トム・ピーターズの経営破壊

制作 : Tom Peters  平野 勇夫 
  • 阪急コミュニケーションズ
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本棚登録 : 161
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484941240

感想・レビュー・書評

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  • 1

  • 20年近く前に書かれた本なので、多少の古さは否めない。

  • "ある意味、未来を予想した経営コンサルタントの本。
    「エクセレント・カンパニー」で有名なトム・ピーターズさん。
    Crazyな人を組織内部に取り込んで、変革いやいや革命を起こそう!
    気になったコメントを下記に列挙しておく。
    ・クレージーな時代は、クレージーな組織で
    ・休む間もなく、絶えず学び続ける
    ・唯一の武器・・・・人間の想像力
    ・自己破壊 そして再生
    ・すべての社員がプロのサービス提供者
    ・すべての従業員にすべての情報を与えよ
    ・自学自習の時代、自己変革の大胆な目標
    ・人脈を開拓せよ
    ・仕事をしながら生涯学び続ける
    ・わくわくするような言葉"

  • トム・ピーターズの経営指南書

  • クレージーな時代には、クレージーな組織が必要となる。
    「3Mはこれまで以上にモノではなく、頭で勝負しようとしている」
    「マイクロソフト社の強みはただ一つ、人間の想像力だ」
    では、“人間の想像力をマネジメントする”とはどういうことか。
    変革という言葉はもう忘れてしまおう、(常識の)「廃棄」と「革命」である。
    Keyword: 革命、とてつもない、突飛な、酔狂な、気の触れた、クレージーな、とりつかれた、あきれた、

    第二章 「分権制」を超えて組織を解体し想像力を解き放とう
    「型にはまった月並みな組織をまるごと取っ払ったんです。おかげで非常に競争力がついた。もう形式にとらわれなくても済むからですよ」
    「テクノロジーの政界は、多様な個人が反骨精神に燃えて独自の創造性を発揮するとき、もっとも繁栄する」
    「一般には、会社の社長は組織をまとめる人間だと思われているけれど、実は率先して組織を解体する人間でなければいけません−新しいものを生む代りに大過なく過ごすだけの社長は不要なのです−」
    「本社の管理部門の役割は、重要な攻撃を開始する(グローバル視点、品質、環境問題等の音頭取り、3Mの本社のように具体的でありながら威圧的でない本社の姿勢)、全社に起業家精神を叩き込む、ネットワークの開発・管理・監督、社内外のネットワークを通じた知識の創造と開発のリード、好奇心に満ちた雰囲気、人材募集・開発の方向付け、企業は定期的に生まれ変わる必要があるという信念を掲げる」
    →権限の分散ではない、小規模の、活力に満ちた、個性をもったユニットから成る企業である

    第三章 「権限付与」を超えて、すべての仕事を「ビジネス」に変えよう
    ★“Businessing”★ 自分のショー(事業)を自作自演すること
    そのために、クロストレーニング(仕事の最初から最後までやり通すのに必要な技能のほとんどすべてを従業員が訓練を受けられる)、予算編成の可視化と管理・修正、品質管理、自主性、専門知識へのアクセス、生身の顧客の存在、無制限の出張費が必要

    第四章 「忠誠心」を超えて、フリーランサーの考え方を身につけよう
    ★\"redumakingレジュメイキング”★
    (1)いったい自分はなにをやっているのか (2)自分は実際に何を達成してきたのか (3)自分の業績の承認になってくれる顧客はだれか (4)自分のもっている技能が最先端のものであるという証拠はあるのか (5)ますます厳しさを増す状況に取り組むうえで、自分に協力してくれそうな人脈を社の外部で新たに開拓したか (6)今年の末に書く履歴書には昨年の履歴書と異なる内容をかけるか
    −フリーランスに求められるもの : 自学自習を怠らない、並はずれた専門能力をめざす、人脈を大切にする、やる時の取組の姿勢を意識する

    第五章 「組織の解体」を超えて、ローラデックス(人脈ネットワーク)型企業を創ろう
    ★求人広告★
    フリーの契約者、あちこちの組織に属するすたってゅやパートナーが特定の目的のために集まり、協力して仕事に取り組む、仕事が完了したら解散する。「人材活用のかんばん方式Just in Time」を導入するのだ。
    「私はときどき、アップル関係の仕事をした経験がないシリコンヴァレーの友人は一人もいないのではないかと思うことがある by Tom Peters」
    ★バーチャル・コーポレーション★
    外部からは透明でほとんど輪郭がなく、企業と下請けと顧客の間を絶えず変化し続ける橋渡し役に見える。社内からは、従来型のオフィスや部局が必要に応じて常時姿を変える、不定型の構造に見える。
    ★新しいビジネスの大いなる可能性★
    ◆社内向けのサービスパッケージをあなたの会社以上にうまくこなせる企業は個人はいるか?Yesなら業務の外注を検討せよ
    ◆あなたの会社の人的サービスは(トレーニング、年金業務など)顧客やライバル会社に売り込めるか
    ◆あなたの会社の中核部門の専門能力をいかし、ライバル企業を含む他社にサービスとして提供することで収益をあげられるか
    ◆社内の人材を積極的に活用して、あなたの会社の企業力を支える中核部門(アップルの研究開発部門)をつねに活性化することができるか
    ◆あなたの会社は「包装と統合」つまり、製品に付加価値のあるサービスを加え、一体化したパッケージとして顧客に提供することができるか

