パソコン創世記

著者 :
  • 阪急コミュニケーションズ
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484942292

作品紹介・あらすじ

二人の天才、ビル・ゲイツと西和彦。そしてマイクロソフト、DEC、アップル、NEC、富士通…20世紀最大・最高の情報ツールを巡る人と企業の合従連衡。書き下ろしドキュメント1200枚。

感想・レビュー・書評

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  • 何の役に立つのかわからない、マイコン・キットの時代から、完成品としてパソコンが売られるようになる時代までの大きな流れが語られている本です。
    日本のパソコンの歴史にスポットが当たっているのが、この本の最大の特徴ですね。

  • 日本電気はなぜ、PC-9801で80年代の日本市場を完全に制覇できたのか。TK-80の商品化に端を発し、PC-8001/8801/6001などの開発にまつわる裏話となぜこのようなラインアップや機能となって商品化されたのか。PC-100はなぜ失敗したのか。マイクロソフトはいかにして、Windowsによる決定的な成功を収めたのか。ビル・ゲイツがアルテア上でBASICを開発したことによるパソコン時代の幕開けから、これらパソコン創世記に勝利を収めた企業に加え、ジャストシステム、Lotusなどのサードパーティーや、コンペティターたるアップル、タンデム、シャープ、三菱、東芝、富士通といった国内メーカーを巻き込んだ競争の歴史、勝者であるはずの日本電気内部の電算本流のオフコン部隊と傍流の半導体部隊という、日本電気のパソコン開発を支えた二つのグループと新日本電気という家電専門のグループ会社の抗争を軸に、アスキー、マイクロソフト代理店を立ち上げた西和彦、ビル・ゲイツ、古川享、浮川和宣、京セラの稲盛和夫、ソフトバンクの孫正義、スティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアックら、寵児たちの台頭の跡を描ききった。

  • 4484942291 460p 1994・12・21 初版

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