エクセレントな仕事人になれ! 「抜群力」を発揮する自分づくりのためのヒント163
- CCCメディアハウス (2011年9月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484111124
感想・レビュー・書評
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これはとてもいいです。163全てをすることは当然出来ないけど、一つでも二つでも実践です。多くのビジネスマンに読んで欲しい本の一冊ですね。
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【読書その55】アメリカの経営コンサルタントであるトム・ピーターズ氏の著書。日経ビジネスアソシエの「今読むべき本」特集号で、コーチエイの森田氏がコミュニケーション力をつける際にお勧めの本と紹介されていたので、手に取った本。勉強になったのは以下の4点。
その1:ふさわしい行動をとる
元テキサス州知事の話。突如登場予定の飛行機のキャンセルで予約を取り直す羽目に。気分は最悪、行列は前に進まない。やっと自分の番がきて、航空会社のスタッフの窓口に。どうすればいいか。深呼吸を2回してエリザベス女王に謁見する際のような同様の微笑みを浮かべ、自分に言い聞かせる。
「この人は、私の最も切実な問題を解決できる人。現時点ではこの世でただ一人」。そして、それにふさわしい行動をとる。礼儀正しく振る舞えば、必ず効果がある。
その2:大きな戦いに配慮
プラトン曰く「人には親切に。あなたが出会う全ての人々は大きな戦いのさなかにある」。
求められるのは、すべての人々が抱える苦労や悩みに対する人間的な共感。人と対する時は想像力を巡らし、相手の状況を思い図る必要。
例えば、自分の部下や上司は何らかの個人的トラブルを抱えているかもしれない。成功する組織には「知ること」は必要不可欠。共感能力が必要。
その3:聞き上手になる
人の話を聞くこと。それは
①尊敬の最高の証。全身全霊で相手と向き合う。全身全霊で傾けた行為。全身全霊を傾けた思いやり。真の共同作業の基礎。真のパートナーシップの基礎。団体競技。
②コミュニティー、成功し長続きするジョイントベンチャーの基礎、効果的な部門間のコミュニケーションのカギ。
優れた行動力、人脈の発展・維持・拡大のエンジン。顧客との関係の継続のカギ。
③学ぶこと、刷新、独創性、イノベーションの必要条件。多様な意見を取り入れるためのカギ。
その4:自分がなぜここにいるのかを忘れない
自分が昔の志を忘れそうになったときに行うべき問いかけ
「私はなぜこの仕事についたのか。なぜこの職業を選んだのか。私は最初の志を実行するためにベストを尽くしているだろうか。そうでなければ、やりなおすことはできるのか。最初にこれが自分に与えられた天職だと感じたときのあの気迫を取り戻すことはできないだろうか。」 -
「エクセレント・カンパニー」の著者、トム・ピーターズがブログで連載していた内容を再編集したもの。
気になるコラムをパラパラっと読んでます。 -
【あらすじ】
トム・ピーターズのブログを
41のキーワードと163のヒントにまとめたもの。
【読もうと思ったきっかけ】
元気を出そうと思ってw
【感想】
マッキンゼー出身のコンサルなのに数字よりも人間関係大事な人。
って言ったら穿った見方すぎるかな。
めためた面白かった。元気出たw
とりあえずテンション高い。
原題が「The Little Big Things」(小さくても大きなこと)ってことで、
要はあらゆる面において細かな気遣いを徹底的にやれ!
的な内容を色んなアイデアを提示してくれてる。
”進歩は(すべて)幻想と妄想から生まれる”ってフレーズは好き。 -
土日に読んだ。文章のテンポがよく、目の前で語られているようでもあり、一気に読み終えることができる。途中で、たまたま、米国映画「マーシャルの奇跡」というアメフトチームの復活の物語を観たけれど、雰囲気が似ていた。要するに、闘志が掻き立てられる。実践するには相当なエネルギーがいると思うけれど、実践すれば成功すること間違いないかも。