事例でわかる 新・小売革命 中国発ニューリテールとは?

著者 :
  • CCCメディアハウス
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本棚登録 : 42
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484183022

作品紹介・あらすじ

アリババ生鮮スーパー「フーマー・フレッシュ」が、なぜ30分以内の配達にこだわったのか?
巨大ECサイト天猫(Tモール)が仕掛ける零細個人商店の復活の謎とは?
1平米あたりの利益を同業他店の20倍にしたシャオミ「ミーストア」とは?
<オンライン×オフライン>を活用し、「情報」「金」「物」の革命で効率化の限界を突き破った事例を多数紹介する。
小売店経営者、ECサイト運営者、これからの小売ビジネスの方向性を模索する人へ必読の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • リテール側の時代の変化が分かり、次世代型の思想・行動シフトの必要性を感じる。

    ■まとめ。
    (1)小売の本質とは、「人」と「物」を繋ぐ「場所」である。
    (2)「場所」とは、情報流、金流、物流の多種多様な組み合わせである。
    (3)「人」は、「トラフィック(人流量)×コンバージョン率(成約率)×客単価×リピート率」の幾層ものフィルターを潜り抜けて、「物」と接触する。
    (4)「物」は、D-M-S-B-b-Cの長いプロセスを経て、「人」へとたどり着く。


    D=Designデザイン:商品をデザイン、設計するプロセス。
    M=Manufactureメーカー:工場とも呼ばれる。
    S=Supply Chainサプライチェーン:一般的には総代理、エリア代理、卸業者、小売店といったメカニズムを指す。
    B=Busuness商業施設:ショッピングセンター、スーパーマーケット、チェーンストアなどを指す。
    b=business商店:夫婦経営店、露店、ウェイシャンなどの個人販売を指す。
    C=Consumer消費者:エンドの顧客。

    ■どのようにしたら小売の効率を上げられるか?
    (1)「データエンパワーメント」により、情報流、金流、物流の組み合わせを最適化する。
    (2)「売場効率革命」により、人流量、成約率、客単価、リピート率の効率を上げる。
    (3)「短絡経済」により、D-M-S-B-b-Cの経路を短縮する。

    ■テナントが払う家賃の本質は集客コスト
    ・ショッピングセンターがテナントから家賃収入を得るのは、テナントのために集客するからで、人流量こそが核心的な価値を持つ。
    ・家賃の本質とは、ショッピングセンターが人流量を価格に換算してテナントに販売すること。
    ・テナント側からすると、家賃の本質とは人流量コスト(集客コスト)なのだ。

  • OMO.O2Oを理解するなら読んでおきたい本!


  • ・大事なのは情報流、金流、物流に対してシステムズシンキングでデザインすることであってテクノロジーシンキングではない。

    ・大陸的な戦略と島国的な戦略は違うので、そのまま模倣すると痛い目に合う。大陸を取り巻くシステム群と島国を取り巻くシステム群は違う。

    ・特に日本では人手不足が課題となるので、顧客層を再設定する必要があるし、物流の配送の話は真に受けてはダメ。本書では配送の速さが取り上げられているが、日本では逆に配送の時間の長さに対して如何にCSRのような社会的意味を持たせることが出来るか、または鉄道網が整備された日本では配送を如何にスキップするかが鍵。

  • 情報を効率良く提供するオンラインと体験を提供するオフラインの融合を上手く行っているシャオミがすごいと思った。また、オフラインが全てなくなるのではなく、商品の売り場から展示場へシフトしていくんだなぁと感じた。

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著者プロフィール

潤米咨询代表。教養アプリ「得到」で26万以上のユーザー数を抱える有名コラムニスト。
現在、ハイアール、バイドゥなど多くの大手企業で戦略顧問を務める。

「2019年 『事例でわかる 新・小売革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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