金持ち父さんの投資ガイド 入門編

  • 筑摩書房
3.50
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感想 : 134
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480863362

作品紹介・あらすじ

投資についての本を読むのは初めてで、もしかしたら複雑すぎるのではないかと心配している人も心配にはおよばない。読者のみなさんにお願いすることはただ一つ、自ら学ぼうという姿勢を持って、先入観にとらわれることなく柔軟な頭で最後まで読み通すことだけだ。たとえすべてが理解できなくても、この本を最後まで読み通せば、いま実際に投資をしている多くの人や、いま投資に関して他人にアドバイスを与えている人たちよりも、投資についてずっとよく知ることになるはずだ。

感想・レビュー・書評

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  • 金持ち父さんシリーズ3冊目。
    今回も蛍光ペンが手放せない。

    前の2冊のおさらいのような内容ではあるが、何度も繰り返すことで、気付きがあり、より深く考えることが要求される。
    資産、負債、税金、失敗、教育。

    人は限りなく可能性の低い恐怖に怯え、無限の可能性を秘めた自由を放棄する。失敗を避けることで学びの機会を失う。

    誰もがこの本のような価値観では生きていない。
    でも、自分に嘘をついているならば、本当にそれで良いのだろうか。

  • 【感想】
    こういう本を読んでいると、投資ってのは恐ろしく面倒で、地味で退屈で、それでいて無知無学だと非常にリスキーなものなんだなーと思った。
    年々知識のバージョンアップやケアが必要で、うっかりしているとすぐに無一文になってしまう可能性もある。
    投資とは、お金持ちになるためのMUSTではなく、数ある内の1つのツールである事をしっかりと腹落ちさせなくては。
    ただ、この面倒さへ取り組むことが、金持ちとその他大勢を分けるポイントなのも確かだな。
    「投資をしている人は華やかでカッコイイ」という憧れがあったが、案外地道なんだなと思った。

    対話形式の本は、雑談や無駄な例えが多すぎて、逆に頭に入ってこない・・・・
    内容が冗長だと、結局この本のポイントや1番伝えたかった事は何なのかが、スンナリと理解できない。

    とまぁ、長々と感想を書いたが。。。
    結局は投資をしていない人が読んでも教訓となることは薄く、畳水練になっちゃうんだなと思った。
    やってみないと分からないし、心に響かないんだろう。

    普通のサラリーマンが駄目とかは思わないが、手っ取り早く収入を高める為には他にも収入ツールを設けないといけない。
    そして、「ファイナンシャル・リテラシー」を高めないといけない。
    今の収入のままでいいのか、脱却したいのか、まずはそこから考えた上でチャレンジしよう!!


    【内容まとめ】
    0.投資家の基本「金持ちはお金のために働かない。金持ちは自分のためにお金を働かせる。」

    1.SECはリスクの大きい投資から一般投資家を守る。同時に、世界で最も良質な投資からも締め出している。
    「SECが最悪の投資から大衆を保護する一方で、最良の投資からも締め出している。」
    「一般の人は殺菌消毒された投資、SECのガイドラインに沿った投資対象にしか投資ができない。」

    2.洗練された投資家は「3つのE」を持っている。
    ①教育(education)
    ②経験(experience)
    ③ありあまるお金(excessive cash)

    3.コインの裏表を見る
    早々に諦めるのではなく、どうすればその問題をクリアできるかに頭を働かせる。
    ある人が「私にはそれを買うお金はない」という時、その人はコインの片面しか見ていない。
    「どうすればそれが買えるようになるだろうか?」と言ったその瞬間、コインのもう片方の面が見えてくる。

    4.投資はただのプランだ。
    単調で、退屈で、ほとんど機械的と言っていいほどの、金持ちになるためのプロセスだ。
    レシピ通りにパンを焼くのと同じくらい単純で退屈なことだ。

    5.お金を儲けるためにやらなければいけないただ一つのこと。
    自分が何をほしいと思っているかを知り、プランを立て、それに愚直にかじりついて実行することだけだ。

