20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
- CCCメディアハウス (2010年3月10日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484101019
作品紹介・あらすじ
いくつになっても人生は変えられる!「決まりきった次のステップ」とは違う一歩を踏み出したとき、すばらしいことは起きる。起業家精神とイノベーションの超エキスパートがまとめた「この世界に自分の居場所をつくるために必要なこと」。
感想・レビュー・書評
-
自分で自分の天井を決めない。光輝くチャンスを逃がすな。
役割を引き受けること。
自分に言い訳をしないと決めること。
身近な人に親切にすること(世間は狭い。評判は大事)
ちょっと自分には難しいと思っても、チャンスに対応できるように自分のスキルを組み替える努力を惜しまない。
40代でも十分はっとする内容。これからの子育てにも役立ちそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学での講義はすごいですよね!このクリップを出来るだけ価値のあるものに変えなさい。日本ではまずありえないと思うんだけど、学生もすごい。そこから確かに価値のあるものに変えているし、グリップにとらわれていない。
物事を解決するときに、最高の案と最悪の案を出して、この最悪の案を練り直した案は意外と使える。なんでしょうか…アイデアって、イノベーションってこんな感じで生まれるのかなぁー。
解決出来ない問題はなくて、困難な道をあえて選び成功する人もいる。目的地までの抜け道を見つけて、早くに到着するひともいる。
二つの人間がいる。やりたいことを許可してくれるのを待つ人、自分自身で許可する人。自分でつかみにいったほうが良い面がたくさんある。
財布の話をしてみる。財布には少しくらい使いにくさがあるでしょう。そこを改善した財布を作れば、ひとつの商品になる。
目の前に転がっているチャンスを活かせる人は外交的、楽天的。失敗もプラスの経験に変えていける。
謝りかたを身につける。失敗したときは素直に謝る。
チャンスとかは意外と転がっている。そのチャンスを見逃さないで、活かせるようにするのが大切。アイデアは考え方次第、難しそうだけど発想をかえることが必要。 -
NHKで放送されていた人気番組「スタンフォード白熱教室」でおなじみのティナ・シーリグ女史の著作です。シリコンバレーの起業家たちはこういう思考訓練をしているのかという一端を知る良書です。
以前テレビで「スタンフォード白熱教室」が放送されていて、それで興味を持ったので手にとって読んでみることにしました。スタンフォード大学の学生は日ごろからこういう授業を受けているんですね。グーグルやヤフーがこのキャンパスから生まれる理由がなんとなくわかったような気がしました。この本はもともと、二十歳になる息子さんに向けて書かれたのだそうですね。この本の中には、作者のティナ・シーリグが経験した成功や取り返しのつかない失敗に関することも率直に書かれていて、それは大変好感をもてました。
この本には
「ルールは破られるためにある」
「自分で自分に許可を与えよう!」
「問題解決の方法はつねに存在する」
「早く、何度も失敗せよ」
「機が熟すことなどない」
「新しい芽で世界をみつめてみよう」……。
一見センセーショナルな言葉が並びますが、特に「自分で自分に許可を与えよう」という章に関するくだりで、彼女が自分の会社を立ち上げて社長になったり、科学の初心者向けに本を書いてみるというのは誰かに許可されてやったものではなく、自分で、自分に許可をして実行し続けた結果なのだと、よく機が熟すまで待つ、なんてことはささやかれていますけれど、そのまえに自分で動いてこそ、結果はついてくるのだと。そういうことを教わったような気がいたします。
そして、作中に何度かスティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学で行ったスピーチが引用されていて、ここで実際にスタンフォード大学の教授が自身の著書で引用するくらいだから、あそこで話されたことはやはり「真理」だったんだなと改めてその思いが強くなりました。 -
自分で自分に許可を与えること、これが重要
-
「誠実な態度で、視野を広く保ち、兎にも角にも行動してみる。」
誠実性と開放生がいかに人生を明るい航路に導くか。それは単なる優等生的な倫理規範じゃあないんだよ。
そこの諸君。サークル活動に熱心な奴らを「パリピ」呼ばわりしたり、ボランティアやゼミに打ち込んでる奴らを「意識高い系」と小馬鹿にしてる、君たちだよ。
やれやれしてる場合じゃないんだぜ?
