内向型人間のための人生戦略大全

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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484141220

作品紹介・あらすじ

自分の話を聞いてもらう方法、部下との付き合い方、パーティでの振る舞い方、効果的なメールの書き方、人付き合いのコツ、会議での心構え…。内気な人の才能を見出し、活かすためのワークブック登場。

感想・レビュー・書評

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  • 内向型と外向型の違いを理解できた。
    人と深い話をするのは好きだけど、大勢のパーティで雑談やうわさ話は疲れちゃう。1人の時間が必要だっていう自分自身の欲求を受けとめて、自分が快適に過ごせるように心の声を大切にしようと思えた。

  • 自分の強みと弱みは、全てこの本が説明してくれた!(特に強み!)
    今後の人生のバイブルにしたい一冊!

    なぜだか、近頃仕事がうまくいかない…。
    すっかり自信をなくし、転職を考えていた時に出逢った本。

    仕事がうまくいかないと感じていた理由は、最も近くで働く、上司と後輩が外向型人間で、内向型である私の意見が無視されるようになったからだった。

    もちろん、全ての外向型人間が敵というわけではない。
    配慮があり、内向型人間とうまくやっていける人もたくさんいると思う。

    ただ、私の場合は、上司が外向型の塊のような人で、人の3倍くらいエネルギーがあり、自分の仕事のやり方だけが正しいと信じていて、私のように違ったタイプの人間を受け入れなかった。

    現在の私の職場の人間関係を抜きにしても、内向型タイプの人が、自分に自信を持って、堂々と生きていく為に、大変役に立つ内容だった。

    「あなたは自信を持っていいのよ」と気休め的に励ますような内容ではなく、内向型人間の10の強みを具体的に挙げ、その強みをシチュエーション別に活かす方法を教えてくれた。

    著者が内向型人間だからこそ、できることだと思う。

    外向型人間が良しとされる世の中で、内向型人間は、自信を無くしたり、日の目を浴びない思いをすることが多いと思う。

    でも、内向型人間は、自分の強みを自覚し、それを活かすことで、十分この世の中で存在感を示すことができる。

    内向型である自分に自信を持って、堂々としていればいいんだと、この本は教えてくれた。

    控えめで、大人しく、なかなか評価されないと悩んでいる人は、ぜひ読んでみることをお薦めします!

  • 友だちの事は大好きなのに、ずっといると「ひとりになりたいー」って思ってしまう自分はおかしいのかなあって思っていたけれど、の本を読んで自分は内向型なだけなんだって分かってとても救われた気分になった。
    長所は短所という言葉がありますが、まさにその通りで、性格も短所に見えるところも角度を変えれば長所になる。自分のこと再度見つめ直して、自分の強みについて考える良い機会になった。

  • [出典]
    「静かな人の戦略書」 ジル・チャン

  • 内向型の特徴について説明しているだけでなく、この社会をどう生き抜いていくかについて実践的な内容だった

  • 自分が内向型なのか外交型なのかについて、具体的な例えを用いた設問によってわかりやすく解説した本。最近内向型の人間のための本は数多くあるが、この本は比較的読みやすくわかりやすい説明ながら的確に要点を捉えているような印象があった。

    内向型外向型かを知るための問いとして、あなたはストレスが溜まって充電したいときにどうするか?と言う質問が挙げられる。外交型の人間は友達と外出したりスポーツをしたりします。内向型の人間は家にこもり人と話すのをやめ1人でゆっくり過ごすです。

    内向型人間は心穏やかな人間なのか?という問いに対しては、費やしたエネルギーに見合う結果を出せる人間だけが争うたいと思うと考えると説明できる。内向型人間は争ってもエネルギーを使い果たすだけだと考え外向型人間は争うこと自体に多くのエネルギーを必要としないため、結果として内向型人間の方が争いを避けがちな傾向になる。

    内向型人間が1人黙々と仕事がしたいと考えたときの具体策としては、1より早く出社し遅く退社する、ミーティングの後すぐに仕事に戻らず個別に話をする、仕事を小分けにし定期的に休憩をする、同僚から話かけられたら後でもいい?と返す、などが挙げられる。

  • セミナー講師、コミュニケーションコーチ、学者などの肩書きを持つ著者による、世界的ベストセラー。(ちなみに著者自身も内向型人間だそうだ。)
    内向型人間の特徴を広く深く解説している。そして、どの特質がどういう場面で強みとなるか、あるいは弱みとなるかを列挙している。内向型人間が読めば思わず「あるある」と言いたくなるような事例ばかりだ。
    これまで、自分が内向型であることは自覚していたものの、様々な特質はほとんどが自分特有のまれなものだと思っていた。けれど、本書によるとその多くが内向型人間に共通のものであることが分かった。自分の生き方や自分と違うタイプの人間との付き合い方が学べるので、内向型か外向型かに関わらずぜひ読んでほしい一冊。

  • ヒントたくさん。議論や会議主催も。読み直す。

  • 我らの生き方指南書。参考にしていきたい。

    簡単なメモ
    本書では、強みと弱み としている。

    強み 慎重である
       本質的なものを見出す
       集中力 人の話を聞く 落ち着いている

    弱み 緊張しやすい不安 細かいことにこだわる
       鮮彩すぎる 受け身 嫌なことから逃げる 頭でっかち
       自己否定 柔軟でない 人付き合いを避ける

    文末に参考文献がのっていて本当にありがたい。日本の文献もこの文化が根づいてほしい。

  • 「内向型人間のための人生戦略大全」というタイトルの通り、内向型人間の生き方について分析し、方策を述べた本。

    かなり具体的かつ実践的な部分も多数あるので、また読み返したい。

    自分の理想とする人が自分のことをどう見ているか(p63)の視点は今までの私にはなかったので、勉強になった。


    内向型人間の強み
    1慎重である
    2本質的なものを見出す
    3集中力がある
    4人の話を聞くことができる
    5落ち着いている
    6優れた分析力をもつ
    7自立している
    8辛抱強い
    9書くことが話すことより得意
    10人の気持ちがわかる


    内向型人間の弱み
    1不安を抱えやすい
    2細かいことにこだわる
    3繊細すぎる
    4受け身になる
    5嫌なことから逃げる
    6頭でっかち
    7自己否定する
    8柔軟性に欠ける
    9人付き合いを避ける
    10争うのが怖い

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