トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ!

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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484003122

感想・レビュー・書評

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  • 文章やノリがいい。
    タメになるかといえば、あまり使えない気がするけど、このノリが全てだ。
    このノリで仕事したい。

  • これが2000年に出版されたことを考えると、日本の大手企業は何年遅れているのだろう。

    ハズレものの自分の取り組んでいるプロジェクトがセクシーに成長している。本流に渡すべきタイミングが悩ましい30代。

    私もカッコいいひとになりたいし、死ぬ時のお墓に、人のせいにした墓標を書きたくないと納得の内容。

    かっこよくなりたい、腹に言いたいことが溜まっているホワイトカラーは必読の書。

  • 「本物のプロにならなければ生き残れない」、「創造・売り込み・実行・退場」、「生涯忘れられない仕事をするためでは?」、「個人教授大学の教授に招聘」、「1年半~2年後までに履歴書に書き加えたいこと」、「砂場魂」、「成功にも失敗にも等しく報いる。罰するのは怠惰だけだ。」

  • 前作がとてもエキサイティングだったので、続けて3部作の2作目も読んでみました。この人、考え方がとても似てる!と思いながら読めて、読んでて楽しい1冊でした。お墓の絵とともに書かれていた、この部分は特に共感しました。「私は、自分の墓に、次のような泣き言を刻みたいとは思わない。『私はすごいことをやりたかったのだが、上司がやらせてくれなかった』」。働くことへの情熱を取り戻す、マンネリな仕事を面白い仕事にしてやろうと思える、いい1冊だと思います。3作目も読まねば。

  • プロジェクト進行中というよりは、プロジェクトを始める前に読みたい本。
    あるいは書かれているように、「普段の仕事をすごいプロジェクトにしたい」という時のとっかかりになる本。

    「外部の協力者に意見を求めて…」など、一般の社会人にはハードルが高そうな部分もあるが、それでも仕事を素敵なもの(セクシープロジェクト)にする、という点で参考になる。

    ひょっとすると、ごく目の前の業務というよりも、長期のライフワークや、将来実現したいものを持っている人のほうが参考になるのかも?

  • 20年前の本らしいが、今も必要な考えがたくさん入っています。
    独立して生きていくならば、この本に学ぶべきことがたくさんあります。

    しかし、難しいのは、人脈を作っていくことです。
    日々修行ですね。

  • ■感想
    ブランド人、素晴らしいプロジェクトという前作を受けて、セクシーにプロジェクトを遂行する方法、要諦を解説するもの。できる人が気をつけていること、多分本当は教えたくないことを体系化していて、勉強になる。

    ■学び
    ・創造
    思いつきを集約するノート
    小さい問題の影にビッグプロジェクト
    定期的にまぎれもなく凄いプロジェクトか見返す
    愛しているプロジェクトほど人に愛される。恋に落ちるまで練ること
    情熱、愛、美しさ
    まずデザインありき。デザインでカッコよくする
    共謀者。サポーターを集めておく
    すごい、きれい、革命的、インパクト、熱狂的ファン

    ・売込み
    早い段階で売り込む相手は上層部ではなく、仲間たちである。お偉いさんは足場が固まり、支援のうねりが会社を覆い隠そうとしてから。
    売り込みの成功=感動のデモ=実在のお客さんが実際に試した結果
    顧問で箔をつける
    計画的、戦略的に釣った魚(サポーター)に餌をやる
    売込み=将来のサポーターの心を掴むこと、実感に動き出していることを示す、心を動かすストーリーである。3分にまとめていつでも説明できるようにする。
    メタファーは万言に勝る。心が震えるキャッチコピーをストックしておく

    ・実行
    ※実行と売込は相互に実施
    口に入る大きさに切る
    フライング100回 細切れ→試作テスト→遊び→フィードバック→修正 備えて打ってから狙え
    ダメだと思ったらぶっ壊す
    凄いプロジェクトには凄い人が必要
    でっかいバインダーを用意
    リスト作成、書記は、権力への近道。リストとは、今どこへ向かっているか、次何をやるかということ。
    スケジュールの鬼になれ。見えてなかったことが見えてくるから。
    最後の2%
    初心を忘れない。すごい、きれい、革命的、インパクト、熱狂的ファン、これを随時確認する。
    凄いプロジェクトは、個性=ブランド=アイデンティティ
    いつかは主流に合流すべき時がくる
    良いものを作れば黙っていても売れる訳ではない。マーケティングが必要になるフェーズではマーケティングに強い人を事実上のリーダーに据えること。