    6.ファイナンシャルリテラシーがリスクを減らす。
    投資は危険ではない。ファイナンシャルリテラシーを持っていない事が危険なのだ。

    7.腹が立ったら10数えろ。ひどく腹が立ったら100数えろ。
    それで頭が冷えたら、ただ相手に「申し訳がなかった」とだけ言う。
    どんなに腹が立っても相手を責めやしない。そんな事をしても、何の得にもならないからだ。



    【引用】
    投資の技術面に関して知りたいのなら、この本を読んでも全ての答えが得られるとは限らない。
    この本は、一代で財を築いた金持ちの多くが、どのようにしてお金を作り大きな富を手にするに至ったか、そのやり方に洞察を加え、紹介するためだ。


    p11
    ・適格投資家の3条件
    1.年間収入が20万ドルを超える
    2.夫婦の年間収入が30万ドルを超える
    3.夫婦の純資産が100万ドルを超える

    SEC(アメリカの証券取引委員会)がこの条件を定めたのは、世界で最も質が悪く、リスクの大きい投資から一般投資家を守るため。
    同時に、世界で最も良質な投資からも締め出している。


    p19
    ・まずビジネスに強くなる。
    平均的な投資家は、ビジネスについてほとんど知らず、大抵は個人として投資をする。
    「私のビジネスが私の投資を買う。大抵の人は、ビジネスオーナーとしてではなく個人として投資をするから金持ちになれない。」


    p27
    金持ちの投資家も普通の投資家も安全について考えなければならないのは同じだが、金持ち投資家はそれに加えてより多くのリスクを背負うにはどうしたら良いかを考えなければならない。


    【第1章】何に投資したらいいのでしょう?
    「SECが最悪の投資から大衆を保護する一方で、最良の投資からも締め出している。」
    「一般の人は殺菌消毒された投資、SECのガイドラインに沿った投資対象にしか投資ができない。」


    p45
    洗練された投資家は「3つのE」を持っている。
    1.教育(education)
    2.経験(experience)
    3.ありあまるお金(excessive cash)


    【第2章】しっかりした土台を築く
    ・投資家の基本
    金持ちはお金のために働かない。金持ちは自分のためにお金を働かせる。


    【第3章】金持ち父さんの16の投資家レッスン
    1.道を選ぶ
    大抵の人は、金持ちになる為に快適さが損なわれたり不安に感じなければならないのなら、金持ちになりたくないと思っている。

    優先順位として
    ①金持ちであること
    ②快適であること
    ③安心していられること
    この3つはどれも重要だが、まず「金持ちであること」を最優先にすることが重要!


    2.コインの裏表を見る
    →早々に諦めるのではなく、どうすればその問題をクリアできるかに頭を働かせる。
    ある人が「私にはそれを買うお金はない」という時、その人はコインの片面しか見ていない。
    「どうすればそれが買えるようになるだろうか?」と言ったその瞬間、コインのもう片方の面が見えてくる。

    ・安全を求める心が不足を生み出す。
    安全を求めれば求めるほど、その人の人生には不足が出てくる。安全と不足は足並みを揃えて進む。


    3.なぜ投資はわかりにくいのか?
    →様々な投資手法があり、人によって意見も別れるため。
    投資手法
    ①買う、持ち続ける、祈る(ロング)
    ②買って売る(トレーディング)
    ③売って買う(ショート)
    ④オプション売買(トレーディング)
    ⑤ドル・コスト平均法(ロング)
    ⑥仲介
    ⑦貯める

    ・投資対象すべてに精通している人はいない。
    「投資の対象となる商品も、投資の手法も実にたくさんの種類がある」


    4.投資はプランだ
    世の中にはたくさんの異なる投資商品や投資手法がある。
    車の種類と同じで、たくさんの違ったニーズを持ったたくさんの違った人がいるからだ。

    ・投資商品にこだわりを持ちすぎるのは危険!
    自分のプランに対して最も最適な選択肢を選ばなければいけない!
    投資手法は、目的地に僕らを運んでくれる乗り物にすぎない。


