- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480878342
作品紹介・あらすじ
世界各地に残る20世紀の名作住宅を訪ね歩いて東へ西へ。あの住宅を巡る旅が帰ってきました!安藤忠雄の「住吉の長屋」をはじめ、「イームズ自邸」「ケアホルム自邸」「ダルザス邸」「バラガン自邸」「シーランチ」「カーサ・グランデ」…さらに、稀代の普請道楽だったフィリップ・ジョンソンの形見ともいうべき「ガラスの家」を含む建物の数々を紹介。建築家ならではの観察力と想像力を、写真と文章とイラストに定着させた旅のフィールドノートの始まり始まり。
感想・レビュー・書評
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★3.5。
衣食住という言葉ではないですが、住み家というのはやっぱり多くの人の関心あるところなんでしょう(長寿の某探訪番組然り)。
この本もその偏愛ぶりが遺憾なく発揮されていますが、凡たる当方から見ますとここの家で生活できるのかしら?と思わなくもなく。
住吉の長屋じゃないですけれども、不便さも含めた住人の住宅への愛と理解がないと単なる建築家の自己満足に終わるんでしょうなぁ。あくまで普通の市民の「住宅」という観点に絞ってではございますが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ルイス・バラガンのピンク色の壁とかドアとかしびれる。「有名な電話台のあるコーナー」とかねぇ。
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キタァ!絶版しててずっと探していたので待望の復刊!ちょ〜愛読書!
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あー、これ、続・住宅巡礼の焼き直しだったのか。うっかり気づかないで手にとってしまった。
既読の内容ばかりではあったけれど、最後にフィリップ・ジョンソンの「ガラスの家」の訪問記が新たに収められていた。奇妙奇天烈としかいいようのない住宅だけれど、その住宅に込められた思いや経緯がなんとなく伝わってきて興味深い。
建築家って突き抜けちゃって変人が多い気がするのは・・・・偏見か。 -
以下の住宅を,特に訪ねたいと思った.
|ケアホルム自邸|ハンナ+ポール・ケアホルム,
|バラガン自邸|ルイス・バラガン,
|ガラスの家|フィリップ・ジョンソン,
建築の普遍性について考えたくなる本.
住宅の30年,50年,100年.
家族の30年,50年,100年.. -
こういう本、好きです。
じっくり楽しみながら読めます。 -
古今東西、著名な住宅を平面図と写真で紹介する本。設計や空間に音痴な私でもあれこれを想像巡らせて楽しめました。買おうかな・・・
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お高く止まった建築本と違い、住宅を素朴に愛でているのがわかる。
僕らの視点も自ずと落ち着く。 -
週刊ブックレビュー
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住宅巡礼もそうですが、読むと行きたくなります。また住まい手にも会ってみたくなります。シーランチの木製雨とい・・・触ってみたい。