    ・退場
    物事には全て潮時がある。
    餅は餅屋。ベンチャー起業家がプロ経営者にバトンタッチする様にプロジェクトも主流に手渡す時がくる。
    二つの置き土産。プロジェクトが的に包囲殲滅されることがないよう配慮。メンバーが新しい、かつての型破りの福音を伝えられる地位につくように。
    退場の美学。祝杯をあげる。

  • 行き詰まった時に読むとヒントがある。20年前の本ではあるが、参考にProjectを行う上で参考になる本

  • ”「どんな仕事も、すごいプロジェクトにできる!」がキーフレーズ。
    2000年、リーダーとして進めていた社内ナレッジ・マネジメント推進プロジェクトで行き詰っていた背中を強力に押してくれた本。
    以降、自身で新しい活動を立ち上げるときのバイブルとなっている、座右の書の一冊。


    2011年12月の社内読書会でオススメ本としてプレゼントしたほか、これまでに3回(?)プレゼントとして渡し、オススメの結果10人以上が購入してくれている。

    <読書メモ>
    ・すごいプロジェクトとは、同僚の心をかきたて、強い連帯感を生み出し、お客さんのあいだで大評判になるもの。すべてを燃焼し尽くせるもの。刺激的で、熱くて、カッコよくて、セクシーなもの。(p.20, はじめに)
     /A WOW Project!...is dynamic, stimulating, a major bond builder with co-workers, a source of buzz among end-users, and... inspiring, exhausting, hot, cool, sexy, where everyone else wants to be. ("the project50", p.14)

    ・すごいプロジェクトの発見・発明をどうこう言うまえに、あなたの目の前には、頼まれた仕事がある(p.34, 第1部 創造の扉)
     /What's with this so-called "inventing"/"finding" a WOW Project? You get an assignment, right? ("the project50", p.22)

    ・どんな仕事も、すごい仕事にできる!(p.68, 4a すごい仕事は人がくれるものではない)
     /Any activity - literally! - can be converted to a "WOW." ("the project50", p.48)

    ・情熱は情熱を生む。情熱はかならず、まわりに伝わる。
     自分自身が恋に落ちるまで、プロジェクトを考え直し、見直し、枠組みを変えよう。(p.76, 6 愛が地球をまわす)
     /If you don't love "it," how can you expect others to? Passion(yours) begets passion(theirs). Period.
    KEEP RETHINKING/REDEFINING/REFRAMING THE PROJECT UNTIL YOU... FALL IN LOVE.("the project50", p.56)

    ・参加は参加である。遅いも早いもない。(略)帰ってきた放蕩息子を親父が温かく迎えるように、遅れて来たわからず屋をひしと抱きしめよう。過去を忘れなくてもいいから、過ぎたことは許してあげよう。(p.155, 26 最後に来た人も、最初に来た人と同じ)
     /On board is on board. Period! (snip) So forgive(if not forget) and embrace the latecomer/former naysayer with the vigor of the father's embrace of the prodigal son. ("the project50", p.116)

    ・みなさんがいま読んでいるのは、つまらぬ喧嘩は買わず、誹謗中傷は聞き流すと決めて以来、歯を食いしばるたびに心の中で血を流している熱き男(トム・ピーターズ)の言葉なのである(もちろん、プロジェクトが成功に終わったあと、同志たちと祝杯をあげ、大馬鹿者の悪口を肴に盛り上がるのはおおいに結構)(p.163, 28 敵は相手にせず)
     /you're reading the words of a passionate guy[me] whose tongue is a permanently bloody from all the times I've bitten it... after deciding not to pick a fight or rejoin a particularly nasty barb.(But, hey, after "it" is over, go ahead and visit the pub with your early mates... and dis the Infidels.) ("the project50", p.121)

