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- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484962108
作品紹介・あらすじ
独自の療法「森田療法」を創始して倉田百三ら多くの神経症者を救った森田正馬の苦闘と凄絶。第五回開高健賞受賞。
感想・レビュー・書評
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(1996.06.15読了)(1996.05.25購入)
わが内なる森田正馬
(「MARC」データベースより)amazon
日本医学界から黙殺されつつも独自の療法「森田療法」を創始して倉田百三ら多くの神経症者を救った名医・森田正馬。苦闘と凄絶に満ちた彼のいきざまに迫る。第5回開高健賞受賞作品。 -
20代に司馬遼太郎、30代に北杜夫、それぞれ運命的な出会いであった。
40代半ばにして、この本に出会い、この出会いもまことに運命的だと思う。
森田正馬(もりたまさたけ)の、あるがまま、やるくりしない、という考え、というか、教えに、ああ、そうなのか、それでいいのか、と安堵する気持ちを覚えた。
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内国産の森田療法をめぐるドキュメント。極度の神経症をこの治療によって克服した大正期の作家倉田百三から、森田本人を経て、森田の後継者でありながら癌で早世した岩井寛まで。一心理療法の域を超えた、死生思想として捉えられる。
著者は保守系の経済学者だが、外部とは思えぬ熱さである。
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