復活

  • 東海大学出版会
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感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784486014683

作品紹介・あらすじ

この私にして、もし《『復活』の中でトルストイが心をこめて訴えているものを一言にして述べよ》と言われたら、それは《人には人を裁く権利はない》ということを訴えているのだと答えたい。トルストイにとって、凡そ聖戦なるものが絶対に存在しないこと、換言すれば《善き人殺し》や《善き人殺しの準備》や《善き人殺しの道具》などというのは、彼にとって《乾いた水》と言うが如き名辞矛盾であることも『復活』がこれを証している。〔訳者あとがきより〕

感想・レビュー・書評

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  • たかが10日の連休で、既に何を読んだか思い出せない^^;;
    大作からぼちぼち・・・

    カチューシャ物語、です★
    今回気がついたのは、
    徹底してネフリュードフ公爵サイドの視点しかなくて、
    カチューシャの心理描写がないこと。

    メインは淪落のヒロインの身に降って沸いたシンデレラストーリー。
    (いや、きっと、それ以外のところで何かウニウニするのが通なの
    かもしらんが・・・最近何でもソッチへ持ち込む読書会管理人の
    影響か)
    ヒロインを纏綿と書き込む誘惑と闘った作者のストイックさに脱帽。

    超・個人的には、最終的に分相応な相手に逃げ込むヒロインの
    「愛情の深さ」とも「臆病さ」とも取れる行動に、人並みの情感を
    感じ取れるようになった自分にシミジミ・・・ま、女子なんでw

    「義血侠血」と比べると、トルストイと鏡花の違いが面白いかも。

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