やわらかい頭の作り方: 身の回りの見えない構造を解明する (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 414
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480878830

感想・レビュー・書評

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  • なんせ 工学部出身の 方の書いたもの。

    むずかしい。

    絵は 面白く見ました。

    柔らかい頭も フリーズ状態の 頭になりました。

    ぜひ 作者も言っているように

    抽象的ではなく 具体的に お願いします。

  • 自らの「考え方の癖」を認識すること。

    自分の「常識」や「価値観」や「見方」が絶対ではなく、今立っているところから一歩引いて、自分を俯瞰して見ることでより創造的な思考を手に入れることができる。

    結局は自分が知っていること、見ていることからでしか考えていない。そのことを自覚しながら、ふとしたときに考えるきっかけを与えてくれる一冊。

  • やわらかい頭の人はたくさんの視点を持っていて、視点の数がやわらかい発想に結びつくんですね。この本ではそれらの視点が学べます。特に「両極を折り曲げてみる」はお気に入りの視点。「好き」の反対が「嫌い」ではなく「無関心」となる理由がわかります。人とは一味違う視点を手に入れたい人は是非。

  • ヨシタケシンスケさんの挿し絵で購入
    文章も非常に分かりやすく、感情と事象をわけるための頭の整理にとても役立ちました。
    読みやすく挿し絵とマッチしていて、何度も読みたくなります。

  • イラストが可愛くてジャケ買い。かわいい。ヨシタケシンスケさんの絵はいつもかわいい。
    考え方について学びましょうという本だ。内容は日常全部に関わっていて、どんな人でも参考にできる知識はありそうだ。特に印象的だったのは最後の仕事の選びかたについての考察で、筆者独自の目線が書かれていて好奇心が満たされた。

  • 最近人と衝突することがあったとき、自分のなかの常識が覆されていく感覚があった。

    そのとき思わず言ってしまったのが「まわりにそういう人がいなかったから戸惑っている」という言葉。

    そこで思ったのが、自分の常識が他人の常識ではないというのはわかりつつも、まわりのたかだか10人くらいの意見と同調すれば逆観的に見て常識になる、というわけではないということ(類は友を呼ぶとも言うし)。

    また、話しながら「私だったらこうされるとこうなるから、こうかなと思った」という表現を自分が何度も使っていることにふと気付いて、おや、自分は知らないうちに主観で自分が感じたことを相手に適応することで相手の立場に立った気がしているんじゃないか?と怖くなったこと。

    そして、わかりあえないことに苛立ちを覚えたことで、自分は本質的には「話せば自分の正しさをわかってもらえる」と思い込んでいるのではないかと考えたこと。

    たぶん「柔軟だと思っていた自分」を疑い始めたことで、この本を手に取ってしまったのだと思う。

    結論、いい意味で「正しい」とか「間違っている」という概念がなくなり、逆に何を信じたら良いのかわからなくなった。

    本のなかで、まずグサリと来たのは

    「心理パンチを1番浴びるのは、不用意に中途半端に近づいたとき」

    「思考停止は何かの原因を環境や他人のせいにしたとき起こる」

    という2つの言葉。

    実際今回の衝突の原因は「中途半端な知識で助言した」「他責にした」ことだったので猛省した。

    次に、今の自分にドンピシャだったのが「常識とは自分勝手に用いられる怪しい言葉」であるということ。

    自分の常識と他人の常識があることを忘れてはいけないし、別の視点から見ることも大切だし、「良い」「悪い」ではなく「どういう場合に成立するのか」という前提条件も読み取らないといけない。

    同様に、「作用反作用の法則」というのも、常識を疑ううえで大切な考えだと思った。

    たとえば、つまらないテレビ番組が多いと嘆く人がいるが、その理由は視聴者がそれを望んでいたりするから。「あの部下はホウレンソウができない」と文句を言う人はホウレンソウがしづらい空気を出している。というように、意外と原因は相手ではなくこちら側にあったりするらしい。