擦れた態度で、高みの見物してても、つくのはせいぜいアーだこーだ言う力だけた。20歳ならまだまだプレーヤーになれる。ホームランにせよシュートにせよスマッシュにせよ、自分で決める気持ちよさは格別だぜ。 -
なりたい自分になること、自分になるためには、どうすれば良いのだろう?人生で様々な経験をしながら成長して変わっていくことはできる。しかし若い時に、20歳のときに知っていれば遠回りせずに、さらに高く目標を達成することが出来るだろう。
そんな若者に勇気を与える本である。50歳になってから読むよりは若いうちに読んだほうが身になるだろう。
常識やルールなどは見方次第、考え方をちょっと変えてみれば、おもわぬ発想がある。
他人の助言は、良いと思って言っているようだが、役に立たない。
幸運、チャンスは自分でつかむもの、他人から与えられるものではなく、待っていてあられるものでもない。
212
自分に対してはまじめすぎず、他人に対しては厳しすぎない -
■マインド
①ニーズを掘り起こすのに必要なのは、世の中のギャップを見つけ、それを埋めることです。
②新しいサービスを考えるには、常識だと思われることを洗いざらい挙げていくこと。しかし一番難しい作業である。
③何かを決める際には、過去にどれだけコストをかけたかを考えに入れるべきではない。たいていの人はこの原則しっているが、引くに引けない諸侯群に落ちいる。
④生きることの達人は、仕事と遊び、労働と余暇、心と体、教育とごらく、愛と宗教の区別をつけない。何をやるにしろ、その道で卓越していることを目指す。仕事か遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては、常に仕事であり遊びででもあるのだ。 -
参考になる考え方も多く勉強になったが、翻訳された文章という雰囲気が強い点と引用が多い点で少し読みづらさを感じた。
この本を読み、特に今の自分に足りないと思った点は3点。
1つ目は、上手くいかないときは、次のステップに進むための準備段階として貴重な経験を積んでいるのだと考えてみること。
2つ目は、何かを成し遂げようとするとき、周りから"どうかしてる"と言われるくらいやってみること。
3つ目は、行き詰まった時に常識を疑う力。疑う時には、まず今常識だと思われていることを全て挙げてみるべきなのだと思った。
その上で、成功のカギは失敗からの立ち直りの早さにあるのだから、失敗から常に学び続けることを忘れないでいたいと思った。
また、人は周りが発するメッセージの影響をよく受ける。だから、自分も周りに対してプラスの影響を与えられるような存在になりたい。 -
ハーバート白熱教室などのように対話やコミュニケーションを重視するアメリカの大学は非常に理想的に思えた。このような経験がグーグルのようなイノベーションを生む原動力になっているのかもしれない。
時間は貴重な有限資源。何気ないお願いにも相手の時間を割いているわけだから常に感謝の気持ちを持たなければならないという言葉は個人的響いた。
著者プロフィール
ティナ・シーリグの作品






この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。






20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義を本棚に登録しているひと
-
- Prelude
- 2021年2月23日に登録
-
- kuyoutail
- 2020年10月24日に登録
-
- 松岡肇
- 2020年7月30日に登録
-
- でんと
- 2020年7月19日に登録
-
- 久留米大学医学図書館
- 2020年6月3日に登録
-
- ykkw093
- 2020年5月3日に登録
-
- momokomomomo
- 2020年4月15日に登録
-
- tasktusk
- 2020年1月30日に登録
-
- 山椒魚
- 2019年12月31日に登録
-
- you_know_me
- 2021年3月3日に登録
-
- なめっく
- 2021年2月27日に登録
-
- 1505212番目の読書家
- 2021年2月27日に登録
-
- よしだ
- 2021年2月26日に登録
-
- とも
- 2021年2月26日に登録
-
- おげんさん
- 2021年2月25日に登録
-
- 線路は続くよ読書まで
- 2021年2月24日に登録
-
- 滑舌わる子
- 2021年2月24日に登録
-
- はなはな
- 2021年2月24日に登録
-
- た
- 2021年3月3日に登録
-
- s3:)
- 2021年2月28日に登録
-
- biscuits_
- 2021年2月18日に登録
-
- うた
- 2021年1月6日に登録
-
- おもちゃ
- 2020年12月21日に登録
-
- cool
- 2020年11月27日に登録
-
- たちゅん
- 2020年11月16日に登録
-
- Mina Maeshiro
- 2020年11月12日に登録
-
- 加速器
- 2020年11月5日に登録