    ・絢爛たる人生=試行錯誤
     絢爛たる人生=電光石火の試作 (p.188, 33 試作に狂え)
     /TECHNICOLOR LIFE = TRIAL A-N-D ERROR
      TECHNICOLOR LIFE = QUICK PROTOTYPING ("the project50", p.143)

    ・最後の2パーセントが、「いいね」と言われる仕事と「すごい」と言われる仕事の境目になる。(p.221, 40a 最後の2パーセント)
     /Last Two Percent Fanaticism is what often separates a "pretty good job" from a "WOW." ("the project50",p.169)

    ・あとを託せるのは「この人しかいない」という人が見つかるまで、歯を食いしばって、舞台に踏みとどまろう。(p.252, 48a 後継者を探そう)
     /Hang in... until you get it "right." Or... as right as you can. ("the project50", p.194)

    ・盛大なお祝い行事をひとつ、あるいは連夜のお祭り騒ぎを、心を込めて計画しよう。
     どんな小さなことでも自分を助けてくれた人全員に、惜しみなく手柄を譲ろう。
     プロジェクトの行く末をあたたかく見守る目、プロジェクトの魂を受け継ぐ使命感の種を大事にまこう。
     それが終わったら、お別れの挨拶をして、足早に、涼やかに立ち去ろう。(p.256, 50 退場の美学)
     /Plan -- carefully -- a monster celebratory bash. Or a series of celebratory bashes.
    Lavish credit on anyone and everyone... who helped you the least bit.
    Create a blossoming aura of goodwill... and inevitability... around your project.
    Then... after playing Taps... go. Quickly. Graciously. ("the project50", pp.197-198)

    --- 2004年11月 旧ブログへの投稿から ---
    ■「おもしろい仕事がしたい!」という症状に "WOW!" と叫ぶほど効きます!■sexy_project.jpg

     「どんな仕事も、すごいプロジェクトになる」

    この本のキーフレーズ。

    仕事を創造(企画)、売り込み、実行、退場の4つのフェーズにわけ、それぞれでどんなことを考え、実践していけばすごい(WOW!)プロジェクトになるかが、熱い(熱すぎる?)文体で紹介されている。特に、「売り込み」の章は目からウロコがおちる!

    ワクワクする仕事のネタを温めている人におすすめ。
    きっとココロに火がつくはず!

    ■キーフレーズ
    ・始めがあって終わりがあり、お客さんとの約束をきちんと果たすこと、それがプロジェクト
    ・“冷静に熱くなって”はじめて後世に残る仕事ができる
    ・どんなことをやれば“すごい”と言ってもらえますか
    ・情熱は情熱を生む。情熱はかならず、まわりに伝わる
    ・美しくないものは、なにかが間違っている
    ・「どうすれば、熱狂的なファンになってもらえますか」
    ・最良の友は締切りである。第一にやるべきことは、実行だ(第二はない)。
    ・遅れて来たわからず屋をひしと抱きしめよう
    ・みなさんがいま読んでいるのは、つまらぬ喧嘩は買わず、誹謗中傷は聞き流すと決めて以来、歯を食いしばるたびに心の中で血を流している熱き男(トム・ピーターズ)の言葉なのである。
    ・絢爛たる人生=電光石火の試作
    ・真剣に遊べ ("Serious Play" by Michael Schrage)
    ・最後の2パーセントが、「いいね」と言われる仕事と「すごい」と言われる仕事の境目になる
    ・電光石火の失敗があったら、祝杯をあげよう
    ・正式の「マーケティング・ざわめきプラン」を立ててみよう
    ・「この人しかいない」という人が見つかるまで、歯を食いしばって、舞台に踏みとどまろう
    ・どんな小さなことでも自分を助けてくれた人全員に、惜しみなく手柄を譲ろう
    ---”

  • プロジェクトを創り出すときに読み返す本。

    • DICEさん
      プロジェクトを始めるときには、必ず読み返す座右の書。
      プロジェクトを始めるときには、必ず読み返す座右の書。
      2019/08/14
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