日銀日記――五年間のデフレとの闘い (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 76
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480864598

作品紹介・あらすじ

日本経済をここまでダメにしたのは誰か? デフレから脱却し、経済成長を達成するべく、日銀副総裁を務めた経済学者による5年間の記録。歴史的転換点に立ち会え。

感想・レビュー・書評

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  • 白川氏の本を読んで、友人の薦めで図書館で借り出してみたが、最初の10頁ほどで進まなくなってきた。敵意と言うより悪意に満ちているのがありありとわかる。
    途中で嫌になって放棄。この著者とは相性が悪い。

  • 新聞社の利益を社会的な利益よりも優先するという、露骨とも思える利己主義から、軽減税率導入を主張しているのではないかと疑ってしまう。これでは、新聞が「民主主義社会の健全な発展と国民生活の向上に大きく寄与している」とはいえないだろう。 ー 168ページ

  • 第一次黒田体制の副総裁の時系列紹介。日記とはあるが、不定期ブログの様相で公開する為後からかなり手を入れてると思われる。
    日銀副総裁といえども情報は機関投資家と変わらないもの。ターゲットに未達なのは2014年の消費税増税が主要因でその後の原油価格下落も追い打ちとなったとしている。黒田総裁は財務省のDNAから逃れられず、政治、マスコミも財務省の手が回ってるとしている。

  • 2013年3月から2018年3月まで、日本銀行の副総裁を務めあげた著者による、任期の五年間に著した日記をベースに職務内容を著した一冊です。一般になじみのない語句には、注釈がつけてあるので比較的読みやすく工夫されています。経済の勉強にもなるので、経済学を勉強している方には本書は白眉と言えます。私が特に印象的だったのは、2014年4月に5%から8%に増税された消費税の負の影響に苦しむ著者の姿です。増税で棄損したリフレ・レジームをどの様にカバーするのか日銀で対応にあたる一方で知人のエコノミストに意見を聞いたり、如何に知恵を振り絞っているのかがよく分かります。
    このような、悪影響の強い消費増税を2019年10月にも行う予定になっていますが、本書を読んだ後には強く反対すべきと分かります。安倍晋三総理大臣には、賢明な判断を期待したいと思います。

  • 東2法経図・6F開架 338.4A/I97n//K

  • 岩田元日銀副総裁の回顧録。書名に日記とある通り、在任中に記したものをまとめたもの。日本では政策決定者の回顧録が少ないが、同時代の息吹を知る貴重な記録と言える。
    著者に対してはリフレ派学者との色眼鏡で見ていたが、金融政策の限界を踏まえながら大変バランスのとれた議論をされており、失礼なことをした。
    気になった点。異次元緩和の失敗の責を消費税増税に期すが、それだけが要因だろうか。本来、短期決戦であった異次元緩和が長期戦となってしまったが日本の粘着的なデフレ体質を見誤ったのではないか。政策に行き詰まり、日々の市場、とりわけ為替レートに翻弄されているのは痛々しい。守秘義務のためか、政策形成・決定のプロセスがよく見えない。ひょっとして著者は政策形成の主流から外されていたのではないか。国会審議はひどい。何のためか分からない質疑に総裁・副総裁を拘束、さらし者にする様に驚いた。

  • 338.3||Iw

  • 購入予定。版元のページ未だ無し

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著者プロフィール

日本銀行前副総裁、学習院大学名誉教授

「2019年 『なぜデフレを放置してはいけないか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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