グールドのシェーンベルク

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480873521

作品紹介・あらすじ

20世紀をかけぬけた衝撃のピアニスト、グレン・グールドが、偏愛してやまない作曲家シェーンベルクに、歴史的・文化的・心理的側面から光を当て、多彩な横顔にふれながら新しい像をスリリングに描き出してゆく。ラジオ放送のために書かれたこの作曲家論は、現代音楽への誘いの書でもある。

著者プロフィール

1932年9月25日トロント生まれ。ピアニスト・思想家。幼少より楽才を示し、トロント音楽院(現ロイヤル音楽院)に学ぶ。作曲家を志すが、ピアニストとして十代よりカナダで認められる。1947年トロント交響楽団と初共演、1950年CBC(カナダ放送協会)で初のラジオ・リサイタル。1955年、22歳で米国デビュー。翌年発売した《ゴルトベルク変奏曲》のアルバムで従来のバッハ解釈を刷新し、話題を呼ぶ。57年にソ連や欧州への演奏旅行に成功。以後、独自の選曲と解釈で名声を高めていくが、64年のリサイタルを最後に舞台から退き、以後はレコードと放送番組のみで演奏活動。音楽論やメディア論をめぐる文筆も行ない、新しい音楽作品を意図した「対位法的ラジオ・ドキュメンタリー」の制作も手がける。終生トロントに暮らし、82年10月4日脳卒中にて急逝。死後も人気は根強く、録音・映像・著作の紹介や学術研究が続いている。

「2017年 『グレン・グールド発言集 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

グレン・グールドの作品

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