    5.言葉が人を金持ちにする
    今よりお金持ちになるために必要なのは、お金に関する語彙を増やすことだけだ。


    6.単純なプランを守り通す
    多くの人は、投資という不可思議なものについて自分が少ししか知らないことに気づき、自分よりそれについて知っていそうな相手を信頼して、すっかりお金を任せてしまう。

    投資はただのプランだ。
    単調で、退屈で、ほとんど機械的と言っていいほどの、金持ちになるためのプロセスだ。
    レシピ通りにパンを焼くのと同じくらい単純で退屈なことだ。


    p114
    完全に機械的に株式を選ぶ方法が、株式を選ぶことを職業にしている人たちの80%に勝る。
    どの銘柄を選んだらいいか全く知識がなくても、直感的ではなく完全に機械的な投資方法に従って投資すれば、専門家の大部分よりもいい運用成績を上げることが可能だ。

    考えないようにすればするほど、より少ないリスクで、心配もずっと少なく、より多くのお金を作り出すことができる。


    p118
    お金を儲けるためにやらなければいけないただ一つのこと。
    自分が何をほしいと思っているかを知り、プランを立て、それに愚直にかじりついて実行することだけだ。


    7.自分に合ったプランを見つける。
    ①きちんと時間をかけ、これまでの人生について静かに考える。
    ②この人生という名の贈り物に、私は何を求めているか?と、自分に問いかける。
    ③しばらくは誰とも相談せず、自分だけで考える。
    ④ファイナンシャル・アドバイザーに電話する。


    8.将来どうなりたいか決める。
    「この世には、金持ちになりたいとだけ思っている、君のような人間が大勢いる。問題は、君のような人間の大部分が、お金の面で安心した状態でいられること、快適な状態でいられることがどんなものかを理解していないことだ。」

    p132
    多くの人は、1番大事な資産である自分の時間を無駄に使い、大したプランもなく人生をさまよい歩いている。
    安心していられる状態になることだけを考えるのではなく、人生に何を求めているかを本気で考えなくてはならない!


    p136
    安心・快適・金持ちであること
    この3つの価値観を満たすファイナンシャルプランをしっかり持っているか?
    金持ちになりたい人にはこの3つ全てが必要だ!!


    9.どのプランにも支払うべき代価がある。
    ・金持ちは時間を買う。
    時間を貴重なものとして捉え、それに値段があると考える。

    p143
    大抵の人は金持ちになりたいと思っているが、まず時間を投資しようという意欲のある人はいない。手っ取り早く金持ちになろうとしているだけだ。


    10.投資が危険ではない理由
    金持ちになるための第1ステージは、投資をする前に自分自身をコントロールすることだ。
    プランと、それを実行するための自制心と、いくらかの決意を持っている事が最低条件だ。

    ・外側ではなく、内側に入って内情を知らないとうまくいかない!


    11.テーブルのどちら側に座りたいか?
    金持ちになりたいなら、ただ一生懸命に働いてお金を貯めるよりも、ずっと多くの高度なお金に関する知識が必要だ!


    12.投資の7つの基本ルール
    投資家としての経験と教育を充分に積むことに焦点を合わせれば、莫大な富が手に入る。

    ①どの収入のために働いているか自覚する。
    ・勤労所得
    基本的な収入。一番の課税対象なので、富を築くのには苦労する。

    ・ポートフォリオ所得
    株式、債権、投資信託など「ペーパー」資産からの所得。紙の資産は他のどの資産よりも管理が非常に楽。

    ・不労所得
    特許権やライセンス契約料も含まれるが、一般に不動産所得が多い。

    ②勤労所得を他の所得に変える。
    勤労所得の内訳を、できる限り効率よくポートフォリオ所得あるいは不労所得に変える。

    ③勤労所得の安全を確保する。
    勤労所得を不労所得やポートフォリオ所得に変えてくれそうな証券=セキュリティを買って、勤労所得の安全を確保する。

    証券=資産ではない。
    資産は君のポケットにお金を入れてくれるものだ。逆に、負債は君のポケットからお金を取っていくもの。
    証券が資産なのか負債なのか、見極める事が必要!


