クラウド・コレクター: 雲をつかむような話

  • 筑摩書房
4.03
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本棚登録 : 1001
感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480872968

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  • AZOTHを旅する話。

    パスポートナンバー142857

    人生のベストセラーといっても過言ではないでしょう。 さとこ

  • 目次
    雲を売ろうとした男のはなし
    [第1の手帳]
    ふたつの白い手袋
    雲の母の書物
    沙翁世界の逍遙
    見えない師匠
    もの忘れのひどい書記官
    ブヴァールとペキュシェ帽子研究所
    すべて・ありのままに・羽根あるもの

    パスポート・ナンバーの謎を解く

    [第2の手帳]
    サラマンドルのしっぽ
    いま、ここにだけ降る雨
    光を観るための旅
    すばらしい耳
    哲学サーカス団
    不吉なる理髪師
    青い涙を集めるひと

    ゴンベン先生と一緒に読み解く[アゾット行商旅日記]第1の手帳と第2の手帳

    [第3の手帳]
    小さな赤い悪魔
    雨の降る中庭
    星をめぐらせる劇場
    静かなる晩餐
    太陽王はかく語りき
    かなでるものたち
    クラウド・コレクター

    バッカスに導かれて

    バッカスのタロット全21枚解説

    びん博士・庄司太一さんとクラウド・コレクションをつくる

    あとがき

  • 雲をつかみにいきたくなる本

  • 見た目もとても美しい本。内容も工夫が凝らされている。久々になんか甘くてキレイな色つきのお酒が飲みたくなった。

  • これは、なんといって説明していいのか…。
    大人の哲学書??

    これ、20歳を過ぎてから読んだ本では、
    ダントツでスキだと感じました。
    本気でこの世界があったんじゃないか!?と思わせる、
    装丁が最高に素敵です。

    やっぱりファンタジー的要素がスキ、ナノデス。

  • 各地区のムーンシャイナーの由来と効能がどれもぴったり。言葉が雲となり、雨となり、地上に再び戻ってくるという考えに惹かれる。

  • 本の装丁等を手がけるアーティストだけあって、細部にわたるこだわりは素晴らしい。
    物語もカードを集めて組み立てていくような感じで面白い。
    クラフトエヴィング商會の中で1番好きな本です。

  • 文句なしに楽しいー。絵と文が渾然一体となって独特の世界に遊ぶ。ファンタジーが好きな大人向け。

  • 亡くなった祖父のカバンの中から不思議なものが現れる。それは昔に旅したと聞いた"アゾット"という国の品物らしいが…。手帳やメモからもたどるおかしな国の不思議な品々。架空の国の架空の品物たちを、撮影した写真と文章とで紹介してくれます。素敵にだまされたい一冊。

  • 作者の祖父(?)の旅行記という形で書かれた物語で、その旅に関連した思い出の品が写真付きで紹介されるという凝った作りの本です。ちょっと高いですが、宝物になる本の一つ。
    折込チラシも作品の一部になってるので必見

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