家を探すか、自分で自分を教育し始めることが大切だ。


    【実践その2】
    スタートを切るための10のステップ
    1.強い目的意識を持つ「精神の力」
    なぜそんな超人的な努力と犠牲を要する夢に自分を駆り立てるのか?
    →自分自身と、愛する人たちのためにやっている。困難を乗り越え、犠牲を払うための原動力は愛。


    2.毎日自分で道を選ぶ「選択する力」
    自分の時間やお金をどう使うか、何を学ぶかは私たちが毎日選択すべきことなのだ。


    3.友人を慎重に選ぶ「協力の力」
    友人や周りの人から多くを学ぼう!
    お金に興味があって、それについて話す事が好きな人から学ぶ。
    貧乏な人や臆病な人の言う事を真に受けてはいけない!そういう人達は、ことお金に関しては臆病なチキンリトルにすぎない。

    富を築くためのハードルで最も難易度が高いのは、自分自身に正直になり人と違ったとをするのをためらわないこと。
    割りのいい儲け口があったとしても、それが新聞に載る頃には殆どの場合もう遅すぎる。
    「いい波は必ずまたやってくる。」
    待つこと。波が行ってしまった後に焦ってそれに乗ってはいけない。


    4.新しいやり方を次々と仕入れる「速習の力」
    その人がどうなるかは、学んだ事によって決まる。
    「何を学ぶかは慎重に決めなさい。頭脳はとても大きな力を持っていて、その中に詰め込んだものによってアナタがどうなるか決まる。」

    金儲けの方法をマスターする鍵は、より速く効果の上がる方法を探すことだ。
    全てが変わっていく今日においては、自分の今ある知識など時代遅れになっている場合が多い。
    大切なのは、「新しい知識をいかに速く学ぶことができるかどうか」だ。


    5.自分に対する支払いをまず済ませる「自制の力」
    自分で自分をしっかりコントロールできない人は、金持ちになるのを諦めた方がいい。
    自己抑制能力をつけるのが先決だ。
    金持ちと中流以下の人とを分ける鍵は、この自己抑制能力にある!!

    ・キャッシュフローの管理
    ・人の管理
    ・自分の時間の管理
    この3つはどんな人、どんな事にと当てはまる。


    6.優秀なブローカーにたっぷり払う「忠告の力」
    マージンを払ってでも優秀なパートナーを見つける。マージン分の収入はしっかりと得る事ができる!


    7.元手は必ず取り戻す「タダで何かを手に入れる方法」
    優れた投資家がますま考えるのは、「自分が投資したお金をいかに短期間で取り戻すか」
    投資収益というものが非常に重要!!


    8.贅沢品は資産に買わせる「焦点を絞る力」
    「消費したい」という欲望を利用して、自分の中にある「お金に関する才能」に刺激を与える。


    9.教える事で得る「与える事の力」
    ・10分の1税
    「何か欲しいものがあったら、まず与えなければダメだ」

    この本の1番のポイント
    →欲しいものは、まず自分が与えれば、増えて返ってくる!
    何かが足りないとか、何かが必要だと感じた時には、まずそれを人に与えること。
    そうすればそれが2倍3倍になって帰ってくる。


    p266
    ・今やっていることをやめる。
    ちょっと休みをとって自分の生活を振り返り、今やっていることでうまくいっていることといっていないことは何かを見極める。
    前と変わらず同じ事をやり続けながら別の結果を期待するのは馬鹿げている。
    今やっている事を見直したら、うまくいっていないことはやめて、新しくやることを探すようにすればいい。

  • お金はあるに越したことはないが、別に金持ちになりたいわけでもないし、お金をもとにしたゲームをしたいとも思わない。ただ、確かに、資産は増やしたいので投資を始めようと思いました。

    ネタバレ 引用

    89柔軟性を持って新しいものを喜んで受け入れ学び続けるならば、人は変化を乗り越えるたびにどんどん裕福になっていく

    119資産からのキャッシュフローが支出よりも多くなった時点で給料に依存することがなくなった

    129資産とは
    その場にいなくても収入を生み出すビジネス、株、債券、投資信託、不動産、手形借用証書、著作権特許。小さな会社は一年以内に売る

    151頭がいい人よりも度胸のある人の方が成功への道を先へ進んでいく。リスクを負うこと、大胆になること、恐怖を力と知恵に変えること。これによって選択肢が増える。

    174賢くなればなるほど、リスクを跳ね飛ばして勝利を手にするチャンスは増える

    191いま毎日やっていることの行きつく先はどこですか?