    13.ファイナンシャルリテラシーがリスクを減らす。
    投資は危険ではない。ファイナンシャルリテラシーを持っていない事が危険なのだ。

    財務諸表は学校を出た後のきみの成績表だ。
    しかし、困った事に大抵の人は財務諸表の読み方を教えてもらっていない。あるいはそのつけ方を知らないから、学校を出てしまうと自分がうまくやっているのかどうか全く知る事ができない。
    個人的な財務諸表では落第点を取っているのに、いい給料をもらって大きな家に住んでいるからという理由で、自分はうまくやっていると信じている人は大勢いる。

    投資家になって金持ちになるプランを立てている人にとって、財務諸表に関する実務的で正しい知識を身につけることは必要最低限の条件だ!


    14.簡単に分かるファイナンシャル・リテラシー
    p210
    ・ファイナンシャルリテラシーの基本は「損益計算書」と「貸借対照表」

    損益計算書
    →収入と支出

    貸借対照表
    →資産と負債

    負債を資産と呼ぶべきではない。あるいは資産と思って負債を買ってはいけない。
    負債ならばそれを負債と呼び、しっかりと管理すること!


    p246
    腹が立ったら10数えろ。ひどく腹が立ったら100数えろ。
    それで頭が冷えたら、ただ相手に「申し訳がなかった」とだけ言う。
    どんなに腹が立っても相手を責めやしない。そんな事をしても、何の得にもならないからだ。

    嘘をついたり、他人を責めたり、自分を正当化したり、投げ出したり、否定したりしていては、何も学ぶことはできない。


    p265
    ・お金に関する90対10の法則
    お金を儲けるのにお金は必要ない!
    資産を買わずに資産の欄を埋めるには、どうすればいいのか?
    お金で資産を買うのではなく、資産の欄に資産を作り出すこと。

    最大の資産は頭脳。
    アイデアという無価値のものをお金に変える。トラッシュをキャッシュに変える!

  • ファイナンシャル・リテラシーの大切さを強く感じさせる本。
    投資=危険という考えの人は、一度読んでみてほしい。
    人生プランを綿密に立て、事前に勉強して投資している人は全体の何割いるのだろうか。
    投資をするにあたっての心構えが身につくと思う。
    財務諸表をしっかり読めるようになろうと思った。

  • 心構えについて書いてある、投資に関しての心構え基礎本。

  • 『プロの投資家を目指す方には非常に有益な専門書』

    ■読了時間 4時間15分
    ■この本をオススメする人
     ・投資で生計を立てることを目指している方
     ・ファイナンシャル・リテラシーを高めたい方
    ■感想
     『金持ち父さん・貧乏父さん』シリーズの第3弾。金持ち父さんシリーズは本書で始めて読みましたが、前二作を総括したような内容とのことで、前作を読んでいなくても問題ありませんでした。

     本書は入門編であり、"金持ちになるための思考法"を中心に語られています。基本的には金持ち父さんと著者の対話形式で進んでいくため、重厚な本ですがストーリー調で読みやすい工夫が施されています。原作は2000年頃に発売されたものですが、20年程経った今読んでも金言にあふれた非常に有益な一冊であると感じました。

     日本人は特に、ストレスを伴う労働に対して対価を得ることこそが正義、という貧乏父さんの思考に近い人が多いと思います。確かに自分の親世代ではそれが最善の方法である時代があったかもしれませんが、現代では働き方の選択肢が増えており、金持ち父さんの思考、すなわちファイナンシャル・リテラシーを高めることはとても重要であると思います。

     私自身、投資を始めた今、金持ち父さんの言う「投資は物事を単純なままにしておくことが大事」という考え方は身に染みて実感できます。投資が危険だと思っている人は、本書を読めば知識が不足しているのに投資に手を付けることが危険だということに気付けると思います。

  • 「お金持ち」というものになったからこそ改めて味得するところがある最良のシリーズ。この本では時代のトレンドがどうのとか、具体的なhowの話がどうのということは言ってない。徹頭徹尾、自分の意思決定を自己責任で引き受けられるようになりなさいよ、だからこそ自己マスタリーを高めるため、知識こそが力ですよというのを述べています。外を見る前にまず自分、内側を見ることが大事ですね。

