パリ行ったことないの (フィガロブックス)

著者 :
  • CCCメディアハウス
3.62
  • (13)
  • (34)
  • (32)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 305
レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484142326

作品紹介・あらすじ

パリに行けば、自分が見つかるの?『フィガロジャポン』好評連載に、書き下ろし「わたしはエトランゼ」をあわせて完結。すべての女性に贈る、10人の物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 憂鬱な日常の対極にあるパリに憧れる女性達が、
    「えいやっ!」と勇気を出し、夢を叶えるフランス旅行へ。
    いざ行ってみれば、人種差別があったり街が汚かったりで幻滅することもあるけど、
    自分の枠から一歩踏み出した彼女達は幸せそう。
    幸せって結局は自分の内側にあるものなんだよね。

  • 装丁が好きで、しおりとしてついている青いリボンがパリって感じでおしゃれだなぁと!
    パリを、ただ華やかで素敵ってだけではなく、雨ばかりだったり結構ゴミが落ちている、なんて色々な表情が垣間見えたのが面白かった。
    『雨ばっかり』みたいに、誰かの一言で見える世界が全く違ったものになるのは共感しました。
    様々な言い訳を越えて、飛行機に乗れた人たちが感じることのできる解放感や風が清々しい最後の話に救われた感じがしました。

  • 短編小説はあんまり好きじゃない。よくある感じかな、と読み進めていったけれど、どのエピソードもどこかしらに自分を投影できて、心地よい長さ。サラサラっと読めてしまったし、終わり方がいい。難しく考えなくとも、「あ、私も、これしてみたかったな。してみよっかな」なんて歩いていけてしまえるような本。好きでした。

  • 淡くて可愛い雰囲気の、タイトル通りの状態の短編が沢山と、最後にそれらより長めの、それぞれの登場人物が揃う舞台をパリに移したお話がひとつ。サクサクしたクッキーみたいに軽やかでお洒落だった。パリ行きを決意するきっかけになった映画に、偶然パリの映画館で出会うところがロマンチックだった。

  • 色んな人達の色んな形のパリ。パリの風景や生活を知れて楽しかった。バカンスに行きたくなった。

  • 10人の女性のパリにまつわる短編集、
    そして最後の章で1つにまとまる、てやつです。
    山内マリコ✖︎パリ、読まざるを得ないでしょう。

    どの話もそれぞれが悩んで
    人間味があって悪くない。

    そして最後にそれぞれがいろんな気持ちを持ってフランスに集まり、
    その中で過ごす気持ち良いバカンスの描写がなんとも言えない幸せな気分になります。

    ラベンダーが香って
    心地よい風が吹く中で
    皆んなでワイワイ長机でたっぷり時間をかけて味わいながら途切れないおしゃべりに興じながら…
    そんな光景を感じる。

    私はフランスにも住んだことも友人もいないのに
    なぜにフランスの生き方に魅了されるんだろう。
    でもきっとそんな人が多いからこそ
    この世の中にはフランスを題材にした本がやたらめったらあるんだろう。

  • 小説の切り口っていろいろあるんだなと思った。
    パリというキーワードの短編。
    いろんな主人公がいて、最後の章でみんな顔を合わせる。
    パリってやっぱり若い頃は憧れちゃう。
    だけど、私も今は行かなくても大丈夫って思えるくらい、世の中の情報は溢れている。
    それで満足かな。

  • まぁまぁかな。

  • 2016/4/16 読了

  • 2015/12/7

全31件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

山内 マリコ(やまうち まりこ)
1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。
2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年8月連作短編集『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。同作は2016年映画化された。ほか映画化された作品に『アズミ・ハルコは行方不明』。ほか、著作に『メガネと放蕩娘』『選んだ孤独はよい孤独』など。

パリ行ったことないの (フィガロブックス)のその他の作品

山内マリコの作品

パリ行ったことないの (フィガロブックス)を本棚に登録しているひと

ツイートする