- Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484881041
感想・レビュー・書評
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1940年前後に書かれたアイデアを生み出すための体系的な方法論が、現在までほぼ姿を変えることなく読み継がれていて、広告だけでなく自然科学や芸術や、訴訟筆記といった様々な職業において普遍的に有用であるということに驚いた。
ヤングが提唱するこのアイデアのつくり方は、別に新しいものでもなんでもない。おそらく私自身、無意識的に行なってきたことだけど、やはり改めて言葉で説明されるのとそうでないのとでは、大分違う。今後アイデアを求められたら、この本にまとめられたアイデアのつくり方をかならず意識して取り組みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章が堅くやや読みにくい印象。
前に途中で辞めてしまった理由がわかる気がした。
一度アイディアを寝かせることを再確認できてよかった。
今度読み直す時に新しい発見ができることを願う。
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サッと読めるが、いまいち頭に残らなかった
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タイトルまんまのアイデアのつくり方講義。
最近学んだ、脳科学的な「意識的思考と無意識的思考」や、認知科学的な「因果的推論」の話とつながり、それらを活用した具体例という感じで面白かった。
逆に、本書だけだと裏付け甘めの具体例だけなので、何も知らなければ「あっ、ふーん」で終わってたかもしれない。
あとは、訳された日本語がイマイチ読みづらいのが難点ですかね…。 -
私には難しすぎた。論文っぽい。
高校試験の国語を思い出すような文章 -
ヒントのづくりのヒントみたいなところか。
企画に行き詰まっている人には、今一度立ち帰れるきっかけになると思う。もの珍しい事を言っている感じはしないが、アイデア構築法の再確認ができるから読んでもムダになることはないと思う。
本文も50ページ程度なので、気分転換におすすめ。 -
・アイデア=既存の要素の新しい組み合わせ
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とてもシンプルなアイデアをつくるためのステップ
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電通入社時に配られると聞いていた本。100ページくらいで、半分は解説とあとがき。
内容は、広告におけるアイデアの形成過程について、筆者の考えが記している。個人的には、広告論の教科書の方が多彩な手法が載っているうえに広告が与える心理過程についても解説されているので、より興味深い気がする。どちらかと言えば、本書は広告マンとしての心構えを説いているかもしれない。
これからの時代、プログラミングなどにより様々なことがより自動化していくなか、アイデアを持ちそれを実現していく能力に価値/重きが置かれていくだろうことを再認識した。
考えをまとめ発信していくことが苦手な自分にとって、真摯に向き合わなくてならないだろう…. -
読んでおいて損はない
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1時間で読める本、という触れ込みで確かに風呂場で1時間で読めた。
が、どうなんだろう、翻訳はかなり難解な言い回しで風呂場のリラックスした状況では頭に入ってこない。
白眉は解説。本文と同じだけの分量があってかつ読みやすい日本語。リズムが良いと頭にも入ってきやすい。
最後は訳者の言い訳じみたあとがきもある。
文量が少ない点では読み返しやすいが、具体性もないのでモヤモヤしてしまうんだろうなと今から予測できる。
広告マンの売れるアイデアと学者の新たな発見は意外と似てる、というのは小話としては面白い。 -
教科書なんだな。読んでいても面白くない。教養として存在だけ知っていれば良い類の本。
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アイデアを生み出すにはどうすればよいか、を簡潔に説明しています。1時間足らずで読み終えられます。アイデア発生過程をいくつかの段階に分けています。情報の収集、情報の咀嚼、情報の複合、情報を寝かせる、閃き、アイデアの可否判断といった具合。割りと既に知っていそうな内容ですが、こうやって改めて明文化されたものを読むと妙に納得させられます。
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あくまで良いアイデアが出る確率が上がる話。
良いアイデアには、こういう過程があったはずだ、という見解で、直接方法に基づいたアイデアが形になっていったものでなく、結果論感が否めなかったが、読みやすかった。 -
バイブルとも教科書とも思わなかった。
ただただ古い本、という印象。 -
50年前は紙カード 今はブログか
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アイディアをつくるにはきちんと資料集めしてからとことん考え抜くことが重要、と。新しくは得ることはなかった。しかし、思考術に関する本を読んだことがない人には100ページ程度と読みやすいので、入門書としておすすめ。
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とにかく翻訳がひどい。現代語訳版を出してほしいレベル。内容については、一応納得できた。ただし、発想法に関する書籍を何冊か読んでいる人なら、すでに見知った手法だと思う。原典、ネタ元としての価値は認めるが、個人的には、手元に置いておくほどのものではないように感じた。
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アイデアを出すには方程式がある、と言い切る著書。一時間で読めて、なるほどなっと実感した一冊。
アイデアは既存の要素の組み合わせ。大事なのは意識活動による基礎づくりと休息。だからアイデアを出す方法は・・・
1・資料集め(要素をマインドマップ)
2・データの租借(要素をくみあわせ)
3・データの組み合わせ(完全放置で無意識に)
4・ユーレカ!(休息とくつろぎでアイデアは表層化する)
5・アイデアチェック(具体化してみる) -
勉強になります。ありがとうございます!
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うーん、自分好みではなかった。絶賛されている方が多いので読んだときのテンションがこの本とマッチしていなかったのかもしれない。短い本だけど途中でやめてしまった。
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基本的なアイディアのプロセスが書かれた本。
60分で気軽に読めるのはいいが内容をもう少し充実してほしかった。 -
解説とあとがきがながい。
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アイデアは既存のアイデアの組み合わせにすぎない。
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結局KJ法。
KJ法を知ってる人は読まない方がいい。
60ページでまとめたのはすごい、
半分が解説の本。 -
アイデアは、既にある要素の新しい組み合わせ。そして、その創出の方法。地味な内容に感じるが、一つの真理であると思う。
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そんなに革新的なことが書いてあるわけではないけれど、こうやったら良いアイディアが生まれやすいのだなと納得の行く本ではあった。
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こういうビジネス書はあまり好きではないが一時期コピーライターを目指していた都合上、購入。あいであとは既存の情報の組み替え、視点の移動である、くらいの話だと思ったが、わすれた。