    第六章 「リエンジニアリング」を超えて、企業トークショーを演じよう
    バックマンは、NYの証券会社に評定を依頼、現在の資産価値を上回る評価に、「これは社内蓄積された社内への評価だ」と考えた。「わが社が戦略上優位に立てるかどうかは知識の活用にかかっている」そう考えたCEOのボブは、知識を抱え込むほうが得となるピラミット組織を転換した。サービスを提供している業界ごとに「技術フォーラム」を設置、セクションリーダーがホスト役を担う。本社には、「結び目」の役割を担う7人のスタッフ(システム・コーディネータの「技術情報センター」)がいるだけ。現場間の連携を促す。昇進・昇給の査定にも「社内の知識開発」貢献度を反映し、本気度を伝えた。
    ★知識時代の企業組織=相互に連結された職務コミュニティの集合体★
    「学ぶとは職務コミュニティの一員になること、学びたいというのは、仲間に入れてもらいたいということ」by Susan Stacky
    ★社内トークショーの司会者★
    ナレッジマネジメント部長とは、社内の会話の質を高める、社内トークショーの司会者と名乗るべきである。

    第七章 「学習」を超えて、けったいな会社を創ろう
    ★けったい度調査★
    ?今年になって自分が仕事以外に実行したいちばん風変わりなこと?自分が仕事でトライしてみた一番クレージーな企画?仕事でも仕事以外でも、自分が犯した一番奇抜な失敗?バカバカしいと思う会社のルール五つ
    ◆仕事のペースをかえよ、研修用のフィルムを上映するときには、ポップコーンを出席者に配ろう。朝暑くてたまらない朝には、水鉄砲で戦争ごっこを始めよう。
    ◆「バイタリティー注入係」「社内ひっかきまわし役」「好奇心責任者」「熱狂指南役」役割を新設しよう
    ◆“知的無邪気さ”を取り戻す” ハワード・ガードナー心理学教授によれば、一般手に天才と呼ばれる人々は社会の周縁に生きていていつもありきたりの常識とその売り込みやを疑ってかかり、何歳になっても子供のように「知的無邪気さ」を持ち続けるという。従業員の無邪気さを育み、好奇心を拡大する組織文化と職場をつくろう
    ◆クリストファー・アレグザンダーが、『時代を超えた建築法』で指摘した「人間、都市、建物、自然に宿る生命及び精神の基準をなす中心的なクオリティ」に着目しよう。イギリスの庭園の庭先にある、日光がふりそそぐ桃の木、この場所には思わずまどろみたくなるようなクオリティが存在していた。「人間の内なる力を解きは立ち、我々を自由にしてくれる」そのクオリティを、職場環境に埋め込もう
    ◆新しいたとえ、イメージを大切に
    「ジャズ・コンボ」「即興劇団」「カーニバルとしての組織」「シャムロック型組織」「知識持ち株会社」「クモの巣組織」「集合的バーチャル労働環境」「仕事=対話」「ロマンスとしての共同作業」

    最後の言葉
    ◆失敗が大好きになる
    ◆学習と次週に打ち込む
    ◆行動を優先させる
    ◆あいまいさを好む
    ◆尊大で頑固な撹乱者を憎む
    ◆公正なふるまいを心がける
    ◆人々の好奇心を信頼する
    ◆突飛なものに憧れる
    ◆“熱っぽい言葉”に愛着を覚える
    ◆革命を好きになる
    ◆笑いを愛する
    ◆気の抜けた返答を嫌う
    ◆時と所を問わず「ひどく重苦しい荒廃」を多めに見たりしないと決意する

  • 詳細レビューは後日。

  • 8/7

  • 結構影響を受けました。確か「日進月歩」ではなくて「秒進分歩」の時代の到来と、そしてその為の経営変革(破壊)について書かれていたと思うのですが…。
    哀しき哉、記憶力が時の流れに押し流されて行く…。

  • この著作は10年以上前に書かれたものだが、本文の中には現代の日本社会にも当てはまる箇所が多数存在する。分かっているけど行動できない人はこの著書を読んで刺激を受けてみましょう。とてもワクワクする経営書です。

  • 『クレージーな時代には、クレージーな組織が必要』と過激な経営論を唱える、アメリカの経営コンサルタント、トム・ピーターズの本。
    10年前の本だが、ビジネスの世界では、確かにこの本の書かれている方向(有能なビジネスマンによるタスクフォース的なネットワーク型組織)に進んでいる感触はあるが、この本で書かれているところまで、広く一般的に行き着くかは、特に日本でそれが起こるかは疑問。
    こういった考え方がアメリカでは受け入れられているということを知るといった意味では、読む価値はあると思う。

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