お金持ちの教科書

著者 :
  • CCCメディアハウス
3.42
  • (14)
  • (62)
  • (69)
  • (15)
  • (3)
本棚登録 : 631
感想 : 69
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484142012

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • お金持ちの考え方や行動パターンの分析。
    真似をするだけでお金持ちになれるわけではないだろうから取り入れづらいけど、少なくともNGパターンを踏まないための指針にはできる。

  • 戦前戦後あたりからの日本のお金持ちの歴史や、お金持ちの定義から始まり、お金持ちの分類、実態、そしてそこを目指す時の心構えなどを様々な人の実例を交えて紹介している、とても興味深い一冊だった。

  • ◎買

    儲け方、ビジネスノウハウを派手に載せた本は多いが、この本は違った。

    お金持ちの考え方を、まさしく教科書のように淡々と載せているが、大事なところがシンプルにわかりやすく書かれていて、頭というより体に染み込む感じ。

    常識とされている言動について、お金の無い人とお金持ちの対比には何も唸り、目からウロコだった。

    情報に派手さは無いが、そんなものは必要無いと思う。役立つかどうかが全てなので、忘れないよう何度も読みたい。

  • 地位≠金
    地面持ち>金融資産
    芸能人などの自己ブランド品は、流行り廃りによって一気に凋落したりする。
    今後会う価値がないとわかることは大きな収穫〜
    実にドライかつシビア…
    混雑を嫌う、行列に並ばない。
    共感からは何も生まれない。
    ☆人を妬むと、人と違うことができなくなる。
    ☆負けず嫌いな人も危険信号
    ☆金に執着すると金持ちになれない
    星マークの部分はガチョウの禅話を思い出させる何かがある。
    https://www.google.co.jp/search?q=ガチョウ+壺
    お金持ちは若者に説教などしない。

    以上まとめ。

  • この国だと年3000万資産3億、経済的合理性は大事だなあ。これって、安全が前提で、安全は日本とヨーロッパの一部の国とカナダくらいにしかない。ほんとに運がいいと思う。

  • お金持ちの思考がよくわかった。実践してみます。

  • タイトルに書いてある通り、お金持ちになりたい人向けとなっていますが、お金持ちになりたくない人は少ないのではないでしょうか。

    そんなタイトルで内容を見ると「お金持ち」と言うイメージから実情はどうなのか。そんな疑問から始まりお金持ちの定義までが順序良く述べられています。

    一般人から見るイメージと、実際のお金持ちの思考の違いは読んでみると納得できる事も。

    読んだからと、簡単にお金持ちになれる話ではないですが、基本的な考え方を理解するには良い一冊かと思います。即ち、お金持ちになると言うのは、個人の思考が大きく影響されると言う事になります。

    巷のマネー本よりは、深い内容の印象も。読んでみて損はない一冊なのではないでしょうか。

  • お金持ち(になるため)の教科書ではなく、お金持ち(とはどんな人なのかという)教科書である。オビの表現とはニュアンスが違うが後者と思う。本屋ぶらつきで平積みで目にした。あまり手にしないタイトルなのだがなぜか手に取り、中を開き「面白そうじゃん」と購入した。そもそもお金持って何?目次にしっかり目を通した。日本の場合、土地など使いづらいストックだけでは厳しいけれど、フローだけより不動産以外のストックが潤沢な人がお金持なんだろうね。

  • お金持ちの合理的な物事やお金に関する考え方が述べられている。
    全てにおいて経済合理性つきる。

  • 作家が自殺する理由は、ぼんやりとした不安=売れなくなったらどうするか。お金持ちの恐怖。
    いつ事業がダメになってもなんとかなる、と腹を据えることが大事。

    金融資産で1億円、年収なら3000万円。5000万円から思考が変わる。

    働かなくても生活できる=金持ち。

    投資はアルコリズムが有効な期間が短い。随時方法論を変える。

    食事代をケチらない=人脈に対する投資だから。

    友達がいない=話が合わない
    コンプレックスがバネ=お金持ちになるとなくなる

    素直にありがとう、という=上下関係がある
    意外感を出す=上下関係の上にいる場合に効果的
    感謝はしない=感謝の代わりにお礼をする

    多くの人はそうと気が付かず他人のせいにしている

    話しの中身でなく人物だけを見る=詳しい内容は専門でないとわからない。人物を見極める

    紙くず同様の銀行株を、日本と心中するつもりで買う。

    株は、心理的な要因があるので、負けるひとのほうが多い。また勝ち続ける人は少ない。随時、勝ちパターンを変える必要がある。

    ただの消費者になるな。
    賢い消費者=投資家の心理を理解した消費者。

    他人が特殊だとの結論を出さない。自分に応用できないか、考える。

    そんなこと知ってるよ、と言うな。
    頑張ったご褒美、を期待するのは雇われているから

    好きだと思っていることも、大して好きではない事が多い。本当に好きなら、情熱に逆らえずすでに他のことを投げ出してその世界に飛び込んでいるはず。

    住宅、自動車、保険、を節約。車は必要ではない。必要な場所には住まない。

全69件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

経済評論家。仙台市生まれ。1993年東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在、「ニューズウィーク(日本版本誌)」「現代ビジネス」など多くの媒体で連載を持つほか、テレビやラジオで解説者やコメンテーターを務める。著書に『新富裕層の研究』(祥伝社新書)、『戦争の値段』(祥伝社黄金文庫)、『貧乏国ニッポン』(幻冬舎新書)、『縮小ニッポンの再興戦略』(マガジンハウス新書)など多数。

「2022年 『スタグフレーションーー生活を直撃する経済危機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加谷珪一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×