- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784487754540
感想・レビュー・書評
-
宇江利勝さんの本を探してて巡り合った1冊。宇江さんの他、立松和平さんなど合計6人の、日本の森や山に関するエッセイや評論を掲載した本。
乱開発に代表される極端な自然破壊には反対であるが、環境保護者の過度な活動は左翼系の政治家と連携してヒステリックになっていく傾向もあって好きではない。国土の開発には土木建築や農業林業等のビジネスが密接に連携するので、利権が絡む。利権があるところに政治が絡む。そういうのに関わるのは正直めんどくさい。
この本の中でも、ヒステリックでなく、自然について思いを巡らせることができる、そういう意味においては宇江さんの文章が一番しっくりくる。
山や森で遊ばせてもらう時、その山林に生きる生き物や山林を糧として生活する人たちがいることを十分に配慮尊重すること。できるだけその環境を維持するよう努めること。その場所での規則ルールは少々理不尽に思えても守ること。
その程度が俺にできることかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2冊
-
トチ餅おいしそう。食べたくなった
-
野外で遊ぶ趣味を持つと環境保護について考えないわけにはいかない。環境保護の問題は経済と切り離して論じることは出来ない。経済に関連して生じる問題を解決するためには政治へと行き着く。なかなか難しいッス。