20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484101019

感想・レビュー・書評

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  • 自分で自分の天井を決めない。光輝くチャンスを逃がすな。
    役割を引き受けること。
    自分に言い訳をしないと決めること。
    身近な人に親切にすること(世間は狭い。評判は大事)
    ちょっと自分には難しいと思っても、チャンスに対応できるように自分のスキルを組み替える努力を惜しまない。
    40代でも十分はっとする内容。これからの子育てにも役立ちそう。

  • NHKで放送されていた人気番組「スタンフォード白熱教室」でおなじみのティナ・シーリグ女史の著作です。シリコンバレーの起業家たちはこういう思考訓練をしているのかという一端を知る良書です。

    以前テレビで「スタンフォード白熱教室」が放送されていて、それで興味を持ったので手にとって読んでみることにしました。スタンフォード大学の学生は日ごろからこういう授業を受けているんですね。グーグルやヤフーがこのキャンパスから生まれる理由がなんとなくわかったような気がしました。この本はもともと、二十歳になる息子さんに向けて書かれたのだそうですね。この本の中には、作者のティナ・シーリグが経験した成功や取り返しのつかない失敗に関することも率直に書かれていて、それは大変好感をもてました。

    この本には
    「ルールは破られるためにある」
    「自分で自分に許可を与えよう!」
    「問題解決の方法はつねに存在する」
    「早く、何度も失敗せよ」
    「機が熟すことなどない」
    「新しい芽で世界をみつめてみよう」……。

    一見センセーショナルな言葉が並びますが、特に「自分で自分に許可を与えよう」という章に関するくだりで、彼女が自分の会社を立ち上げて社長になったり、科学の初心者向けに本を書いてみるというのは誰かに許可されてやったものではなく、自分で、自分に許可をして実行し続けた結果なのだと、よく機が熟すまで待つ、なんてことはささやかれていますけれど、そのまえに自分で動いてこそ、結果はついてくるのだと。そういうことを教わったような気がいたします。

    そして、作中に何度かスティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学で行ったスピーチが引用されていて、ここで実際にスタンフォード大学の教授が自身の著書で引用するくらいだから、あそこで話されたことはやはり「真理」だったんだなと改めてその思いが強くなりました。

  • ■マインド
    ①ニーズを掘り起こすのに必要なのは、世の中のギャップを見つけ、それを埋めることです。
    ②新しいサービスを考えるには、常識だと思われることを洗いざらい挙げていくこと。しかし一番難しい作業である。
    ③何かを決める際には、過去にどれだけコストをかけたかを考えに入れるべきではない。たいていの人はこの原則しっているが、引くに引けない諸侯群に落ちいる。
    ④生きることの達人は、仕事と遊び、労働と余暇、心と体、教育とごらく、愛と宗教の区別をつけない。何をやるにしろ、その道で卓越していることを目指す。仕事か遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては、常に仕事であり遊びででもあるのだ。

  • やりたいことに100%の力を出せというのが、1番響いた言葉。

  • 新しいことに挑戦しようとしている時期にちょうどいい本だった。
    自分の中では停滞が一番怖く、なにもない日々がずっと続くことはないと考えるので、挑戦することに前向きになれるような本は今の心境にピッタリだったし、これからも持ち続けられるようにそばに置いておきたい本となった。

  • この本を読んで一番印象に残ったのは、「失敗を前提に行動することの大切さ」である。まず、20歳で失敗の経験を多くしている人は少ないと思う。挑戦をしないことの理由が失敗を恐れるからであるか否かを言及することは愚劣かもしれないが、若年層のほとんどの場合はそうであるという印象がある。その印象のもとで話をすると、本著を読むだけでも、挑戦することに対する失敗の恐れの気持ちが少しは軽くなるのではないだろうかと思う。また、大学生には特に、その4年間を過ごす上での基盤となる考え方を形成する材料としてぜひこの本を読んでもらいたい。高校生や大学生にはお勧めしたい本である。

  • 心に響く言葉がたくさん。

  • ティナの素直で聡明な人柄がありありと描かれた本に感じました。
    一つの事象を多角的に見る力、粗悪な案を見違えるほど好転させる力、総ては発想力に基づくものでどんなヒトもトレーニングによって生み出せる力なのだというから驚きです。
    総ては心持ち次第で物事の捉え方は180度変わるのだ、人を大切にし、チャンスに飛び込み、常に輝き続ける人であれ。
    私も心にとどめて日々の生活を送りたいと思います。
    20歳の頃に読みたかった本。されど、この先何度でも自分を戒めるために振り返るために読みたい本です。

  • 何度も読み返したい俺の殿堂入り本のひとつ。
    スタンフォード大学で起業に関する講義を受け持つ著者が、主に物事のとらえ方、見方について書いた本。
    また著者も医学の博士号取得後にある企業の経営に参画し、今はアントレプレナーとイノベーションについて教えている。

    内容は既成概念、周囲の価値観に従う事の危険性。
    そこから抜け出た時の可能性について主に書かれています。

    「自分に対してまじめすぎず、他人に対して厳しすぎないようにすること」
    失敗に対して寛容になればよかった。

    不確実性は不安の種ではあるが、人生の本質であり、チャンスの源泉である。

    常識を疑う、世の中を新鮮な目で見る、実験する、失敗する、自分自身で進路を描く、自分自身の限界を試す許可を自分自身に与える。

    光り輝くチャンスを逃すな

  • モチベーション上がる。行き詰まった時に読むと元気が出そうです。なんか変な万能感に浸れるんだよなー。現実はなかなかアイデア出ませんが涙。

著者プロフィール

スタンフォード大学医学大学院で神経科学の博士号を取得。現在、スタンフォード・テクノロジー・ベンチャーズ・プログラム(STVP)とハッソ・プラットナー・デザイン研究所(通称d.school)のファカルティ・ディレクターを務め、創造性、アントレプレナーシップとイノベーションの講座を担当。またスタンフォード大学工学部教授でもある。工学教育での活動を評価され、2009年に権威あるゴードン賞を受賞。著書に『未来を発明するためにいまできること』『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』(いずれもCCCメディアハウス)などがある。

「2020年 『新版 20歳のときに知っておきたかったこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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