だれも教えなかった料理のコツ

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 419
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480877796

感想・レビュー・書評

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  • タイトルの通り、今まで誰もきちんと教えてくれなかった料理のコツが惜しげもなく書かれています。
    なぜ、じゃがいもは切ったら都度水につけるのか?
    なぜフライパンを熱してから油を入れるのか?
    何となく常識だからと思ってやってきたことが、きちんとその理由を含めて説明されているので、
    個人的には目からウロコのことばかりでした。
    (母や学生時代のアルバイト先で料理人さんに聞いたことはあるけど、そうするように。ということだけで、その理由までは教えてくれなかった…。)
    レシピも少し掲載されていますが、基本的には読み物です。

  • 写真は僅かだけれども、とても美しい。即使える料理のコツが沢山詰まっている。
    料理を作るのが楽しくなる1冊。読み応え、作り応えがある。約10年、台所にあった本。内容をだいたい網羅したので、今回手放したけれど、また買い直すかも。

    我が家の殿堂入りメニュー
    「大根と鶏手羽先のこってり煮」
    「ねぎみそおでん」
    「のりとたくわんのお寿司」
    「クレイマークレイマーのサラダ」
    「豆のゆで方」
    「ごぼうのポタージュ」
    「ツナペーストのポケットサンド」
    「各種 マリネ液」

  • 題名通り、今まで疑問に思ってたことがのってる。

    だしのとりかた、こんぶ、煮干しは水出し、2番だしはかつおぶしを煮立たせて。

  • 素材別に選び方や下ごしらえの仕方、切り方、調理法まで丁寧に書かれています。そうする理由も書かれているので納得して読み進めることができます。
    美味しいものは身体にもいいもの。
    味付けはシンプルに、素材選びや下処理をきちんとすること。
    これまで料理の出来不出来は味付けで決まると思っていましたが、そうではないということがこの本に書いてあることを実践すると少しずつ分かるようになってきた気がします。料理を理論的に基礎から学びたいという方にはぜひともご一読されることをおすすめします。

    繰り返し読んでできるところから実践していこう。

  • 料理に対する考え方に共感して買った。素材一つ一つを丁寧にシンプルに扱うつもりがあるならこれは買い。鶏肉一羽購入とかは真似できないけど、考え方は取り入れられる。レシピ集ではないし写真も少ないので、書いてあることそのままやるには不適。自分のやり方にこの本の要素を加えてブラッシュアップするぐらいのつもりで使うのであればこれほど役に立つ本はない。レシピ集ならクックパッドがあるしね。

  • レシピ本というより読み物として保存版。素材そのものを大切にし、料理しすぎないことの大切さを教えてくれる。調理道具編も楽しく、この本をきっかけにグローバルのペティナイフを購入した。

  • 今まで知らなかった料理のコツ、お料理好きの皆さんにお薦めの一冊です。

  • きちんと学びたい人も気軽に読みたい人もとてもよろしい。

  • 素材別に選び方から保存の方法、おいしい食べ方にいたるまで料理のコツが満載。使いやすい道具の紹介も。図書館で借りたけど、できれば手元におきたい本。

  • すごい面白かったです。これ、立派な読み物で、しかもとても役に立ち、身になります。
    なかには「そんなこと前から知ってるもーん」という立派な方もいらっしゃるのかもしれませんが、、、ものぐさテキトウ料理の私にとっては母から聞いたり自分で考えたりして「あ、これやってる」ということもいくつかあったけど、それをさらに洗練された技ありの方法(でも簡単!)でやればいいんだー、あとひと手間でさらにおいしくなるのか!!!っという、へー!ほー!の連続。いい本を買いました。これは永久保存版です。
    焼くだけ煮るだけ蒸すだけとかの素材を生かした食べ方で、味付けもシンプルなのが好きで、野菜が好きな人にお薦めの本です。

著者プロフィール

イタリア料理や和食はもちろん、おいしくて美しく、野菜をたっぷりとれるレシピで定評のある料理家。インテリアや暮らしのスタイルにもファンが多く、雑誌やテレビ、お料理教室などその活躍の場は多岐に及ぶ。使い勝手をとことん追求したキッチン・ツール「ラ・バーゼ」を提案、またセレクトショップ「shop281」も好評。『料理は食材探しから』(東京書籍)でグルマン世界料理本大賞・食の紀行部門でグランプリ受賞。『レシピを見ないで、作れるようになりましょう』(SBクリエイティブ)は料理で大切なのは手順ではなく食材や原則を知っておくことであると説き、多くの賛同を得た。『だれも教えなかった料理のコツ』『1回作れば3度おいしい作りおきレシピ』『有元葉子の台所術』(以上、筑摩書房)、『はじめが肝心 有元葉子の「下ごしらえ」』(文化出版局)などたくさんの著書がある。http://www.arimotoyoko.com

「2022年 『有元葉子の冷凍術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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