    今回わたしは、「相手が悪い!」と最初に思ってしまったが、起爆剤だったのは他でもないわたしなのだと思う。わたししかいなかったし。

    そして最後に印象的だったのは、「人は自分自身や自分の体験を特別だと思っていること」。たとえば深刻な悩みを抱えていたとして、事例を用いられてアドバイスをされたとしても、「いや、それはまた別のケースだから」と聞く耳を持たないらしい。

    だから、「自分にも当てはまるのでは?」と気付くことが大事だし、逆に相手の話を一般化してしまうとムッとさせることになるので特別な事例として聞けばコミュニケーションは円滑に進む。

    「相手は特殊な存在、自分は他者と同じ存在」と考えることで、自分が特別であるという思い込みを外す。自分が正しいと思っている限り、考え方にも進歩はない。

    これーーーー!!頑固な人は進歩しないという。そんなのイヤだ!!

    他にも、最近ずっと考えていた「論理と感情」の話が出てきた。私は論理がないと人を納得させられないが、感情がないと人の心を動かせないのでそのバランスをどう取れば良いのかわからなかった。

    本書では「集団の意思決定やルールづくりは論理に基づく必要があり、個人を動かすのは感情やこころ」という極めてシンプルな結論に至っており、そういうふうに捉えていけば良いのだなと納得した。

    話は逸れてしまったが、とにかくどの思考法も今のわたしにとってはバチバチに刺さるものばかりだったし、次に誰かとぶつかったときは(ぶつかりたくないけど)もう少し言葉を選んだり自分を疑いながら有意義な議論が交わせるんじゃないかなぁ。いや話せるといいなぁ。

  • 今、クリエイティブな仕事をしていたり、ビジネスマン向けの本だった。今自分自身が学生っていう事もあって、将来役に立ちそうだな〜という雰囲気で、読むタイミングがちょっと早かったかなとも思った。

  • まず自分が頭がやわらかくないということを自覚する、つまり客観視できるかというところがまず大事だとわかった。この認識している人としていない人の差は激しい。自分もそうならないよう気をつけたい。

  • シュールなイラスト付きでサクサク読める。やわらかい頭を作るということは、これまでに持っていなかったり気づいていなかったりする観点を持ってものを観察すること。「成功」の対義語が「失敗」というのは一般論ではあるが、「結果」という観点では同義語で、その場合の対義語は「なにもしない」であるという考え方は目から鱗。さらっと読んでしまったので近日中に再読したい。

  • 抽象と具象がよかったので、同じ著者の同じような話を読みたく。

    ◯全体も細部も同じ形というフラクタクルの話を、身近なものにもあてはめているのがおもしろかった。フラクタクルというのも初めて知った。
    ◯頭をやわらかくする考え方がたくさん紹介されてる。まず疑う。ここからがスタートかも。自分中心から離れる→たまに忘れていらいらしちゃうのはこれが要因。相手からみるとどうか?を問うてみよう。長所と短所はどちらにもなりうる→何を目的として動きたいのかが重要。問題がいろいろ複雑になるとどこに向かって進んでるか、メリデメも軸がブレるとぐちゃぐちゃしちゃうけど、ちゃんと向かう方向を見てそこから問題を見るのが大事。

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著者プロフィール

ほそやいさお
1964年、神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業後、東芝でエンジニアとして勤務後、アーンスト&ヤング・コンサルティング(クニエの前身)に入社、ビジネスコンサルタントの世界へ。2009年よりクニエのマネージングディレクター、2012年より同社コンサルティングフェロー。現在は問題解決や思考に関する講演やセミナーを国内外の大学や企業などに対して実施している。 『地頭力を鍛える』(東洋経済新報社)、『具体と抽象』(dZERO)、『メタ思考トレーニング』(PHPビジネス新書)などベストセラー多数。

「2020年 『問題発見力を鍛える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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