  • 「金持ち父さん貧乏父さん」の第3段。
    クワドラントでI(インベスター)が金持ちの到達点としながらも、その前段階としてB(ビジネスオーナー)の経験が大切とし、その考え方が物語で書かれています。
    内容のうち3分の2くらいは焼き回しの内容と思われましたが、過去作を読んでからだいぶ年月が経っていたので、改めておさらいになりました。

    特に印象に残ったのは、投資をするためにお金が必要ではないかという問に対して、必要ではないという教え。
    お金ではなく資産(知恵)を使うことで、学生が巨額の収益を得たエピソードはBの世界(ひいてはIの世界)が垣間見え、なるほどと思いました。

    投資はプラン、基礎としてはファンダメンタル分析が大事。特にSからBに行くにはマスト。
    財務諸表で物事を見られるように、おさらいし直そうと思います。あとはビジネスで見る着眼力を!

    なお、上級編は年収200万ドル以上を目指す真の金持ちを目指す方向けに書かれた内容のようです。
    私はまずは小金持ちの目標達成からで良いかな。

  • 『人の資産を買わずに自分で資産を作り出す』
    『考えることは最も過酷な仕事だ。だからそれをやろうとする人がこんなにも少ないのだ。』

    なるほど。

  • 金持ちになりたいなら執念が必要

    ビジネスオーナーになるか、投資家になるか。
    ビジネスシステムの構築
    投資の勉強に時間をかける
    特に会計の知識をつける

  • このシリーズを読んだのは4冊目だけどいかに自分の意識が貧乏父さん寄りかをまた改めて思い知らされた。
    ロバート・キヨサキは一貫して人に与えることが金持ちの第一歩のようなことを言われてたけど多分この本の内容はそれを証明するようなものだと思う。
    全てとは言わないけれどかなり金言に満ちていると思う。

  • "金持ち父さんシリーズ第3弾。投資ガイド実践編とあるが、心構えが中心に書いてある。まぁ実践のための準備だね。
    210ページ ファイナンスリテラシーと
    265ページ 90対10 を読めば良い。"

  • 日本でそのままこの内容を踏襲してやってみてもどうなんだろう…信者向けの本のような気がする。

    ところどころ基礎的なことを書いているのは重要だと思う。

  • 三つのE教育、経験、ありあまるるお金
    すべて足りないなと思う。人は考えたとうりになる。私はどうしようか?真摯に自分と向き合う一冊

    投資家レッスン16
    1  道を選ぶ
    2  コインの表裏を見る
    3  なぜ投資はわかりにくいのか
    4  投資はプランだ
    5  言葉が人を金持ちにする
    6  単純なプランを守り通す
    7  自分に合ったプランを見つける
    8  将来どうなりたいかを決める
    9  どのプランにも支払うべき代価がある
    10 投資が危険ではない理由
    11 テーブルのどちら側に座りたいか?
    12 投資の七つの基本ルール
    13 ファイナンシャル・リテラシーがリスクを減らす
    14 簡単にわかるファイナンシャルリテラシー
    15 間違いの持つ不思議な力
    16 金持ちになるために支払うべき代価

