諸葛孔明: 影の旋律

著者 :
  • 東京書籍
3.67
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487753123

作品紹介・あらすじ

諸葛兄弟の秘密、天下三分の計は孔明の創案にあらず等々、初めて読み解かれる影の旋律。『蜀志』諸葛亮伝の全文を掲げ、孔明の実像に迫る。索引付き。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 天才軍師と言われる諸葛孔明の実像に迫る一冊。冒頭の兄弟の謎にやられてしまった。兄瑾とは私的な場面では会わなかったと言われているがこんな解釈があるのだと目からウロコが落ちた。正史から見た孔明はとても軍事的才能や人を見る目が有るとは言えないが行政官としては特質すべきモノがあるのだと改めて感じた。逆に演義ではその孔明をここまでの天才軍師に仕立てる羅貫中の才能にも驚かされる。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1963年埼玉県生まれ、1986年一橋大学社会学部卒、毎日新聞社入社。
大阪社会部、大阪経済部を経て、2001年『週刊エコノミスト』編集部。
2003~2010年同編集次長として、主にマクロ経済、金融、ものづくり、
エネルギー分野を担当。
2012年から毎日新聞川崎支局長。持続可能な経済社会のシステム設計が研究テーマ。
著書に「なぜ巨大開発は破綻したか」(日本経済評論社、共著)がある。

「2012年 『そして「豊かさ神話」は崩壊した』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺精一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×