- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784486031932
作品紹介・あらすじ
過ぎた「昭和」のあの時代、私たちは何を食べていたのだろうか。あの日、あのときの「味の記憶」は、暮らしの記憶までよみがえらせる。食べることは生きること…。この本を読めば、昭和という時代の姿と、あなた自身の「人生の歩み」が見えてくる。
感想・レビュー・書評
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2021年4月期展示本です。
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https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00233340詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
各著名人の昭和食のコラム。
自分はギリギリ昭和生まれですが、昭和に生まれただけで食の歴史は平成にある。
そのため昭和の食と言われてもピンとはこない。
そういった方は、この本を読めば昭和の食事情がわかるはず。
決して堅い文章で綴られている訳ではなく、いたってフレンドリーで読みやすい。
各著者達がどこか懐かしんで昭和の歴史を語っている点も面白い。
昭和生まれは勿論、平成生まれの方でも十二分に楽しめる内容だと思いました。 -
「望星」という月刊誌の連載コラム「あの日・あの味」のエッセイ集。昭和元年から64年までの各人の食体験が綴られています。食体験を読むことで、その頃の昭和がよみがえってくる。両親が戦争世代の私は、かなり共有できるその時代を感じることができました。なんだか食べることに感謝の気持ちを置き忘れてしまっている、昨今の風潮に反省をうながすような。。個人的には、母の作るコロッケを食べたくなりました。