    1  道を選ぶ 
    2  コインの表裏を見る 人は安全を求めるほど、目の前にあるたくさんころがっているチャンスが見えなくなる。お金の問題には2種類ある。お金が十分に無いことと、お金がありすぎるこどだ。わたしはどっちの問題を抱えたいを思っているか。
    3  なぜ投資はわかりにくいのか 投資は多くの意味を包括している。すべての投資に精通した人はいない。良い悪いの評伝はそれぞれ一理ある。投資に関して先入観を持ち単なる意見として耳を進んで傾ける必要がある。投資商品が人によっていい、悪いがある。
    4  投資はプランだ 投資家だと思っている多くの人は投機商品にこだわっっていく、不動産をするには不動産をすきにならないといけないとおもいこむ。投資手段は道具であって目的地に着くための道具に過ぎない。
    5  言葉が人を金持ちにする 使う言葉で金持ちか貧乏に人かきまる。使う言葉でその人の過去現在未来がわかる。お金に関する言葉を知ろう。老後ののことを考えてプランを立てる。若いっていうことの問題は、年をとった時に自分がどんなふうに感じるかわからないことだ。もし、わかっていれば、お金の面での人生設計が変わって来るだろう。
    6  単純なプランを守り通す 投資に関するかぎり、複雑にであるより単純であるほうがよい。これは絶対確かだ。
    7  自分に合ったプランを見つける 自分のプランンお一部として単純な方式を見つけ、目標に到達するまでその方法にかじりつて実行し続けなけるこころの準備はできているか。
    8  将来どうなりたいかを決める ①金持ちであること②快適であること③安心していられること。まず、③になるようになるためのファイナンシャルプランを立てて、それを紙に書きだす。ステップ1「一生お金の心配をしなくてすむようなファイナンシャルプランを書いてくれ」とアドバイザーに頼む。ステップ2「アドバイザー(金持ち父さん・すでに成功している人)に見てもらう」プランは退屈で機械的なものがいい。お金の面で快適でいられるためのプランをかく、もう少し長期的な攻撃的な、長期ファイナンシャルプランを書く。自分がはっきりとした考えを持っていなければ、ファイナンシャルアドバイザーははっきりとし見解を出すのはむずかしい。人生に何を求めているのか、それをはっきりさせるのは、それほど簡単ではない。安心を求めることはすごく簡単。真の快適が何を意味するのか考えるのは難しい。①②③の価値観をみたすきちんと「書かれた」ファイナンシャルプランをもっているか。
    ・正直この8章以後はよくわからない点が多かった。
    9  どのプランにも支払うべき代価がある 値段は時間で測られる。持っているお金が少なければ少ないほど人はお金にしがみつく。お金は単に交換の手段。お金より時間の方が大事 
    ・時間が資産だという考えは、自分の時間という本を思い出させた。
    10 投資が危険ではない理由 投資が危険だという人の主な理由は3つ。投資家になるための訓練を受けていないから。コントロール能力が不足しているか、あるいはコントロールを失っているから。たいていの人は内側からでなく外側から投資しているから。ビジネスの裏にあるビジネスが本当のビジネス
    11 テーブルのどちら側に座りたいか? 世界市場で競争するには、会社はコストを引き下げるひつようがある、で、会社の主なコストの一つは授業インの給料と、年金プランのための資金。裕福な友人の多くは、自分たちの両親は子供がとても若い頃ー☆どのような職業に就くか決める前にー子どもの投資ポートフォリオを始め、□投資家になるように指導した。☆はESクワドラントに属し□はIクワドラントになる。
    12 投資の七つの基本ルール  1どの収入のために働いているか自覚する。2勤労所得を他の所得に変える。3勤労所得の安全をかくほする。4投資家自身が資産になる。5あらゆる事態に対して準備する。6必要なお金を準
    備する。7リスク(危険)とリウオード(見返り)を評価する。1には3種類ある、勤労所得(給料一番多く課税される)ポートフィリオ所得(一般に株式、債券、投資信託など「紙」からの所得)不労所得(一般に不動産からの所得)2そのまま方法は後記。3証券(セキュリティ)で安全(セキュリティ)を確保する。証券には資産になるものと負債になるものがある、投資家は見極めねばならない。
    ・証券の意味がわからない。国債などと思うが、それに従うと話に合わない。証券の定義を確認する。株券・債券など、財産法上の権利・義務について記載をした紙片。とのこと、私の認識が間違っていた。
    4投資家が資産だったり、負債だったりする。「投資は危険だ」というのをよく聞くこれは投資が危険ではなく、投資家がきけんなのだ。投資で損したとぼやく陰に割のいい買い物があるか確かめる。逆張り投資家は一般的に市場の大半の思惑とは反対の事をする人だと考えられるが。IBクワドラントの属する父さんから見れば、壊れかけているところを見つけて、それが直せるならば投資する(・?逆張り投資家についての記述これがよくわからなかった)
    5準備のしなかった人とあらゆることに対応できるように準備している人がいる。後者が真の投資家。準備するために時間をかけることは、一生にないような取引が毎日君の目の前に現れる。いい投資家の基本条件の一つは市場が上向こうが下向こうが儲ける準備ができていることだ。6
    ・この章解らない点が多かった。要再読。基本ルール6必要なお金を手に入れる 準備ができていて、いくらかの経験を実績をつんでいて、何かいい投資を見つけたらお金を見つけるのはそれほど難しくない。

