- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484142050
作品紹介・あらすじ
ピンチの時こそ、値上げをしよう!
・1割の値上げができれば営業利益は2倍になる。
・低価格戦略の5つのリスクとは?
・値段を知っている相手に値上げはできない。
・値段を知られていない商品・サービスはあるか?
・価値を見つける、なければ作り出す。
・価値を増幅して値段がわからない商品にする。
値下げ圧力、過当競争、外部環境の変化……
― それでも ―
値段のしくみを知り、条件を整え、勇気を持って踏み切れば、
会社も従業員も、取引先もお客さんも、幸せになれる!
感想・レビュー・書評
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Yotsuya
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ちょっと安易な感じ。商売人は案外賢いと思う。
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安いからと言って売れなければ売り上げが低いし、高くして売れなければ売り上げがない。売り手はいつもこんなジレンマを抱えているわけですが、無理して安く売ってるなら思い切って値上げして、利益を販促などに使い、商品力を上げてもっと売れるようにしたら、社員も幸せになるではないかっていうお話。
完全に売り手視点です。要は安売りのお店にしてしまうと値段でしか商品を見てもらえず、いくらおいしいとかこだわっているとかいっても、別に安い店があればそちらへ流れていくから値上げできないんだというお店の声に答えた内容。
ただし値上げにはいろんな工夫が必要なので、それを「技術」として紹介しています。成功するしないは分かりませんが、とはいえ、値上げしなければ苦しいのであれば、そこは値上げするしかないわけで、そのための努力をしましょうということ。
きっちりと店作りをして、ファンを作っていれば理解してもらえると思いますが、要は経営者側が値上げを悪だと考えているようなら、もはや安売り合戦からは逃れられないでしょう・・・
本書の内容は値上げは悪いことではありませんよって言ってくれてる点では勇気をもらえますが、いかにすればいいお店になるのかを常々考えることが重要で、まずはそういう店作りをお勧めします!