仕事はどれも同じ 「今やっている仕事」を「やりたい仕事」にする方法

  • CCCメディアハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484121154

感想・レビュー・書評

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  • いいたいことは、「仕事に不満を持っている人は非常に多い。ほとんどの人はそれを仕事の内容のせいだと思っているがそれは違い、どんな仕事をしても不満はたまるはず。仕事を変えるのではなく考えを変えよ。」といったところだろうか。あまりぴんとこない本だった。

  • 前半は仕事で抱く不満を分節化するプロセス。その不満は今の仕事だから生まれるのか、そうではない、という解説。
    後半はそんな中でいかに自分を納得して生きるかについて。やや自己啓発というか、セラピーっぽいような内容。
    ドイツの自己啓発書ってこんなんなのねー、と思いながら読みました。

  • 今の仕事に不満があるために転職した場合、新しい職場でも不満がでてくるので、そう言う人が追い求める職場は永遠にないということを書いている。
    またなぜ不満があるのか?という理由については、絶対的な給料の多さではなく、周囲に自分よりも良い環境の人がいることが原因なので、例えば会社の社長になっても、弁護士や医者などの社会的地位や他と比較しても相対的に良いと言われる報酬があっても、仕事に不満が出るらしい。
    なるほど、と納得できる箇所も多い。
    1つだけの動機で職業の選択を行った場合、あなたを満足させてくれる仕事など世界中に1つもない。しかしもし「期待の危機管理」を行って複数の期待を抱けば大いに失望することはほとんどなくなるらしい。
    つまり投資と一緒で比重が高い場合、成功した時のリターンも高くなるが、そうならなかった場合リスクが高くなるので、理想とのギャップに不満が出てきてしまうということ。
    本の構成は1,2編に分かれているが、1篇はとにかく暗く読むのが大変だった。
    まだ読んでないが「置かれた場所で咲きなさい」を逆から説明しているという感じではないかな?と思った。

  • ドイツで売れた本ということで、手に取ってみた。他国のしかもアメリカのような覇権国とは違い、質実剛健のイメージがあるドイツというのも興味があった。
    前半は、タイトルにあるように、仕事はどれも同じで、転職したところで不満はまた同じように現れる、というようなことが淡々と書かれている。みんなだいたいそんなことは分かっているが、ビジネス書を手に取る人はもうすこし希望を求めているのではないだろうか。休日に読んでいたら会社に行くのが面倒に思えてきてしまった。
    後半は、今の仕事を好きになるための心理的なトレーニングについて書かれていて、退屈な部分も多くあったが、著者の専攻が心理学だったので納得。
    どちらかというと、企業側が社員をやめさせないために啓蒙する本としては使えるかもしれない。翻訳の文章は読みやすい。

  • ビジネス

  • 仕事に嫌気がさすのは、日本もドイツも一緒。かのメルケル首相だって仕事の愚痴を言ってるみたいだから、仕事続けようが転職しようが、いつでも仕事サイコー、とはなるまい。

  • 前半の,転社・転職してもそれで満足できるわけではない,
    どこに行っても,基本的に同じような問題にに悩まされる
    との説明は理解できる。

    後半の,
    「今やっている仕事」を「やりたい仕事」にする方法は,
    どこかで見聞きしたようなものばかりで,
    目新しさはない。

    「衝動的に」仕事を辞めたくなった人が
    本書を読むといいかもしれない。

  • あなたが今やっている仕事こそ、あなたにとっておそらくベストの仕事である。

    いかに多くの人たち(ドイツの89%)が、職場が嫌いで、上司が嫌で、期待外の仕事を、評価されず、低収入で、お客にムカつきながらやっているか。前半まるまるを、微に入り細に入り描写してくれるので、こんな世の中、もういやになってしまいます。

  • 「今の仕事に行き詰っていて、新しい仕事を探している人、退職しようと考えている人」には是非、一度読んでいただきたい作品。これを読めば、今の仕事に満足できるかも!?

  • ドイツで大流行したらしいこの本。ほぼ半分が「会社員は会社に満足していない」というのを切々と語っている。いろんなデータを持ちだしては「やっぱり社員は不満を持ってる!」というのが本の半分の内容だった。後半は「どこで働いても結局むかつくんだから、今のところでしのいでみよう」というしのぎ方が載ってる。リラックスのための体操や、自己啓発セミナーみたいな内容まで。
    この本のいいところをあえていうなら、中身はぎっしり詰まっているということ。一つのテーマに対しての切り口がたくさん用意されていたように思う。

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