早稲田文学増刊 女性号 (単行本)

  • 筑摩書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (556ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480993120

作品紹介・あらすじ

責任編集=川上未映子。総特集「女性」。

感想・レビュー・書評

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  • 許さない日のブルマ。
    父の浮気。
    着飾った授賞式。
    掃除婦とベビーシッター。
    仕事のこと。
    女を自覚させられる。
    でも女ってなんだろう?
    フェミニストって?自分のことを考えるだけで?
    女性作家が好きなのはなんで?

    中島みゆきまで!

    吉原幸子の仔犬の墓、空襲にやられる。

    チママンダ・ンゴズィ・アディーチェの「イジェアウェレへ」はすごく勉強になった。

    日本のフェミニズムが共感に依っているというところが、漠然と感じる違和感や怖さなんだな。

    女で嫌だったこと、男になりたいと思ったことはないんだけど、そんなに損してないんだろうか。
    女を利用したこと(オケの係とか)、
    女ばかりの中で過ごしてきた日々(今も)。

    ちょうどタイムリーに、Twitterで家にいることでピンクが好きになった女の子の話が流れてきた。

    面談で、ジェンダーについての質問をされたのを思い出す。

    読み終えた後で巻頭言を読むと、また感じ入るものがある。熱い。

    フェミニストを名乗ることにしようか。

  • ものすごい顔ぶれ。内容。気合い、気迫。自分が生きてるときに出版されて、リアルタイムで読めて、とてもとても嬉しい。棺桶に入れてほしいくらい大好き。

  • ふとした時に手に取り、好きな所を読んでいる。この中の村田沙耶香氏が気に入り、作品を読み進めている。多くの作家さんが載っているため、読書の幅を広げるのにとても参考になる。
    後ろの方に載っている選書もとても良かった。
    アートなページもあり、大満足な1冊。

  • 文学

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