- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484182087
作品紹介・あらすじ
テレビ番組「クレイジージャーニー」(TBS)で特集され、話題となったヨシダナギ。
世界各地を撮影のために飛び回っているが、実は内気で人見知り。一人では生きていけないという思いがある。そんなヨシダナギがいつも考えていることを写真も添えて人生論&仕事術を語る1冊。
感想・レビュー・書評
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最初は運だったからもしれない。
運は必要。
自分の好きなものの特徴を抽出する感性や技術があったのだと。
運を掴む実力も必要。
繰り返すことで同じレベルでは周りは飽きる。
だから今は前より、次は今はよりも良いものが求められる。
そう、継続するためには、弛まない努力が必要。
拾われ続けるということも、
決して楽ではないのだと思いました。
(以下抜粋)
○最近はテレビや雑誌などの取材で撮影することが増えて、「1回の渡航で最低でも〇枚は作品を残さなくてはいけない」というプレッシャーで毎回、嘔吐している。取材中はずっと帯状疱疹が出ているくらい、精神的にはきつい。以前は、アフリカ人に会いに行きたいという思いのみでアフリカに通っていただけだったし、そもそも、その頃はフォトグラファーではなかったから気楽だったのだ。(P.124-125)
○最もこだわっているのは、アフリカ人の黒い肌の美しさを再現すること。
私が撮影してきた少数民族は、大半の人にとっては生きているうちに出会う確率が極めて低い存在だと思っている。つまり、私の写真が、その人にとって最初で最後の接点になる可能性が高いのだ。だから、その人のアフリカ人に対するイメージが極力、美しいものになるように、彼らが少しでも輝いている瞬間を写真に切り取り、みんなの記憶に刻むことができたらいいなと思っている。(P.127)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ただ流されるというよりは、自分の流れて行きたい方向に進んでいるという感じが良かった。他力本願だけど、あくまで決定権は自分が掴んでいるというか。他人の力を信じきるというのも一つの才能だよなと。
好きなこと、やりたいことをやって、できないことや嫌いな人は避けて、ただ楽しく生きていってもいい。それでも世界は回って行くから。 -
「自分は決してヒマワリのように誰もが振り向く明るい花ではないけれど、ひっそりと咲く珍しい花なのだ。」
「見向きもされない雑草では、踏みつけられて枯れていくに違いない。だから、他の人とは違う何かを見つけて、それで生きていくしかない。」 -
なんか、なるほど。こんな感じなんだ。ユルっ!
でも、「どう失敗するんだろう?」は
名言だと思いました。 -
この本を読んで、この感覚大好きです。とにかくやってみて、ダメなら諦める。嫌な事はしなければいい。みんながこんな感覚で生きていければ、もっと良い世界になるかも。
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とってもいい写真を撮っているヨシダナギ さんが大好きでこの本を読みました。誰にでも自分に合った生き方がある、焦らなくていい、そう思える1冊でした。
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写真はもちろんですが、
吉田ナギさん自身にも惹かれてしまう。
写真展に行った勢いで購入。
クレイジージャーニー
終了しちゃって残念。 -
ヨシダナギの写真が好きで興味本位で読んでみました。
著者プロフィール
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