    基本ルール7 リスクとリォードを評価する 危険(リスク)と見返り(リウォード)を評価する能力。金持ちが投資するレベルでは投資家は3つのEを持つ必要がある 教育、経験、あり余るお金だ。ありあまるお金。あり余るお金とは損をしても痛くも痒くもなくて、それでその損から利益をえることができるほどのお金。金持ちレベルの投資には、いい損とわるい損、いい負債と悪い負債、いい支出と悪い支出がある。金持ちレベルでは、必要な教育と経験の量がぐんと増える。ばからしいほどたんじゅんなままで保ての方針に沿っていなかったらリスクが高いと思っていい。誰かがある投資について2分以内に説明できなければ、どちらかのレベルが足りない。投資は始めは難かしそうに見えるが、そのあとになって優しくなっていく。たいていの人にとって一番難しいのは時間を投資するこ

    13 ファイナンシャル・リテラシーがリスクを減らす 投資家になる女権の一つは、なにが起こるか予測するのではなく、何が起こってもいいように準備しておく事。危険なのは投資自体ではなくて投資家自身だ。どうしたら危険を少なくできるか。言い換えれば、非常に少ないリスクでたくさんんのお金を儲ける投資家になるにはどうしたらよいか、そして手に入れたそのお金を持ち続けるにはどうしたらよいか。→物事を単純にしておくこと、基本を理解すること。まず安心ンと快適さのための投資プランを軌道に乗せることからはじめる。この2プランは多くの場合君が有能だと信じるだれか別の人間によって君に変わった冶土的ですごく簡単な方法に従って実行する。次により少ないリスクでお金を作りたいと望むのなら、リスク・時間を代価として払う。たいていの人がいい投資家になれない最大の理由は、自分自身と自分の感情をコントロールできないから。市場の動きに関わらず、真の投資家はお金を儲ける。『自分をコントロールする』というのが一番最初で一番大切なコントロール能力。ビジネスを学ばなければならない。グレシャムの法則悪価は良価を駆逐する。財務諸表を読むこと、ファンダメンタル(経営内容)を読むこと。資産と負債の違い、勤労所得と不労所得やポートフォリオ所得との違いを知ること。財務諸表が教えてくれる3つ、重要チェックリストが手に入る。投資対象の財務諸表と自分個人の財務諸表を重ねあわせてみてどこに収まるか確かめる。その投資がお金を生み出すか損するかがわかる。人は投資する前に、こじんとしての財務諸表を読む能力をきちんと把握する必要がある。損益計算書・財務諸表は魔法の絨毯。投資は危険ではない。ファイナンシャルリテラシーを持っていないことが危険。
    14 簡単にわかるファイナンシャルリテラシー 資産の定義は「資産はきみのポケットにお金を入れてくれる」。
    金持ちになりたかったら、教育だけでなく、個人のキャッシュフローも自分できちんとコントロールしなければならない。平均は平均的な投資家たちのものだ。プロの投資家はコントロールを求める。そしてそのコントロールはまず自分自身、お金に関する教育、自分が手に入れる情報の源、そして自分のキャッシュフローから始まる。自分の支出はだれか他の人の収入になる。洗練された投資家は、本当の姿をつかむために数字を読み、平均的な投資家の目には見えないものを見る。洗練され投資家は政府の規制や税法、会社法、ビジネス法、会計法がどんな影響がでるか見なていなければいけない。正確な投資情報を見つけるのが難しい理由の一つは全体像を見るにはファイナンシャルリテラシーと会計士、そして弁護士が必要だから。財務諸表を分析することを学ぶ
    15 間違いの持つ不思議な力 間違いとは、新しいなにか、自分がそれまで知らなかった何かを学ぶチャンスだった・間違いを犯していると置いうことはそれだけその人は多くを学んでいる。真の投資家は利益が出た時に備えると同時に、紙上が思ったような動きをしなかったときにそこから学ぶ用意もしていなければならない。
    16 金持ちになるために支払うべき代価  経済的自由にと引き換えに支払わなくてはならない代価は、これらの段階で投資をするための教育、経験、ありあまるお金を手に入れるのに必要な時間と献身だ。ゼロからはじめてお金もち父さんのゴールに到達するために支払わなくてはならない代価は教育、経験、ありあまるお金で測られる。大金持ちになるためーとくに0からスタートする場合ーに必要な条件として、夢、献身、意欲、データ、ドルが挙げられる。

