考具 ―考えるための道具、持っていますか?

著者 :
  • CCCメディアハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484032054

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  • 2023年12月9日再読。
    以前読んだときよりも、アイデア出しの方法、インプットの仕方、アウトプットの仕方で非常に現状に踏まえて使えるものがいくつか当時読んだ時よりも学ぶ機会となった本。また、期間を空けて読んで別の学びを得たいと思う。

    ・今、目の前にある課題に対して、あなた自身はどうしたいか。
    ・「what」と「how」の両方が必要です。大小は関係なく、「何を」「どうする」、ここまでをセットで考える習慣を持とう。
    ・下らないことでも何でも全部紙に書いてみてください。
    ・アイデアや企画につながる頭の使い方は、拡げて絞って、また拡げて絞る。
    ・「すり替え」と「言い訳」、そして「ほんの少しの強制力」
    ・聞く考具にも応用編、というか上級編がある。それは聞き上手になること。
    ・仕事で成果を出すために必要なことは、案外近くにあるものだと思いませんか?ちょっとだけ、目を向ける、耳を立てる。
    ・メモをすることの効用は、頭の中にあるものを外に出す作業をすることにある。
    ・やってみるとわかること、が実はたくさんある。
    ・コツは褒めながら聞くこと。
    ・仕込みが8割、現場が2割
    ・もちろん中身が一番重要なのですが、外見にもほんの少しだけ気を使ってみると断然印象がよくなります。
    ・オズボーンのチェックリストは全部で8ヵ条。
    ・まず、タイトル=企画の名前と売り文句。それから5W1H.
    ・考具の使い回し、しましょう。
    ・アイデアに行き詰まったら、質問、問いかけを拡げまくる。
    ・手書きがアイデアの基本。

  • アイディアを出す方法がたくさん書いてあった。
    今後どうにも思い浮かばないときはこれをまた読み返して片っ端から試していくと助けになりそう。

  • 「考える」方法を教えてくれる本。
    著者が語りかけてくれるような文体で読みやすかった。
    アイディアはまず量が大事。思いついたことをどんどん並べて取捨選択は後でやる。

  • アイデアを出すための基本が書かれているので、やり方に古さは感じませんでした、取って代わるアプリなどは当時よりかなりありますが。
    何個かある提案のうち、1と2を使ってもいいし6だけ使ってもいいよ、1〜10まで全部やらないとダメ!というような提案でないのでそこは良いなと思いました。

    手元に置いておいて、なんとなく気が向いたら何回も読み直す本かな。
    こう言った本は初めて買うので今度は真逆ぽい本を読んでみて比べてみようと思います

  • カラーバス効果、聞き耳、ちょいメモ、ポストイット、マンダラートなどがキーワード。広告業界の仕事でなくとも、仕事やSNSでのちょっとしたアイデア創作に十分に応用可能。実行難易度がそれほど高く無く現実的である。

  • もう10年以上も前に読んだ本だが、当時としては新しいジャンルの本だった記憶。企画の仕事をしていた当時に読んで、本当に参考になったなと思う本。いまでも何か構想を練るときには、この本で学んだ方法を使っている。

  • アイディア出しの初心者ですが、筆者の平易な言葉使いとわかりやすい文章、構成で理解を深めることができました。また、具体的なフレームワークが複数載っていて勉強になります。

    以下のフレーズが心に残りました。
    ・アイディアは企画の素、実現可能性などはあとから考えればいいのでとにかく量を出す
    ・アイディアを考える順番は、わがまま→思いやり。最初から相手に合わせるとアイディアがショボくなる

  • アイデアから企画が生まれる。
    アイデア=企画となりがち。
    この順番を意識する事が大事だ。
    その中で、アイデアは既存のものが結びついたものであるという前提も意識づけが必要。

    街中をふらっと歩くにしても、考具なるもの=視点を変えるなどは存在するし、意識してまずは始めてみる→習慣化されるまでに、継続することが大事だと感じた。


  • 実践的なアイデア出しのテクニック集。普段からアイデア出しを仕事にしている人が書く文章なので、説得力があったし凄く読みやすかった。
    テクニックを学ぶだけじゃダメだな。大事なことは、実践すること…!

  • 考え方の基本

    カラーバス効果面白い

著者プロフィール

加藤 昌治:
作家/広告会社勤務
大阪府出身。千葉県立千葉髙等学校卒。1994年大手広告会社入社。情報環境の改善を通じてクライアントのブランド価値を高めることをミッションとし、マーケティングとマネジメントの両面から課題解決を実現する情報戦略・企画の立案、実施を担当。著書に『考具』(CCCメディアハウス、2003年)、『発想法の使い方』(日経文庫、2015年)、『チームで考える「アイデア会議」考具応用編』(CCCメディアハウス、2017年)、『アイデアはどこからやってくるのか 考具基礎編』(CCCメディアハウス、2017年)、ナビゲーターを務めた『アイデア・バイブル』(ダイヤモンド社、2012年)がある。

「2021年 『仕事人生あんちょこ辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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