人生のしまい方 残された時間を、どう過ごすか

著者 :
  • CCCメディアハウス
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本棚登録 : 9
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484202105

作品紹介・あらすじ

3,000人以上看取った医師が語る、安心して逝くことができる人生の終え方、「これでよかったんだ」と思える見送り方。

もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する。
このような取り組みの重要性は年々増してきており、厚生労働省も普及を目指し、「人生会議」という愛称をつけた上で啓発に取り組んでいる。
著者は、鎌田實氏と共に諏訪中央病院に緩和ケア病棟を立ち上げ、早くからこの取り組みを実践してきた医師。
本書では、著者の経験やアドバイスに加え、実際に人生会議を実践した人々を取材し、安心して逝くことができる人生の終え方を提案する。

感想・レビュー・書評

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  • p3 人生会議とは、人生の最期の時間をどう過ごすかを周囲の人と共に考えること、人生のしまい方を考えるための話し合い
    自分の人生がどのように終わるのか、たいていの人は分かりません。終わりが近づいて来た時に見通しが立てられて、時間と気持ちの余裕があれば、死に対する準備は十分にできてるかも知れません。
    p13 本人の意思を尊重し、身近な人と話し合うこと。最期にどんな医療を受けたいか、どこで最期を迎えたいのか、何をして欲しいのかを中心に話し合う。
    p42 ヨーロッパでは、口から食べられなくなった時を寿命と考えることが多い
    p81 人生をしまうための話し合いの記録用ノートを1冊作っておき、参加した人や発した言葉を記録するのが良い。話し合いは一度だけで終わらせず、回数を重ねることが大切。命の問題にふれるとき、人の心は揺れやすいもの、言うことが変わるのは当たり前、揺れている言葉もすべて記録しておくこと。
    p111 人が生きるために必要な主な機能には、心臓、肺、肝臓、腎臓、脳、消化管があり、全てが大切だが、消化管以外はどれか一つでも限界がくると、命が終わる。
    肝臓の仕事は、体内に入った栄養を受け止めて、配ること、老廃物を片付けること、消化管から門脈という血管を通っていったんすべて肝臓が受け止め、細胞が使えるエネルギーに組み立て直して配る。それと同時に、細胞が活動して出来た老廃物も片付ける。
    生きていくために最低限必要な力を1とすると、肝臓にはその5倍や10倍の力の余裕がある。
    肝臓と同じように肺も余裕がある臓器なので、症状が現れたあとは、病気が一気に進んでいくように感じられる。

  • 資料番号 : 00016717
    請求記号 : 490.14||HIR
    配架場所 : 下階書架
    NCID : BC00007507

  • 紹介されているエピソードはどれも興味深かったが、個人的にはそれらから得た知見は特になかった。

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著者プロフィール

長野・愛和病院副院長。緩和ケア医師。
1962年、東京都生まれ。山梨医科大学(現・山梨大学医学部)卒業。武蔵野赤十字病院等から長野県諏訪中央病院に移り、鎌田實氏と緩和ケア病棟を立ち上げる。2009年より現職。
著書に『がんになっても、あわてない』(朝日新聞出版)、『看取りの技術』(日経BP社)などがある。

「2020年 『人生のしまい方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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