    第4章 試算を買わずに資産の欄をうめるにはどうしたらいいか。金持ちとうさんはゴミをお金に変える思考の往路セスをもっていた。私たちの頭脳は最も強力な資産だが、もし適切に使わなければ最悪の負債にもなりえる。

  • 当時はチームプレイ
    プランを作ることが肝

    お金の世界ー有り余る世界で生きる方法を探る

    投資方法は複数ありプランによって異るということ
    そしてそのプランをつらぬく

    投資の基本
    3つの所得ー勤労、ポートフォリオ、不労ー勤労をいかに減らすか
    投資家自身が資産になる

    財務諸表を読めること=魔法のじゅうたんに

  • 資産を作るための心構えを書いている。
    お金のために働かない。

  • 投資するなら勉強しろ!この一言に尽きるのだと思う。その勉強する時間を投資する覚悟はあるかい?

    と、入門編はここまでで続きは上級編で。

  • わかりやすい。本当に。投資する云々もそうかもしれませんが、それ以上にお金に対する考え方としてものすごくためになる一冊。

    お金のために働く。
    お金のために時間を使う。
    お金のためにする犠牲のなんと無駄なことか。。。と、お金vs人生のある種このままでいたら死ぬまで勝てないお金の征服力からいかにして脱出するのか?

    という精神面でも、考え方でも、生き方にしてもロバートキヨサキの教えはある種、お金を通した心理学ですらあるんじゃないかと、思わされました!!!!

    金持ち父さん、貧乏父さんをさらに掘り下げた一冊。

    こういう授業は確かに必要。

  • もっと若いウチに読みたかった。新しい考え方というか、勉強になる。
    とにかく私が投資をしたら大変危険で、投資家がどんなに勉強をしているかということだけはわかった。
    時間の投資というのが普通の人には難しい。
    安心できること、快適であること、金持ちであること。段階的にすべてを満たさなければならないとのこと。大きな壁があるなあ。

  • 常識的な考え方を変えない限り、世間一般以上の収入はのぞめない。「正直によく働きいづれ結婚し、平和な家庭を築き郊外に一軒家を持つ」って…そんなのは昔話。まじめに働いているが生活が一向に良くならないのは働き方の問題である。常識的な考えを辞め、非常識になり非常識な収入を得よう。但し、基本は安心、快適、金持ちと三拍子揃えることである。三拍子揃え無ければ本当の金持ちとは言えないらしい。詳細は『投資ガイド上級編』に…

  • 最後の方に書いてあった、たくさん稼いで、年2万ドル貯める学生の話が、まさに自分のやろうとしていたことで、かつ、これが否定されていたのが印象的だった。
    お金がなくても資産を作り出す方法について言及されている、上級編も読みたい。

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著者プロフィール

世界中の数千万人の、お金に対する考え方に挑戦し、それを変えてきた。彼の主張はしばしば伝統的な知識と対立するが、そのストレートな語り口と、大胆で時に不遜な発言は、多くの人々の支持を集めてきた。キヨサキは今日、ファイナンシャル教育の情熱的な推進者として世界中で認知されている。

「2019年 『金持ち父さんの「これがフェイクだ!」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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