料理のマネジメント キッチンを制する者がビジネスを制す!
- CCCメディアハウス (2011年11月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484112268
作品紹介・あらすじ
「美味しい料理」とは「顧客満足」である。経営学を応用すれば、素人でも一流シェフに勝つことができる。選ぶべきは「弱者必勝の戦略」。キッチンを舞台に、経営学と戦略論の基礎を体得せよ。
感想・レビュー・書評
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実に戦略的、集中型、めんどくさがりな人や料理慣れしていない人には非常にわかりやすい、料理のハードルが一気に下がった
人に食べさせるために料理を作るのだ -
つまらないですね(^_^;)
なんというのか、経営やマネジメントに興味がある方にも料理に関心がある方にも響かない中途半端なオレオレ本。
料理が仕事なのは女にとっては当たり前の事ですし、筆者のように余りある予算で好きなようにやれる趣味的な物では決して決してない訳です。
最終的に何が言いたかったんだろうなあと…。
趣向は面白いんですが、魅力がないです。例えばタモリさんがこれをテーマに書いたとすればもっとエンタメになって楽しいのでしょうね。
なんと言うのか中途半端でもったいない。 -
良い本だと思うけど、読む気がしない。
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料理に失敗する理由のうち、分量をきちんとはからない、というのは同感。再現性にこだわるというのも頷けます。
でも、そこから、じゃあどうするかというアプローチが面白い。
一流シェフに勝つにはランチェスターの法則、スイートスポットを意識する、アクティビティ図で手順を確認などなど・・・すごく新鮮で面白かったです。
強火はロマン、には笑いましたが。
まさに男の料理ですかね。アクティビティ図に片付けのフローも入っていれば完璧なのになあ、と思いましたが、男の料理に片付けを求めるのは無理というものでしょうか・・・
主婦的にはあまり実用性はないですけど、かなり面白かったです。 -
はじめにを読んでコンセプトおもしれーと思って即買いを決めた。思いの外、基本的なことかいてあってすごくためになった。今年の当たり本のうちの一冊
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率直に面白いです。
そして、酒井さんの著書は非常に読みやすくて助かります。
ずばり料理の本です。
料理の基本とか、コツの部分をビジネスに喩えたり、ロジカルに書いたり、所々おしゃれ(悪く言えばかっこつけ)な要素をいれたりして紹介しています。
本書のターゲットっぽい私は、まんまとモチベートされてしまいました。
とはいえ、男性/女性を問わず料理が好きな方、特に現在も働いている方にはぴったりな本ではないでしょうか。 -
ビジネス・料理好き・マニア気質を併せ持つ人向きニッチターゲット本。
ただし、僕は劇的に刺さった!
『はじめての課長の教科書』や『新しい戦略の教科書』『日本で最も人材育成する会社のテキスト』等の人事戦略・組織論の著書の多い酒井穣さんの本。
正直、僕の仕事との関連領域の近さや文体、整理の仕方等が非常に好きで、著作は全部読んでいる酒井さんの本という理由で購入。
「ビジネスのフレームをよく知っている大人が、趣味の料理について当てはめた」というのが最も適した表現だと思った。
料理にランチェスターって(笑)と読むのが正解かと。
刺さった理由は、僕も非常に料理をするからです。
道具の選び方、食材についての考え方も非常に共感出来て、ますますファンになりました。
ただし、実際に料理(特に美味しい物を作ることにモチベーションがある状態で)をしない人には多分あんまり共感されないと思います。
そういう意味では、これまでの著書が好きでも必ずしも面白くないかも…
実際にどのくらい売れるのかが興味あります。