砂の器 映画の魔性 監督野村芳太郎と松本清張映画 (単行本)

  • 筑摩書房 (2025年3月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784480874177

作品紹介・あらすじ

1974年に公開されて大ヒットとなった松本清張原作の映画『砂の器』。公開から半世紀を迎えてなお「国民的」人気を誇るこの作品は、通りいっぺんの「名作」ではなく、むしろ製作・脚本の橋本忍、監督の野村芳太郎を中心とする名匠たちが極めてベンチャーな野心と創意をもって、まさに「映画の魔性」にとりつかれて実現した「挑戦作」にして「異色作」なのである。本書では、数々の現場資料を踏まえながら、清張原作から大胆な改変をもって誕生したこの作品の創造プロセス、そして後世に与えた意外な影響までを含めて網羅する『砂の器』研究書籍の唯一にして無二の「決定版」である。本書は映画公開50年に加えて、野村芳太郎監督生誕105年に捧げられる。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

映画化のプロセスや制作背景を深く掘り下げた本書は、名作『砂の器』の魅力を豊富な資料とともに分析しています。製作人の熱意や周囲の環境がどのように影響を与えたのか、また原作との比較を通じて、脚本や演出の素...

感想・レビュー・書評

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  • 監督・野村芳太郎が描く、作家・松本清張の世界
    上映スケジュール - 新文芸坐(会期2025/3/1〜3/14)
    https://www.shin-bungeiza.com/schedule#d2025-03-01-3

    砂の器 | 松竹映画
    https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/03988/

    砂の器 | 松竹映画100年の100選
    https://movies.shochiku.co.jp/100th/sunanotsuwa/

    文学にみる障害者像-松本清張著『砂の器』とハンセン病 | 「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2004年9月号
    https://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n278/n278015.html

    第4回 松本清張と『砂の器』 | はなしの泉 | 特定非営利活動法人香川人権研究所
    http://kagawa-jinken.org/publics/index/69/detail=1/b_id=393/r_id=6/

    ホーム - 松本清張記念館
    https://www.seicho-mm.jp/

    樋口尚文 | 松竹映画100年の100選
    https://movies.shochiku.co.jp/100th/celebrity/higuchi-naofumi/

    水先案内人樋口 尚文がセレクト いま、最高の一本
    https://lp.p.pia.jp/pilots/107/index.html

    『砂の器 映画の魔性』樋口 尚文 | 筑摩書房
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480874177/

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      自著を語る / 日本の古本屋 / メールマガジン なぜ映画人たちは『砂の器』という危うい企画にのめって行ったのか(『砂の器 映画の魔性——監...
      自著を語る / 日本の古本屋 / メールマガジン なぜ映画人たちは『砂の器』という危うい企画にのめって行ったのか(『砂の器 映画の魔性——監督野村芳太郎と松本清張映画』)2025/03/25
      https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=20485
      2025/03/25
  • 音楽についての章が、特に興味深い。

  • 20251208 博多駅の丸善で購入

  • ふむ

  • みんなが待ってたようなテーマの本なのに
    文法的に変だとか
    校正の見落としだとか
    素人の私でも見つけられた箇所が
    いくつもあって残念

    人によっては
    バイブルになり得る内容だし
    作者は映画評論でも食べていらっしゃるなら
    もっと丁寧に作ってくれー

    やたらご自分の写真が多いのは何故?

    作者の写真を見たくて買ってないので
    その分映画や原作の資料を。

    あと
    “(映画の)誕生から現在まで
    リアルタイムで伴走してきた筆者“
    としょっぱなに書いてあるので 
    何年生まれでどんな関わり方を
    されていた方なんだろう?と
    調べたら
    1974年の映画の公開時は12歳じゃん!

    おそらくご出身地の佐賀の映画館で
    見られたんでしょうが
    それを伴走というのか?

    それとも関係者の子供で
    特別な距離で見てたとか?

    あと橋本忍さんの創価学会の関係は?

    いろいろモヤモヤした本でした。

    でも砂の器、
    原作も最初のこの映画も大好き!





  • 『砂の器』の映画化が企画され撮影が進み公開、大成功を収めるまでの製作人の熱意や周囲を取り巻く環境など詳細に述べられた書籍。現在もシネマコンサートなどでも大人気だという。原作も好きだし、映画も配信かCATVでいつかは見たいと思っているが、この時代にノスタルジーを感じ続けていいのかためらうこともある。戦後の復興期~昭和世代、平成前半は様々な分野に希望がありそれなりの成功、いわゆる合格点も努力すればもらえたイメージがあった。でも、今そのような雰囲気はあまり感じられない。現実を生きていかないといけない中で、心を過去に飛ばしたくなってしまう人は少なくないのかな。

  • これはよく書きましたなのだが、映画の再生停止を繰り返しながら読まないと。ただ、積極的に見返したいかと言われると、ミステリを捨てて情緒に振ったところが気になるんだな。

  • 豊富な資料や関係者、出演者のインタビューも交え、名作『砂の器』の未だ色褪せないその魅力を詳細に分析する。特に原作との比較や野村監督の残した資料から『砂の器』の脚本、演出のすごさを深掘りする第1章は大変読み応えあり!

  • 名作映画「砂の器」マニアにはたまらない作品。原作から企画、制作過程から全てを解剖したノンフィクション。
    原作を読んで不満だった印象があったが、映画で如何に原作本の弱点を克服したかが面白かった。
    映画、原作双方を知る人向き。読者が限定されそうで、勝手に心配してしまう。

  • 一気に読んでしまうほど面白い。
    原作からの改変が細かく描かれていてそこが興味深い!理屈を抜きにして、徹底的にエモーショナルさと腕で押し切った、ある種のカルト映画かもしれない。

  • 一冊全部、映画『砂の器』について、という邦画関係ではなかなかない本。監督の残したメモやコンテなどを元に、どのようにこの映画の企画が成立していったのか、脚本の企図といきさつ、構成や演出の意図、等を考察した「脚本と演出」が約半分強。この映画に不可分である音楽の考察(「音楽」)に、子役やヒロインとのインタビュー(「演技」)、「宣伝・興行」、全然知らなかったのだけど中国ではかなり知られているらしく、その他次世代への影響などをまとめたもの(「影響」)、と映画『砂の器』のいろんな側面について書かれていて、もう一度よく見たくなること請け合い。監督の残したメモや絵コンテの写真も貴重。願わくはもっと大きく映してほしかった。「完全版」とかあるかな?!

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著者プロフィール

樋口 尚文(ひぐち・なおふみ):1962年生。早稲田大学政治経済学部卒。戦後日本映画史を再検証する著作多数。映画評論家、映画監督。主な著書に『大島渚全映画秘蔵資料集成』(国書刊行会/キネマ旬報映画本大賞2021第一位)、『大島渚のすべて』(キネマ旬報社)、『黒澤明の映画術』(筑摩書房)、『実相寺昭雄 才気の伽藍』(アルファベータ)『グッドモーニング、ゴジラ 監督本多猪四郎と撮影所の時代』(筑摩書房/国書刊行会復刊)、『フィルムメーカーズ20 大林宣彦』(責任編集/宮帯出版社)、『ロマンポルノと実録やくざ映画 禁じられた70年代日本映画』(平凡社)、『映画の復讐』(フィルムアート社)、『映画のキャッチコピー学』(洋泉社)がある。

「2025年 『砂の器 映画の魔性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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