    217臆病な人間は批判をし、勝利を収める人間は分析をする

    225何か今よりよいことを求める気持ちがなければ、決して進歩もない

    実践1.強い目的意識 234
    やりたくないことからやりたいことが生まれる。心に浮かぶ理由がしっかりしたものでなければ現実に横たわる障害が勝つ

    2.選択する力 237
    私たちが持ってる本当の唯一の資産は頭脳。自分の頭脳に投資。セミナーは最低2日

    3.友達は慎重に選ぶ 241
    富を築くのに妨げるハードルの内、超えるのが最も難しいのは自分自身に正直になり、人と違ったことをするのをためらわないことだろう。波が行ってしまったというのに焦って乗ろうとすると大抵は波に足をすくわれる。

    4.新しいやり方をどんどん取り入れる 243
    何を学ぶかは慎重に決めなさい。頭脳はとても大きな力を持っていて、その中に詰め込んだものによって、あなたがどうなるか決まる。

  • 今更ではあるが読んだ。
    お金の為に働くのではなく、
    お金に働いてもらえ、と。
    投資をし支出ではなく資産を増やせ、お金に関する知識をみにつけ読んだ、と。
    著者のヒーローの一人に企業家のトランプがいる。

  • 金持ちになるためのわかりやすい総論
    主張としてはその辺の資産形成本と変わらないが,ストーリー性もあって入り込みやすい.とはいえ海外本特有のユーモアで論理を乗り越えようとして反論を取り上げない感じは否めない.税金を払うのはバカバカしいという主張も賛否あるのかもしれない.いずれにせよアメリカ人の本であるのでなんでも日本で適応できる話ではない.
    とはいえ,本書でも言いたいのは知識を身に着けることだと書いているので,会計の知識などは勉強した方がいいなと思わせられた.初めての資産形成本がこれだったらものすごい衝撃を受けたかも,と思わせる内容ではある.

  • 皆さんは、金持ち父さんでしょうか、それとも貧乏父さんでしょうか。
    以下の文章を読んでちょっと考えてみてください。

    「中流以下の人は、自分がお金のために働く。お金持ちは、お金を自分のために働かせる。」

    この本は、「お金を稼ぐために仕事をする」という行為が人々にとって当たり前の行為でであり、なおかつ、お金を稼ぐ唯一の手段だと信じてやまない人たちに、その考え方から抜け出せなければあなたは一生お金のことで悩み続けたまま死んでいきますよ、という死の宣告をしてくれる本です。
    ちなみに僕はこの本から、あなたは純度100パーセントの貧乏父さんですよと宣告されてしまいました。

    著書の中で、ファイナンシャル・インテリジェンスという言葉がよく出てきます。
    貧乏父さんから抜け出して金持ち父さんになるためには、このファイナンシャル・インテリジェンスを個々人が高める必要があるとのこと。
    お金の流れ(キャッシュフロー)を知り、何が資産で何が負債かを知り、お金の正しい使い方の順番を理解する。
    そういった、学校では決して教えてくれないお金に対する正しい知識を高めることが、貧乏父さんから抜け出すために必要不可欠なことなのだそうです。

    ところで僕たちは、何に一番お金を使っているでしょうか?
    車でしょうか?食事でしょうか?住宅費?洋服?電化製品?

    正解は、税金です。

    僕みたいな貧乏父さんは、1年の内4~5ヶ月は、国に税金を支払うためだけに働いているそうです。
    でも、不思議なことに、金持ち父さんは、そんなに多くの税金を支払っていません、僕たちよりたくさんお金があるのに。
    この摩訶不思議アドベンチャーのからくり(といっても決して脱税とか非合法なものではない)がこの本で詳しく述べられています。
    要するに、金持ち父さんは、自分のお金を奪われないように「守る」術を知っている。
    何が負債かを理解していて、そのお金を決して負債には使わない。
    お金は必ず資産に変え、その資産が新たに自分のためにお金を作ってくれる。そうすればお金のために働く必要なんかないとのこと。
    (ちなみに、ショッキングなことに、住宅ローンを組んで建てた家は資産なんかではなく最も巨大な負債なんだそうです。)

    歳をとってきて、確かに収入は増えた。
    なのに、なぜか支出もどんどん増えていって、来る日も来る日もお金の悩みが頭から離れない。
    ローンやクレジットカードの返済に追われる毎日。
    そんな人は世の中にとても多いと思います、僕もそのうちの一人です。
    この状態を著書では、動物実験で遊具の中をひたすらクルクル走り続けるネズミになぞらえて「ラットレース状態」と呼んでいました。
    ファイナンシャル・インテリジェンスを高めないと、このラットレース状態からは決して抜け出せない。
    たとえ宝くじで3億円当たったとしても、結局このファイナンシャル・インテリジェンスが無い人は一生お金に苦しむのだそうです。

    この本は良書中の良書です。
    お金のことでなにか知識を得たい、資産運用のいろはを知りたい、という人は、この本だけを読めば他の本なんか読まなくても良いぐらいの名著です。
    だけど一方で、夢も希望もないことを宣告をされてしまう本でもあるので、心して読まれることをお勧めします。

  • 素晴らしい内容。
    貧乏父さんは、お金の為に働き、金持ち父さんは、お金を働かせる。

    貧乏人は資産だと思い負債を買い、金持ちは資産を買う。

    今まで誤解をしていたものもあると反省した。


    2000年11月15日初版発行の本だけど、ドナルド・トランプの話題が何度か出てくるのが凄い。

    この本も読了まで、丁度1ヶ月かかってしまった。もっと、読書量を増やしたい。

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著者プロフィール

世界中の数千万人の、お金に対する考え方に挑戦し、それを変えてきた。彼の主張はしばしば伝統的な知識と対立するが、そのストレートな語り口と、大胆で時に不遜な発言は、多くの人々の支持を集めてきた。キヨサキは今日、ファイナンシャル教育の情熱的な推進者として世界中で認知されている。

「2019年 『金持ち父さんの「これがフェイクだ!」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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