1回作れば3度おいしい作りおきレシピ

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 366
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480877987

作品紹介・あらすじ

こうしておけばご飯のしたくがとても楽。有元家の工夫がぎゅっと一冊になりました。

感想・レビュー・書評

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  • 写真重視・美しい料理本とは一線を画す。この本が一冊できあがるまでの重労働がしのばれるほど、中身の濃い本。すべてのレシピに写真がついているわけではないが、そんなことは気にならない。ページの隅から隅まで、有元さんからの「いいこと教えてあげる」というメッセージが伝わる。すばらしい!

  • 簡単にできて、美味しくて、ちょっとおしゃれな料理レシピ。
    料理のコツやヒントが、ぎっしりと書かれている。写真は少なめだけれども、読み応えと作り応えがある1冊。イタリア料理よりの和食という感じ。

    約10年手元に置いて、好きなのを繰り返し作って我が家の味にした。
    「小松菜の塩もみと揚げかまぼこのグリーンご飯」
    「シンプルおでん」
    「じゃがいものたらこソース和え」
    「野菜の甘酢漬け」
    「フムス」
    「トマトソース」が我が家の殿堂入り。

  • 料理本なのだが読み物して面白いので通読しながら気になる所に付箋をつけたりマーキングしたりした。譜面を見ながら音楽を頭で演奏するようにレシピを見ながら料理を作る想像をするのがとても楽しい。
    タイトル通り作りおきを紹介してるので日々の少しの労力で食事の質が大きく向上するのがわかる。塩だけでもできることがたくさんあって知らなくて損してたことばかりだった。

    個人的にはマリネの概念、マリネはおいしく食べるために食べ物を漬けるという大体の認識でいいが目からウロコ。今日より明日、明日より明後日がおいしいのがマリネと聞いてマリネが好きになった。

    著者の本を読むと丁寧な食事をしたくなる。

  • <図書館で借りて結局買う>
    料理の理論本。レシピ本、と呼ぶには字が多すぎる!笑
    料理は理系、とはよく言うけれど、この本を読むと本当にその通りだなと思います。実際には経験で(失敗を繰り返して)感覚的に身につけていくものを理論立てて教えてくれるので、普通のレシピ本を丸ごと覚えるより効率良く「料理の基本」が学べると思います。
    そう、これは学びの本なのだ!笑
    このひとの冷蔵庫は、整理整頓されて、きれいなんだろうな〜

  • おいしい野菜を手に入れたら1度作ってみたいレシピ集。
    こうやって作りおきしておけば日々の料理が楽になるだけでなく、ちょっとずつでも野菜を摂取できて嬉しいなあ。

  • 毎週末一週間分の食事を作り保存、食費を抑え短時間で作りたいというシチュエーションで活用。塩豚、マリネ、ゆで野菜、挽肉いためなどシンプルで栄養があり応用がきくレシピが載っている。一度覚えると応用しやすいのがとても良い。買い物前にパラパラと読み返してくたくたになった本。

  • 有本レシピの集大成だと思う。

  • 最近の料理本らしからぬ字の羅列。
    それでいて結構簡潔に使えるtipが目に入ってくるのはポイント高し。

    デザイン/訴求するためのインタフェースって奥が深い。

  • 下準備した食材が冷蔵庫に一つあるだけで、毎日のご飯の準備にかかる心労が激減することを教えてもらいました。このまま続けていけば、毎食の準備と平行して、明日の作りおきをする習慣がつきそうです。なぜか食費の節約にもなっていて一石二鳥。

    チャレンジした作りおき↓
    塩もみ小松菜
    塩漬け豚
    中華風マリネ炒め肉
    野菜のマリネ
    ゆで鶏・ゆで野菜・ゆで魚
    揚げナッツ
    冷凍揚げ肉だんご
    ひき肉炒め
    ツナマヨ
    焼き鮭
    いろいろ野菜のオイル蒸し煮
    肉とゆで卵のしょうゆ煮
    ねぎみそおでん
    豚スペアリブと大根の炒め煮
    冷凍トマトソース
    冷凍ミートソース
    玉ねぎドレッシング
    肉みそ

  • この内容でこの価格とは信じられません。
    最近、とりあえず使い道はなくても安ければとりあえず食材を買って全部そのまま冷凍し、使い道に困って2,3週間そのままにしてしまったりすることが多くありました。しかし、本書を読んで調味料をふる、マリネするなどしておけば、冷凍じゃなく冷蔵で保存できて、使い道を明確にすることで食品ロスを減らせると思いました。
    ネットで調べると料理のレシピは出てきますが、調味料の扱い方や組み合わせによる保存方法などは見たことがなかったので、とても役に立ちます。
    ただし、味付けや使用される食材が身近でないものも多く見られました。その点は各家庭による工夫が必要かと感じました。

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著者プロフィール

イタリア料理や和食はもちろん、おいしくて美しく、野菜をたっぷりとれるレシピで定評のある料理家。インテリアや暮らしのスタイルにもファンが多く、雑誌やテレビ、お料理教室などその活躍の場は多岐に及ぶ。使い勝手をとことん追求したキッチン・ツール「ラ・バーゼ」を提案、またセレクトショップ「shop281」も好評。『料理は食材探しから』(東京書籍)でグルマン世界料理本大賞・食の紀行部門でグランプリ受賞。『レシピを見ないで、作れるようになりましょう』(SBクリエイティブ)は料理で大切なのは手順ではなく食材や原則を知っておくことであると説き、多くの賛同を得た。『だれも教えなかった料理のコツ』『1回作れば3度おいしい作りおきレシピ』『有元葉子の台所術』(以上、筑摩書房)、『はじめが肝心 有元葉子の「下ごしらえ」』(文化出版局)などたくさんの著書がある。http://www.arimotoyoko.com

「2022年 『有元葉子の冷凍術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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